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シェムリアップのキリングフィールド

投稿日:2014-06-23 更新日:

途中、コンビニに立ち寄って、

すっかり長旅でボロボロになってしまった私の服を、つるさんにつっこまれつつ、

おかさんの人生楽しみ過ぎている話を聞きつつ、

青春してるっぽい感じで、自転車二人乗りで向かいます。

 

 

いやもー、つるさん達のスピードときたら、物凄い速さ。

この炎天下を・・・(^▽^;)

おかさん「あの人、体力おかしいからね!まじで。」

 

最初はガラ悪ってびびったおかさんのドレッドも、こうして自転車の後ろに乗せてもらいながら、

暑いカンボジアの風を感じながら揺れるのを見ていると、だんだん可愛く思えてきた頃、

はるか前方を走っていたつるさん&ゆきさんが停まりました。

って、いつの間にか、ゆきさんが運転してるし! え?あのスピードは。。。?(・・;)

 

つるさん「たぶん、ここやと思うんやけどな。」

 

やっぱり、ここだよね。。。

岡村さんにアンコールワットへ連れて行ってもらっていた行き帰り、ここらへんかなと見ていたんですが、

いつも決定打にかけるような場所だったんですよね。

 

ゆきさん「でも、普通の寺やねぇ。。」

おかさん「じゃあ、今はもう寺になっちゃってるってこと?」

「うん。そうみたい。」

 

そんな感じでみんなで話していると、道端で屋台をひらいていたおばちゃんが、

そこでいいんだよというように、ジェスチャーしました。

で、自転車は見ていてあげるから、行っておいでと。

ほんっとにカンボジア人、優しい。

 

ヤマトから自転車で20分くらい。

ついに来ました。

キリングフィールド   現在は、ワット・トメイと付けられた寺院となっております。

プノンペンのトゥールスレンの虐殺博物館 の方で、ポル・ポトが起こしたジェノサイドについて書きましたが、

負の世界遺産を見て回ると決めているからには、もうひとつカンボジアでは行く必要のある場所、

あの博物館と並んで、絶対に行こうと思っていた場所がプノンペンのキリングフィールドでした。

 

でも、吐き気がするから博物館すら見るのが嫌という呉さんに、キリングフィールドも行きたいとは言えず、

結局、いつか一人で行こうと見送ったのですが、

実は、シェムリアップにもあるんですね。

 

プノンペンのキリングフィールドに比べると、とってもここは小さいらしいのですが、

それでも、ここもまぎれもないキリングフィールドだったのです。

 

その事を示す写真が飾られています。

 

裏の方にある、小部屋には、当時の生存者の証言と絵がたくさん展示してあります。

自分で穴を掘れと言われ、言われたままに穴を掘り、その前に座らされると、

後頭部を斧で殴られ、そのまま自分で掘った穴の中に倒れこんだそうです。

逆らったり、罵ったりした者は、髪を引っ張られ、のどを切られたそうです。

 

トゥールスレン同様、ここもとてもとても悲しい話ばかりが綴られていました。

そして、ちゃんと見なくてはいけない真実。

クメールルージュのジェノサイドを知っていたつるさんも、

知らなかった、ゆきさんとおかさんも、ただただ黙って見つめていました。

「さよさんに出会わなかったら、カンボジアなんて普通にアンコールワット見て終わるだけの場所だったから、知ることができて良かった。」

私の方こそ、一緒にこの感情を共有してくれる人達とここに居られて、

本当に良かったです。

 

このシェムリアップのキリングフィールドには、ちゃんと”今”もあります。

日本人が作った学校がありました。

この日は日曜日だったので、授業を見ることはできませんでしたが、

この悲しみの場所に、今が育っていることが、やっぱりとっても嬉しかったんです。

若い僧侶たちもいました。

ヤマトの下には、一生懸命仕事をして、いつも笑顔にさせてくれるドライバー達。

もちろん、ヤマトの従業員もとっても優しい人がたくさんいます。

プノンペンでも、優しくしてくれたり、笑顔で話しかけてくれたカンボジア人がたくさんいた。

 

そんな人達が居るカンボジアの未来は本当に明るいんだと思います。

まだまだ、大変な事が山ほどあっても、きっと自分達の力で、漸進的に正しくカンボジア人は進んで行けるんだと思います。

だって私は、こんなにもカンボジアが好きになった。

毎日笑って、こんなにもカンボジア人から幸せをもらったから。

私の中で、あの頭蓋骨のカンボジアの地図は、あの川はもう赤くない。

 

つるさんとおかさんは、再びアンコールワットへと旅立って行きました。

私とゆきさんは、近くにあるという博物館を目指すことにしましたが、

なんせ、ガイドブックもなく、Google mapも役に立たず。。。

近所の人達に聞いてみましたが、英語があまり通じず、

ほんとか適当か、あっちと言われる方に歩いて行ってみましたが、

果てしない道が続いているだけで、先が見えません。

正直、暑くて倒れそうです。。。(´д`lll)

 

明日の長距離移動にも差し支えるので、結局戻ることにしました。ほんっと、ひ弱になったな私。

 

でも、帰り道、なんだか賑わっているサーカスみたいな会場があったので、寄ってみました。

なんか、スポーツをやっているみたいで、凄い観客。

覗き込んで見ると。。。

 

フットサルの試合が行われているようでした。

こういうの楽しむ日曜日っていいなぁ。(´▽`)

いつまでも、こんな素朴なシェムリアップでいてほしい。

 

 

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執筆者:


  1. poko より:

    人間の・・怖さ!

    本当に・・人間はその立場に立たされると・・

    残酷で惨い・・おこないをしますね 川・ε・川

    たった一人の独裁者に命令されて・・その命令に
    背くと、自分が殺される立場の人達もいたでし
    ょうね ((o(-゛-;)

    いまの世界でただ一つの分断国家、北朝鮮も
    一人の非情な考えだけで、簡単に上層部の、
    人間でも、処刑される現実を考えると( -_-メ

    ポルポト政権の狂気に満ちた、怖さを思い知り
    ます ( ̄^ ̄)

    戦後70年の・・現在の平和ボケした、若い人達に、見て貰いたいと思います。
    たい

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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