旅日記 カンボジア シェムリアップ

最後の一日は、こんな日がいい。

投稿日:2014-06-22 更新日:

カンボジアで過ごす最後の一日です。

 

おとといも昨夜も、台湾人の知り合った人達と遊びに行っていた呉さんは、

今日一足先にドミトリーをチェックアウトして、綺麗なホテルへ移るそうです。

 

もう、私達の関係はどうしようもできないところまで来てしまっていたけれど、

朝、最後にラオスのお土産と手紙を渡しました。

こんな結果になってしまったけど、

ずっと一緒に旅をするのを楽しみにしていた気持ちに嘘はなかった事。

ごめんね。

それらを書いて伝えました。

 

「それから、最後だし、良かったら夜ごはん、みんなで行かない?」

「あー、そうだねー。わかったー。」

 

しばらくして、ドライヤーを借りに来た呉さんは、メールを送ったから読んでと言ってまた出て行きました。

パソコンを開きます。

 

私達は、本当に間違っていたと思う。

でもお互い何も悪くない。私も何も悪くない。

悪いのは、旅のスタイルが違っていた事。

実は、私はいつも一緒に旅行に行った友人に嫌われてしまう。

はっきり言われて傷ついたけど、その原因がわかって良かった。

だけど正直、それが悪いと言われるわけが分からない。

台湾人は、日本人みたいに人の心配なんてしていない。自分のやりたいことをやる。

だから、私は人に合わせられない人間なんだ。それが今わかった。

 

そんな事が書かれていました。

まだまだ思うことはたくさん。

でも、これが私と呉さんの運命だったんでしょう。

 

だけど。。。

 

もし、あなたが今でも私を友達と思うなら、私達はずっと友達だ。

 

この言葉は、私の好きだった呉さんそのものでした。

それから、今日の夜ごはんには行かない事、明日も見送りに来ない事が書かれていました。

うん。

 

しかし、今日は感傷に浸っている暇なんてありません!

なんせ最終日

私には行かなくてはいけない場所があります。

 

でもその前に、ちょっと待ち人もまだなので、再び城下町が見られるポイントでのんびり。

今日もどんなシェムリアップの日常が見られるでしょうか。( ´ー`)

 

子供達が数人、はしゃぎながら駆け足でどこかへ行きました。

気付かずにお札を落とす女の子。

そこに岡村さんトリオのドライバーがやってきてお札を拾いポケットにしまいます。

 

ありゃりゃ。。。

ゆきさん「もう、どうすることもできないよねー。」

「どの子なのかもわかんないしね。。。」

 

しかしでも、もう他人じゃないくらい仲良くなったので、あまり見たくなかったかも。。。(´・ω・`)

 

再び子供達が戻って来ました。

すると、ドライバーは立ち上がり、一人の子になんか話しかけます。

そして。。。

 

ポケットから再び拾ったお札を出して、渡してあげました!!

 

うわーん!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

ごめんなさい!勝手に猫ババしたとか思って!

ただ単に、拾って預かっておいてあげただけだったんですね!!

思わずゆきさんと二人で拍手をしてしまいました。(≧▽≦)

 

やっぱり、シェムリアップの特にヤマトのトゥクトゥクドライバーは、

私が敵とする東南アジアの悪質ドライバーなんかとは、レベルが違う。もはや、違う職業!

 

あいつ にも、

 

あいつ にも!

 

爪の垢飲ましてやりたいどころか、お前らシェムリアップで修行して来い!!

 

ほんとにいいものを見させてもらった時間でした。

こんな人がいるから、シェムリアップの未来は明るいんだってほんとに思う。

心から出会えてよかった。

 

昼過ぎ、

待ち人が到着しました。

 

ゆきさんと下へ降りていくと、つるさんとおかさんは、ちょうどごはんを食べていました。

ふたりは、アンコールワットへ朝日を観に行き、いったん帰ってきて、夕陽を観にまた夕方でかけるんだそうです。

 

自転車で、2往復。

ほんっと、タフだなぁ!尊敬!

 

つるさん「おたくらは、今日はどこ行くん?」

「今日はね、キリングフィールドに行きたいんだよね。」

つ「ああ。ポル・ポトのやろ?」

 

さすが!つるさん、かなり頭がいい人なので、熟知していた様子。

プノンペンで行けなかったけど、せめてシェムリアップのに行かなくては、

個人的にはカンボジアに来た意味がありません。

 

おかさん「何で行くの?トゥクトゥク?」

ゆきさん「いや、ここからそんなには遠くないみたいやから、自転車借りよかって言ってたんやけど」

つ「俺らが借りたとこ、もうラストやったで。」

ゆ「だよねー。そう思った!」

つ「どうするん?」

 

さ「こんな暑い中、歩いて行くしかないよねー。」

ゆ「そうそう。アンコールワットに行く道の途中にあるけど、歩くしかないよねー。」

 

つ「おたくら。。。俺らに乗せてけ言うとるん?」( ̄Д ̄;;

 

正解ー!!

さっすが!悟るのが、お早い!

 

お「まじで言ってんのー?」(^o^;)

 

と、なりましたが、なんだかんだで優しい二人は承諾してくれました。

聞き逃してなかった。昨日、アンコールワットに朝日と夕陽を観に行くって話。

ゆきさんと打ち合わせ済でした。すいません。(笑)

 

ひとまず、少し休憩させてと二人は部屋へ戻って行った後、

しばらくすると、アンコールワットから帰ってきた岡村さんが隣に座りました。

「岡村さん、今日はどこへ行ってきたの?」

岡「今日は日本。」

ゆ「まじでー。どれくらい時間かかった?」

岡「3時間。。。うきゃきゃっ。」(▽´ )

ゆ「嘘ばっかり。岡村さん、私の名前言ってみてよ。」

岡「うきゃきゃっ!」(▽´ )

ゆ「もおー!(笑)」

 

こうやって話すのも今日が最後だね。岡村さん。

初日に、乗り物系ドライバー嫌いの私に岡村さんが声をかけてくれたよね。

そのおかげで、本当に楽しく過ごせたし、色々あっても笑っていられたよ。

 

ゆ「岡村さんはさー、結婚しないの?」

岡「矢部さんは結婚してしまいましたが、私はまだです。」

 

あー、ちゃんとそういうギャグも持っているんだね。(笑)

 

岡「私は、サヨと結婚しますからー、明日。。。うきゃきゃ」

(笑)

「ほんとに、岡村さん結婚しないの?」

 

なぜか、この後に岡村さんが言った言葉が今も忘れられません。

 

岡「私は、トゥクトゥクの運転手ですから、収入がとても悪いので、女性を幸せにできません。」

東南アジアにおいて、トゥクトゥクドライバーは、トゥクトゥクを買う事は、

日本人にとっての家を買うようなものなんだと聞いたことがあります。

それくらい高いものなんだそうです。

で、一生かけてそのローンを返していくのだと。

 

うまく言えないのだけど、かと言って日本人が家を買うのとは、彼らは違う気持ちで買うのだろうと、

ましてや、真面目な岡村さんにとっては、結婚も簡単なものじゃなくて。。。

こんなに人気者で、引っ張りだこの岡村さんなのに。

それも、カンボジアなんだな。

 

実は、ヤマトでもかなりボランティアをしに来ている人がたくさんいて、

その人達に話を聞いて、私は考えが違うなと感じたことがありました。

カンボジアではボランティアをするにもお金を払わなくてはなりません。

で、昼も夜もお金を使い、二週間ボランティアをずっとしていたという女の子がいました。

「たった一回30ドルで、人を助けるっていう素敵な経験が出来ちゃうんですよ!」

と、彼女は、まさに目をキラキラさせて言いました。

 

彼女の行いはもちろん素晴らしいものであり、凄い人なんだなと感じたけど。

ただ、、、”たった”30ドルと私には思えないんですよ。

そして、お金を出してやってあげるという行為は、本当に正解なのかって。

その分、カンボジア人にやり方を教えて育てた方が、絶対カンボジア人の為になると思う。

もう、カンボジアは、そんな外国人にまかせっきりにしなくても、人は優しいし、ちゃんと道徳を持っていると思うし、独り立ちできるはず。

私はそう思う。でも、そんなのとんだ情勢知らずの言葉なのかもしれない。

 

ずっと自分の中に何気なくおかれたこの言葉が、なんだか、岡村さんの言葉と繋がって、

カンボジア問題は、やっぱり深いんだなと感じた一瞬でした。

 

さて。

つるさんとおかさんが降りてきました。

出発しますか!

 

キリング・フィールドへ。

 

ゆきさんは、つるさんの後ろへ、私はおかさんの後ろへ乗せてもらいます。

まずは、試し乗りで後ろに乗らせてもらったんですが、これがかなり怖い!(笑)

荷台がもうグラグラで、おかさんも「二人乗りなんて慣れてないよー」とふらふら運転なので、

かなり恐怖。

 

「わー!!ちょ、、、ちょっと!ちょっと!」

「あぶない!あぶない!」

傍から見ると、まるで酔っ払いのようだったことでしょう。

でもって、私達を見てたトゥクトゥクドライバー達、大爆笑!

 

おかさん「うわー、ちょっとカンボジア人達にかなり笑われてんだけどー。」

ツルさんゆきさんペアを見ても似たような感じでした。(笑)

 

こ、、、これはぁー。。

無事にキリングフィールドまで辿り着けるのだろうか。。。

 

なんて心配したのもさておき。

すぐに慣れてきました。

 

お「よし!じゃあ行くか!!」

「おー!よろしくー!!」(^O^)

 

元気にドライバー達に「いってきまーす!」と言うと、「いってらっしゃーい!」と

みんな手を振って送り出してくれました。

さぁ、カンボジア最後の一日は始まったばかりですよ。

 

 

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執筆者:


  1. poko より:

    サヨちゃんへ

    もう~最後の一日・・その一日を楽しんでね(=⌒▽⌒=)

  2. shadow)^o^( より:

    道中、いろいろ…ホントにいろいろあって(;´・`) でも へこんで落ち込んでイラツイテも♪ 進む♪前に♪ブログを読ませてもらいながら…私も日々浮いたり沈んだりを繰り返してる。 旅って 予測不可能だから素晴らしいものでもありますもんね!明日もいい日であるようにお祈りしてます(^O^)g

  3. ありんす より:

    こんにちは^ ^
    カンボジアの旅も最後ですか…

    岡村さんに会いにカンボジアに行きたくなりました~(アンコールワットじゃなくて⁉︎)
    (≧∇≦)
    旅って色々ですね~

  4. よっち- より:

    こんばんは~ついに
    呉さん完結編になっちゃいましたね。
    やっぱりお国が違えば考え方が
    違うのかな~って思ってしまいました。

    私も昔外国人の人たちと
    一緒に働いたことがあったのですが
    最後まで理解しあえなかったから
    だから私はやっぱり外国人は苦手かな~

    呉さんのことを理解してあげようとしている
    サヨさんはすごく優しい方なんだと思います。

    また私もカンボジアに行くことがあったら
    絶対岡村さんに案内してもらいたいと
    思いました。

  5. 笑顔@風船 より:

    もっと軽いかと

    最初はもっと軽い旅の話かと思ってましたが
    ついつい最後まで見てしまう深い話ばかりで
    その深い話を軽い雰囲気で読ませてしまう
    才能ですかネ?
    トテモ勉強になります(ノ゚ο゚)ノ

  6. シズねーさん より:

    そうだね

    神経ピリピリさせてるより
    気の合う人と笑顔でいたいよね。

    どんなことでも船頭は二人いらないのよ。
    そういう私は属せないタイプ 呉さんタイプかどうか
    は不明です。

  7. 小さな恋のメロディちゃん より:

    確かに

    >サヨ@女一人旅さん
    呉さんの手紙内容ですしね。
    過去…言われても、ですが、貴方は何のためにポルポトの大虐殺博物館のレポートされているんでしょうか?私が勝手に先入観で拝読していたようです。失礼いたしました。

  8. ordly より:

    気にせずに

    コメントの頭おかしい喧嘩大好き嫉妬ババアの発言は気にせず行きましょう。続き楽しみにしていますヨ。

  9. とあるバックパッカー より:

    他にも書いている方いますが、小さな恋のって人のコメントどうかと思います。
    そもそもその人がどう過ごしたかなんてケチつけても仕方ないのに。しかも、だからポルポトの話を出してくる意味もわかりません。
    災難でしたね。
    色んな旅ブログを読むのが好きなのでこういう意味わからない人のコメント見ると勝手に怒りを覚えるもので・・・・・突然の書き込み失礼しました。

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