誰もが知る国民的アニメ「サザエさん」の作者、長谷川町子さんの記念館が東京都桜新町にあります。
そこはまるで、サザエさんのアニメの世界観がそのままそこにあるような、素朴で楽しいそんなミュージアムでした。
サザエさんの町、桜新町
東急田園都市線の桜新町の駅から外に出ると、さっそくサザエさんとタラちゃんがお迎えに来てくれています。

こういうの素敵ですね。ここからもう既にサザエさんのミュージアムに来た感。まさにサザエさんの町って感じ。
ここからサザエさん通りを7分ほど歩くと、決して派手ではない静かな場所に茶色い大きな建物が見えてきます。それが長谷川町子記念館です。
そして、道の向かい側には長谷川町子美術館もあります。
美術館の方では、長谷川町子さんが集めたという絵画などの展示のほか、サザエさんやいじわるばあさんの原画なども展示されています。
長谷川町子記念館
そして、美術館の向かいに長谷川町子記念館があります。
入り口には長谷川町子さんを真ん中に、ないしょ話をするサザエさんやいじわるばあさんもいました。

決して派手な雰囲気ではないのに、小ネタが既に散りばめられていて、ここを作った人達の長谷川町子さんへの敬意や愛情が感じられます。
美術館の方は1985年に長谷川町子さんによって開館されましたが、記念館はまだ新しく2020年にできたばかり。
長谷川町子さん生誕100年を記念して造られたそうです。
館内展示室
記念館は2階建てになっています。
中にはもちろん長谷川町子さんの作品にちなんだ展示や、ちょっとした遊び心のある展示までたくさん。

2階では、長谷川町子さんについての生涯を知ることのできる展示がたくさんあり、見ていてとても楽しかったです。
サザエさんについてはもちろん普通に知っていても、長谷川町子さんの人となりについては何も知らないことばかり。
ちなみに、ここに来て初めて長谷川町子さんも海外旅が好きだったことを知りました。
旅先のお話を書いた本があるみたいなので、読んでみたい。
展示物は写真撮影禁止ゾーンもありますが、OKな場所もたくさんあります。

一階の常設展示室の入り口では、サザエさんを始めキャラクター達がお出迎えしてくれます。
余談話ですが、一緒に行った友人が教えてくれた話、タラちゃんは本来は今のいい子キャラではなく、行儀も口も悪い子供だったらしい。
そんなことも初めて知ることだらけでした。
昭和感溢れる居間。

おばあちゃんのお家を思い出すレトロ感がいい!
これはサザエさんの居間でもあるのかな?それとも長谷川町子さんのご実家でしょうか?
面白いのは、光を使って壁に落書きができるコーナー。

特殊なペンで誰でも落書きができます。

これらは一定時間が過ぎると消される仕組みになっているそうです。
それからもちろん、作品なども鑑賞できるコーナーもあります。

小さい頃から当たり前のように親しんできたアニメだけど、こうしてミュージアムに行って初めて知ったこともたくさんあるので、よりサザエさんに対しての好感度が高まるし、愛着も湧きますね。
一階のカフェで休憩
そんな長谷川町子さんの作品に改めて触れさせてもらい、色々見たあとは、一階にある喫茶店で一休みするのもいいと思います。

入り口の3人をまた違った角度から眺めながら。
ちなみにこちらのカフェでは長谷川町子さんが好きだった飲み物やお菓子が揃えられているそうです。
それから、お土産もこちらで販売されており、本なども売られています。
サザエさん公園
せっかく記念館に来たからには、ついでによって帰りたいのはここ!
その名もサザエさん公園。

記念館のすぐ脇にあります。
中にはサザエさん一家もいるし、

賑やかな声が聞こえてきそうですね。
地面にもタイルが。

桜新町自体、初めて訪れた町でしたが、初めましてにたくさん出会えて楽しかったです。
町には他にもサザエさんにちなんだものなどが販売されていたり、思わぬところにサザエさんも発見できるみたいです。
長谷川町子さん=サザエさんの面影を感じられる桜新町、サザエさん好きはゆっくり町を歩くのも楽しいと思います。
長谷川町子記念館
HP https://www.hasegawamachiko.jp/
住所 東京都世田谷区桜新町1-30-6
アクセス 東急田園都市線 桜新町駅徒歩7分
営業時間 10:00~17:30 月曜休館日

情報が古い場合もございますので、実際に行かれる際にはHP等で確認されることをお勧めします。
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