ベトナムに入ると、町の様子もラオスとはちょっと違ってきました。
教会が目に飛び込んでくるようになり、派手な看板や電気の色。
何より、目に入る看板の文字が違います。
もう意味記憶にもエピソード記憶にもならないタイ・ラオスの文字と違って、
ベトナムの文字は、意味はわからなくても、短期記憶にとどめておくには、チャンクがよくわかる文字。
なにより、人生2度目の国ってだけあって、なんか安心しました。
そしてバスは、1つ目の町へ到着。
13:00くらいでした。
おじいちゃんとドイツ人カップルは、この町で降りるので、ここでサヨナラです。
ちょっとの間、一緒にいただけなのに寂しい。。。(´・ω・`)
本当に優しくしてくれたおじいちゃんに感謝です。
それから、たくましい!本当に素敵だと思う。
いくつになっても、ひとりで新しい世界へ飛び込んでいる姿。
私も老後は、海外で過ごしたいと思っているから、たくましさに勇気をもらえるよ。
私はせめてものお礼に、ちょっとだけ知っているベトナム語を教えたんだけど、
その吸収力の速さにびっくり!
どうか、おじいちゃんのベトナム生活は、楽しいものでありますように。
旅のノウハウも教えてもらったし、この旅中盤で、こんなに素敵な出会いがあって嬉しかった。
どうかどうかお元気で。
と、感傷に浸っていましたが、
この後が、本当に長かったんです!(x_x;)
15:00頃、バスは休憩で、サービスエリア的な食堂に停まりました。
どうやら、せいいち君が調べてくれたところ、ビンという町とのことです。
食事休憩なので、ちょっと長い時間停車するのですが、やっぱりトイレ付じゃないバスの上、
何時に到着するのか不明、、、ときたら、不安だらけで食べられませんでした。。。
でも、食堂を離れて時間が経つのを待っていると、
お菓子売りのおばちゃん達が、これどう?と積極的に色々な物を売りに来ます。
ああ、この強引さ商売熱心さ、ベトナムに来たんだなーと感じます。
ベトナムの強引さは、ちょっとめんどくさい時もあるけど、無口にさせておかない国は嫌いじゃないです。
とりあえず暇なので、食堂の女の人達が集まっていたところに行ってみました。
「シンチャオー!」
みなさん「シンチャオー!!」にこにこ。(^-^)/
私、やっぱり現地の田舎のたくましい女性陣が好きなんですねー。
そこでふれあい体験をするのも、本当に好きです。
座っていたおばあちゃんが、私を見ながら何かを言ってきました。
おばあちゃんの隣にしゃがみ込んで、なあに?と聞きます。
再び、何かを話し始めるおばあちゃん。
でも、完全ベトナム語なので全然わかりません。。。(T▽T;)
なんか、ほめてくれているのはわかるんだけど。。。
「ごめんね。なあに?」と言っていると、
おばあちゃんもなんだか外国人にベトナム語で話しかけていることがおかしかったみたいで、笑い出しました。
近くにいた娘さんが、「可愛いねーって言っているの。どこから来たの?」と通訳をしてくれました。
「ああ!日本だよ。」
で、娘さんが再び、おばあちゃんへ伝えると、
「ああー!ジャパン!」と、おばあちゃんは更ににこにこ。
すると、大きな竹でたばこを吸っていたマスターらしきおじさんが、急に話に入ってきました。
「日本か!コリアンじゃないんだな?」
「日本だよ。私、コリアンじゃないよー。」
「ようこそ日本!ベトナムに来てくれてありがとう」
と。
それだけ言ってまた、奥へと消えて行きました。
そこは、だいたいチャイナと言われるところだと思うのですが、韓国人となにかありましたか?
疑問だけが残りました。(^_^;)
強引なんだけど、話すとフレンドリーなベトナム。
やっぱりちょっと安心したのでした。
いつの間にか、ほほえましく交流を見守っていたコムロが、「もう行くよー。」と言ったので、
みんなとバイバイ。
再びバスに乗り込みます。
しかし、長いな~。さすが、24時間バス。
でも、どの国も田舎はいいですな。景色もとても綺麗です。
と、景色をパシャパシャ撮りつつ、音楽を聴くのもほんとに飽きたので、
そっと音楽をとめて、隣のジェシーさんとその向こうのヨハネスの会話を盗み聞きしていました。
ジェシーさんは、フランスで生まれたそうで、職業は英語教師。
色んな国で子供たちに英語を教えてきたそうです。
で、次の国にベトナムを選ぼうかと下見に来たとのこと。
ヨハネス「日本は?日本も危険情報出てないし、いいんじゃないか?」
お、日本出てきましたね!
ジェ「日本も良いと思う。でも物価が高くてな~。」
まぁ、そうですね。。。
ジェ「今まで行った中では、中国の田舎と台湾がとても良かった。特に中国の子供たちは、可愛かった。」
へぇええええーーーーーー。(こころから)
と、どうでもいい情報まで、精緻化リハーサルできちゃうくらい、ほんっとうに暇でした。。(´・ω・`)
そんなことをしていても、再び退屈するくらい、ビンからハノイまでは長かったです。。。
結局、ハノイのバスターミナルについたのは、19:00近くでした。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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