長い旅をして、現地の人や他の国の旅人との交流はもちろん楽しいけど、
やっぱり言葉とおんなじくらい心が通じ合えて、
一緒にいるだけで安心するのは、同じ日本人と束の間過ごしている時。
とは言え、旅人にも暗黙のルール?的なものが存在してたりして、
やっぱり気を使わずにはいられないことも。。。
今日は、そんな旅先で同じ日本人と出会ったらどうしてるの?
っていうお話。
あ、私の場合、ひとりっこモード全開の集団行動できない人間なんで、
こんな奴もいるんだなー程度で読んでいただけたら。
決して、”楽しい!”だけではない長い旅。
言葉が通じなかったり、騙されたりわからないことだらけで、
心折れそうになる事も、しょっちゅうです。
そんな時、一気に心強くなるのが、同じ日本人の旅人の存在。
とは言え、私、日本人運がない方で、旅友の話を聞いてても、
出会わない方だなーとつくづく思います。
そして、やっと出会えても、なかなか話が弾むまでは難しいことも。。。
無視ってやっぱり傷付きますね
同じ日本人に出会って、無視されたこと2回、避けられたこと数回。
勉強になったことは、海外にいる日本人の旅人、誰しもが、
同じ日本人だからと言って、仲良くしたいわけじゃないってこと。
まあ、人それぞれ色んな考えがあるし、事情もあるし、仕方ないけど、
せっかく、こんな旅先で出会えた運命なのに、悲しいなーと、
外国人でも日本人でも、仲良くなれたら嬉しい私は、
いつもそのたび思います。
留学日記(移行中)にも書きましたが、
私は、語学学校初日に唯一の同じ日本人のクラスメイトから、
目の前で無視をされるという残酷な仕打ちを受けてます。
ああ。思ってみれば、あれが始まりだったなー。
私は、お気楽にも、海外とか、同国の人が少ない環境に来たら、
きっと出会った人同士って助けあったり、励まし合ったりして、
すっごい絆が生まれるんだなと思ってたんです。
うん。実際、私より先に留学した友人達の話なんかを聞くと、
そんな友情話で溢れてたし。
つり橋効果みたいに、過酷である程、同国民の絆って強まるんだ!と。
でもそれは、とんだ私の抱いてたメルヘンチックな寓話に過ぎないと、
その時、痛いほど思い知らされたんです。
で、今はそんな経験から、日本人同士だからと言って、
話しかけていいものかどうか、結構もやもや考えた末、
結局、そのまま話しかけないことも。。。
とは言え、そんな挫折で始まった留学生活も、
素敵なホストファミリーや友人のおかげで、涙でお別れするくらい、
かけがえのない思い出になったんですけど。
もちろん、貴重な日本人の友人もできました。
週に一回の、日本語を話せて会える時間が、
本当に癒しだったさなえさんとの時間。
偶然、おんなじツアーに参加して、仲良くなれた子もいたよ。
そして、ネガティブ話に戻ってしまいすみませんが、
せっかくなんで、日本人に旅先で出会った話のマイナス話を、
もういっちょ聞いてください。
2回目に無視されたのは、ヨーロッパ旅の時。
もはや、その留学の時の”彼女”的にそういう人は存在するんだって知ってたし、
嫌な思い出となって、振り回されたくなかったから、
旅ブログの中にも日記にも、書かなかった裏話です。
とある移動場所で、おんなじ日本人の女の子が困ってたんです。
でも、私は彼女とはルートが異なったから、力になってあげられなかったし、
とは言え、困っている彼女も心配で、同じ日本人だし。。
その時、ちょうど、結構そばにおんなじJAPANのパスポートを持った、
女の子がいたんで、もしその子が彼女と同じルートならって思って、
すぐさま話しかけました。
彼女が困っている内容は、すぐそばにいたから聴こえてるはずだし。
でも、話しかけたその女の子は、
「何この人達」と言うような、怪訝な目で私と彼女を一瞥すると、
ぷいっとそっぽを向いて、無視。
そうか、あなたはそっちタイプの人だったかー。
留学ではなく、ただの旅先でもいるんだな、とすぐさま飲み込めたけど、
彼女は、もはやそんな冷たさと不安に泣きだしてしまうしで、
そりゃ、旅先では自由だけれども、ちょっとくらい同じ日本人なんだから、
なんて思った私は、また身勝手な考えなのでしょうかね。
でも、お金が絡むような事ではなかったし、あれは心配過ぎたから、
おんなじ女性ならちょっとは同情してよとは思いました。
あとは、そういう感じで、日本人と絡むのが嫌な人も一定数はいるようで、
とあるトラブルの時に、偶然そこに居合わせても、
私じゃない外国人に、わざわざ違う言語で違う人に話しかけてる女の人もいたし。
あとは、二人旅の女の子がいたから話しかけたら、
もう片方の子が嫌だったようで、あからさまに避けられたから、
それ以上は、離れるようにしたりとか。(^_^;)
日本を飛び出してもなお、女性同士って複雑ですねー。
とは言え、これって旅先で出会う、欧米人同士もそんなことあるようで、
ラオスのスローボードで出会った、ラフィーナも似たこと愚痴ってたな。
っていうことがあったんで、旅先で出会う日本人には、
話しかけてもいいかどうか、ちょっとどきどきしちゃいます。
そんなこんなで、話しかけたいけど、話しかけて平気かなと迷いまくって、
思いきって話しかけたら、すっごくフレンドリーに接してくれた、
ボリビア、ラパスの宿で一緒だった関西の二人旅女子もいました。
もう、すっごい話してくれて安心したよー。
唯一、一緒になれた夜明けツアーで。車2台分だから大人数。
彼女達とは、結局ウユニで再会出来たけど、ツアーも別だったし、
その後は、そんなに話せなかったんだけど、
いつかまたどこかの町で出会いたい。出会える気がするし!
ウユニ塩湖ツアーは、日本人しかいませんでした。
でも、日本人だらけでも、集団でも、ウユニ塩湖ツアーは楽しかった!
あれは絶対、ウユニ塩湖っていう場所の力だと思う。
他にも、とあるドミで偶然同室になって、
第一印象で絶対向こう側の人だって決め付けて、
一線を引いて接してたら、いっぱい話しかけてくれた子もいたなー。
こういう時、なかなかの惜しい事をしたなと本気で思う。
食事くらい行きたかったのに。絶対向こうも探ってたんだろうと。
ほんと、難しい。考え過ぎなきゃいいんだろうけど。
あとは、相手が集団の時。
これは絶対、私には話しかけらんないやつ!(笑)
一人旅と集団では、まずノリが絶対違うし、これは日本人に限らず。
飛び込んだら飛び込んだで楽しいとも思うんですけど、
いかんせん、気を使い過ぎて疲れちゃうから。
せめてこんな風に、個々が集まって集団になったツアーが限界の、
はみ出し者です。。。
なので、私の旅ブログは、あんまり集団でワイワイは少ないです。
日本人宿、どんな感じ?
完全日本人宿のドミトリーに泊まった事って、
数えるくらいしかないんですけど、
一人旅同士ならわりとすぐに仲良くなれました。
チェンマイのソンテウ事件で、→ ソンテオには注意
すっかりテンション下がってたけど、日本人宿で癒されました。
結局は、その時居た人達の相性もあるかなって思うんですけど、
傷付いた旅人には、本当に日本の生活みたいな束の間の時間は、
すっかり次の国へ進むためのパワーを与えてくれたんですよ。
楽しかったトラックの荷台に乗っての移動
みんなでごはんに行けてシェアできるのは、やっぱり日本人宿ならでは。
カンボジアのシェムリアップで、環境最悪なドミトリーに居たけど、
やっぱりそこにもいっろんな日本人女子がいて、
熱い情熱を持ってそこに居る人、
友達同士でなんとなく来た人、
(やっぱり居た)日本人と絡むつもりはないけど、安かったから仕方なくいるって人、
あとは、最高にこの人、気も合うし好きだなって思える子にも出会えた。
だから私は、時々は日本人宿で癒されたいです。
旅先で出会う日本人男子
東南アジア旅をしている時は、
日本人との出会い運がないと思いながらも、
なんだかんだ移動時に出会う事が多かった、日本人男子。
あ、もちろん、一人旅、または二人旅までの人にしか話しかけられませんけど。
バックパッカーでは、女一人旅よりもダントツでやっぱり、
男の人の方が多いから、その分出会う事も多いです。
たぶんだけど、男子の方が話しかけて無視って人はいないから、
話しかけるハードルも低いので、躊躇なく話しかけてます。
あ、本当は嫌だったんだよって人いたら、スイマセン。
とは言え、これもタイミングとかなんだかんだで、
話しかける機会もなく、すれ違うだけで終わる人、
挨拶だけで終わる人も、たくさんいました。
逆に、向こうから話しかけてくれる人も。
束の間、一緒に過ごせた人達もいて、特に感じるのは、
普通に日本で出会う事のない人だなーってのをいつも思っています。
ってのも、変わった職業の人が多い気がする。
面白い職業をしている人、多いんです。
もちろん、学生も多かったし、それですら、
その大学の人と知り合う確率って、日本でただいるだけだったら、
0%に近いよなーと本気で思う。
旅先で出会って、恋に落ちて。。。って、すっごい素敵だと思うけど、
残念ながら?(笑)私には、そんな事もなく、
ただ楽しい時間を過ごして、じゃあ次は、日本でねー、
はたまた世界のどこかでねーってお別れしてって感じです。
でも基本、今まで出会った日本人男子は、優しい人が多くて、
特に移動で一緒だと心強いし、たくさん助けてもらったなーと思います。
この人、今も探してます。アユタヤのヒロシさん
いつか、探し出せますように。
一番、へんてこで自由人で、面白職業で、
でも何度も再会して、面白かったのはこの人。
他にもたくさんの日本人男子には、親切にしてもらって助かりました。
そして、東南アジアで出会う日本人男子は、
みーんな明るくて、楽しそうでした。
旅のパイセン
日本人男子との束の間の出会いがある一方で、
時々あるのが、日本人の年上の親世代の方たちとの出会い。
そんな出会いは、結構、心配されての出会いが多くて、
例えば、バス停でバイタクに宿に連れてってもらおうとしてる時、
街角とかで、ガイドブックとか地図とかを眺めている時、
大丈夫?って話しかけてもらいました。
あなたが娘だったら、一人旅なんて考えられないわーってのを、
何度も言われたけど。
やっぱり気にかけて心配してくれるのは、同じ日本人同士だからですよね。
ありがたいです。
ミャンマーで出会ったバックパッカーのパイセンの足
話してみると、これまた、すっごい職業をされている方だったり、
もう親世代以上の方なのにエネルギッシュで、こっちがパワーをもらえたり、
こういう人が上司だったら、会社も楽しかっただろうなと、
いつも思わせてくれました。
そんなかっこいい、パイセン達にしてもらった親切は、
いつか絶対、私も旅先で若い子達に返して行きたいなと、
そんな事を考えています。
日本人との出会い運がない方ではありますが、
それでもやっぱり、同国の人との旅先での出会いは印象的で、
どの出会いも宝物だと思っています。
今回の記事をまとめると、
無視されちゃったり、迷惑に思われちゃう事もあるけど、
やっぱり同じ日本人同士だって、異国での出会いは素晴らしい。
そして、海外でだからこそ出会えた人がたくさん!って感じですかね。
とにかく、旅先での出会いは旅からのプレゼントなんで、
その一緒に居られる時間を大切にしないとです。
もうちょい、躊躇しないで話しかけようかなー。←楽観的
そんな私は、実際はどうなのかと言うと。。。
もう、大歓迎です!!
もし世界のどこかで見かけたら、迷わず話しかけてください。
その時は、一緒にごはんでも食べましょう!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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