世界で出会ったこんな物

世界で出会った守護獣 2

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世界で出会った狛犬シリーズ、日本編東南アジア編に引き続き、

更に西、それから、その先で出会った守護獣特集です。

ネパールの守護獣

ネパールにもお寺が多いし、そしてその門前や所々で、やっぱりちゃんと守護獣に出会いました。

場所:カトマンズ スワヤンブナート

まずは、カトマンズの世界遺産、スワヤンブナート。

ネパールで一番古い寺です。歴史を感じさせるような象。

別にピカピカしてなくても、こんな風に自然のままの姿も素敵だと思う。

これらの動物は、神様の乗り物だったり、神の遣いだったりするそうです。

色は褪せているようでも、朽ちたり欠けたりしていないし、ちゃんと、守護獣として祀られているんだなぁと思います。

でも、ネパールのこんな所が好きだったりする。

 

続いてこちらは、獅子かな?繊細な感じで立派ですね。

場所:ポカラ バラヒ寺院

小さな祠だけど、凄く立派なんですよ。

だから、この入口を守る守護獣も、凄くこだわって造られている感じがします。

火を吐いているのか、かっこよくもあるけれど、やっぱり丸っこくて可愛い。

 

そして、信仰深い国ネパールでは、寺院だけではなくて、街中を歩いていても、多々出会います。

これ、何の動物なのかなぁ。

手前のは完全にわからないけど、奥の子は獅子?

でも犬にしか見えなくて本当に可愛い。

ここは、本当に街中に普通にある小さな祠なので、この可愛らしい子達はとてもこの場所に似合っていると思います。

 

こちらは、ガネーシャ像なので、もはや守護獣ではなく神様なのですが、これも普通に、こんな風に街の一角にある木の根元などに置かれています。

さりげなく置かれていても、かっこいいですね!

 

ネパールと言えば、とにかくティカと呼ばれる赤い粉。

ネパール人がおでこにつけているあの赤マルもそうですが、あの粉の赤があらゆるところを染めていて、どんな像も部分的に赤い感じなのが、ああネパールならではだなぁと思います。

 

インドの守護獣

もはや、像とかでもないただの牛じゃんって話なんですけど。

インドでは不思議と、沢山の神様とかはいるにせよ、像とかにはあんまり出会わなかったなぁーと。

お隣のネパールとは、大きな違いと言うか。

牛は、神聖な神の遣いなので、街中の野良牛にも危害を加えてはいけない、ってのは、有名な話ですが、まさにインドの人にとっては、生きている守護獣なんでしょうね。

ドイツ ベルリンのバディーベア

ベルリンの街を歩くと、あちこちで出会います。

もちろん、獅子犬的な感じでもないし、目的はあるにせよ、オブジェ的な感じだけど、存在感があって、街を守っているようにも感じたので。

色んな服で、色んな顔で、どの子も個性があって可愛いです。

 

ハンガリー ブダペストのセーチェーニ鎖橋のライオン像

立派なライオン像です。本当に迫力満点。

近くで見ると、その大きさに圧倒されます。

 

このライオン像は、あえて舌を目立つように造らなかったことから、作者がそれを馬鹿にされ、ドナウ川に身を投げたと言う話があるそうで。

こんなに立派でかっこいいライオン像にそんな昔話があったなんて、びっくりしてしまう程です。

でも、こうして作者の方の分まで、内戦や戦争を乗り越えて、時代をずっと生き続けてきたんだね。

 

こちらは蛇を踏みつけているのが、かっこいい!

 

でもこれらのライオン像の役割は、アジアの狛犬獅子犬なんかと同じような考えなのかな。

ヨーロッパではあんまり、動物に守ってもらおう的な考えがないようにも感じたけど。

ドラゴンとかは、救世主ではなく、悪い事をしていた扱いの国もあるし。

 

それでも芸術の国々が並んでいるだけあって、守護的な意味合いを含めていなくても、そこにいるだけで凄くいい!と感じてしまうのです。

 

サクラダファミリア、ガウディのトカゲ。

モザイク可愛い。

 

ポーランド クラクフのドラゴン

ヴァヴェル城のドラゴン。

こちらは、悪い事をしていたのに、なぜか現在では像や街のシンボルになって、崇められている的な不思議な扱いの守護獣です。

まぁ、最初はそんなに興味がなかったのに、最終日には、ぬいぐるみを買って帰ってしまったと言う。

私もすっかりドラゴンの魔法にかけられてしまった1人です。

 

ボリビアの守護獣

南米でもあまり、守護獣的な扱いを持ってそうな物には出会えなかったけど、強いて言うなら、アルパカやリャマかな?

時々、こんな風に名所の入り口なんかにオブジェとしていて、なんだか可愛らしかったのです。

ウユニ塩湖でも。

実際に、アルパカなんかの毛を使って造られたお土産物も多いし、彼らは、ボリビアの人達のある意味、守護獣なのかなとも思います。

威圧的に立っている物ばかりが、守護ではないのだし。

 

ペルーの守護獣

これまた、動物ではありません。

クスコ王国の9代目皇帝、パチャクテク像です。

これが本当に、あらゆるところで見かけて。しかも大きくて立派でした。

足元に犬がいるように見える。

これらのパチャクテク像が、街を見降ろし守っているようにも見えたのです。

 

”守っている”という役割を込めて造られた物なのか、わからないけど、結局、どの国にも街にも、色んな守護獣的な存在がいるなぁと思います。

もちろん、私の旅にも。

愛犬ハルコとさくらの遺髪を入れてあるキーホルダー。

これをお供に、いつも色んな街を一緒に散歩している気持ちでいます。

一人旅だけど、一人旅じゃない。

そんな心強さもくれる私の守護獣です。

守護獣って、きっと誰にでもいるのかも!!

 

 

 

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