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アンデスのミイラの少女に会いに行く

投稿日:2017-06-29 更新日:

ウユニ塩湖の塩にやられて以来、急遽ウユニの町で民族パンツを買って、

ずっとそれを履いて旅してるゴロー丸ですが、

思いもよらず、アルゼンチンが都会過ぎて、恥ずかしくなったようです。

 

ゴ「なんかさ、結構見られるんだよね。ダサいからかなぁ?」

さ「そんなもんでしょ。アジア人全くいないし。珍しいんじゃない?」

ゴ「いや、このズボンが変でみんな見てるんだよ。」

さ「いや、その顔じゃん?」

ゴ「え?」( ̄Д ̄;)




 

このおしゃれな町、サルタを民族パンツで歩いちゃうゴロー丸。

元のズボンをランドリーサービスに出そうと思って行ったんだけど、

できあがりは明日じゃないと無理って言われて、諦めました。

まぁ、買いますか。サルタには、おしゃれ服屋もいっぱいあることだし。

 

ところで、サルタには悪趣味な私の興味を掻き立ててやまない場所があるのですよ!

アンデス山脈で、見つかった少女のミイラが展示されている博物館があるのです!

ここまで、それなりに素敵旅をしてきたけれども、ここに来て私の旅の通常運転に戻りますか。

 

こりゃもう、ロープウェイには乗らずとも、ミイラを見ずにはこの町を立ち去れません。

 

ってことで、やってきました。

7月9日広場に面した建物の中にあります。

 

考古学博物館

↑ここは、入口なんですが、博物館と言ったって、わかりやすい建物や看板があるわけでもなく、

ファストフード店やレストランがある建物に並んで、ふつうーにあるだけだから、

あれ?これかなって思ってしまう入口ですが、ここから入ります。

そして、お金はなぜかここで払うわけではなく、2階。

 

しかしねー、地球の歩き方に書いてある情報だと、入場料は、70ペソ。

だけど実際は、これ!!130ペソ!倍の料金。

アルゼンチンに入ってから、地球の歩き方の情報、何一つ正しくないから、要注意ですね。

入場料を払うのに並んでいたら、同じ時計をしてる人を見つけて、すかさず話しかけるゴロー丸。


ゴ「へへっ。セイムセイム!!」

男性「おー。ナイスだ!でもそれ、1時間遅れてるぜ。ここ、リオタイムだから気をつけろよ!

 

ナイスガイ!!教えてくれてありがとう。

ゴロー丸、時間直して!!

ちなみに私は、腕時計アレルギーなんで、腕時計つけられません。どうでもいい情報。

 

中は、そんなに広くなくて、入場のパンフレットなどもないし、説明書きもスペイン語メイン。

 

ほんのちょっとの展示物の英語説明に頼るしかないのですが、

古代インカ帝国の歴史について、インカの人々が使っていた物が展示されています。

 

で、メインは、当時、生贄として、神へ捧げられた子供のミイラです。

 

一応、このミイラの女の子については、本で読んだことがあるので、

見つかった足跡などについては知っているのです。


それらは、1999年に約7000m近いアンデス火山の頂上で見つかったそうです。

 

そんな標高の高い場所で見つかったため、保存状態もとても良く、

まさに今も眠っているような姿だったとのことです。

 

そして、生贄といえども、当時は、神に捧げる生贄という役目に選ばれることは、とても高貴なことで、

美しい少女が選ばれるのはもちろん、

実際の生贄となるまでも、1年の準備期間をかけて栄養価の高い食事や、 

当時は貴重だったコカの葉やアルコールなどを大量に与えられたそうです。

 

まさしく生贄となる直前には、それらは顕著に量を増やされていたそうで、 

儀式当日は、意識が朦朧とした状態で、神に捧げられたと見られ、 

少女の苦痛もたぶんそんなになかったのではないか、 

との見方が、少女の髪からの成分の研究により、明らかにされているそうです。

 

なんだか、日本の即身仏とも似ていますね。→生きたまま仏になるってどういうこと

 

見つかった子供の生贄は、全部で3体。

それらが、定期的に入れ替わりで展示されています。

 

で、その3体それぞれにおいても、大きな写真付きで、解説などが展示されているのですが、

男の子なんて、足を縛られていたし、 

子供たちの口の中からは、噛みかけのコカの葉まで見つかっているし、

本で読んだ、頭がい骨は割れていたとか言う事実からすると、

現在と当時の考え方じゃ、とんだ差はあるにせよ、 

”穏やかな顔をしてまるで眠っているようだ”というキャッチコピー的な取り繕いは、

空虚な言葉にしか聞こえませんね。

 

生贄にされるなんて、神様なんて、それはそれは、恐怖でしかなかったことだろうなと。

 

で、その発見においても、それはそれは壮絶なものだったらしいです。

何せ、標高7000m近い場所なんて言ったら、登山するだけでも精一杯どころか命がけの世界です。

 


みなさまにも、お見せしたいのですが、何せ撮影禁止の上、パンフレットもないので、

中の様子は伝えきれません。

  

なので、ウィキペディアからお借りした写真を載せておきます。

photo by wikipedia

もちろん、当時の人々や本人の壮絶さを思うと、だだーっとまた言葉をとめどなく綴ってしまうくらい深いんだけど、

そんな古い歴史を、知れることは、とてもとても貴重な体験であると思います。

 

サルタの町に来て、良かったなーって出来事がまた一つ増えた。

 

メッセージが残せるノートがあったので、めくってみると、

日本語はおろか、中国語もハングルさえも見つけられませんでした。

 

なので、せっかくなので書くことにしました。

 

そしたら、

 

ゴ「そんなこと書くなよ!恥ずかしい!」


イラッ!!(-“”-;)

さ「こっちこそ恥ずかしいよ!こんなおしゃれな町で、そんな浮かれた民族パンツ履いちゃってさ!!

ゴ!(´Д`;)「恥ずかしいって思ってたの。。。?」

 

 

そして、ゴロー丸は、速攻で、普通のパンツを買いに、お店へと直行したのでした。

 

 

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執筆者:


  1. シズねー より:

    人類の歴史とでも言うんでしょうか
    日本にも人柱があるし
    望んでならまだしも
    そうでないなら
    なんとも・・・
    おばちゃん叫んでしまう
    「可哀想に」
    そんな一言で片付けられない
    承知の上で

  2. うしおクローバー* より:

    ( ̄ー ̄)ニヤリ

    サヨさんらしい内容の記事ですね♪
    もちろん、毎回楽しいですけどね。

    遠い国や、違う時代の人のことを考えるのは、興味深いですね。

    …今、隣にいる人との考え方の違いも面白いけど(笑)

    あ、ちなみに私も腕時計しない派です。

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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