旅日記 カンボジア アンコールワット

罪を洗い流してくれる沼

投稿日:2014-06-18 更新日:

岡村さんのトゥクトゥクは、更に走り、

また新しい遺跡に到着しました。

 

なんかお祭りみたいな音楽が流れていて、

※音楽の正体は、地雷で足などを失った方達が楽器を演奏しているのです。

 アンコール遺跡群の周りには、そのような人達がたくさんいました。

 

ただの道が続いていて、

ここは遺跡じゃないのかなって思う場所に到着しました。

岡村さん「ここをまっすぐ歩いていってくださいね~。」

 

 

あ、この道の奥に遺跡があるんですね!

なんか、なんか、、、こんな道の先にある遺跡なんて、

どんな遺跡なんだろう!!

この感じ、好きかもっ!!(´▽`)

 

なんて、浮かれて歩いて行くと。。。

 

道が進むにつれ、なんでだろう、

その浮足立った心をかき消される空気にさらされました。

 

ほんとにどうしてだろう。

 

周りの景色が、フロドとサムがゴラムに連れられて通った、

死の沼に似ているからなのかな。。。

ちょっと楽しみってよりも、怖い感じすらする。

なぜだか、話しかけられても笑えない気持ちになってしまったのです。

 

そんな中、到着したのは、、、

ニャック・ポアン寺院

ここは見ての通り、お堀に囲まれている寺院で、

中央の方には、神馬”ヴァラーハ”の像が祀られています。

その昔、大勢の人々を体にしがみつかせ、

天高く駆け上がり救ったそうです。

そんな神話があるから、急に笑えなくなったのかなぁ。。。

 

なんだか、もやもやした気持ちの正体がわからないまま歩いていると、

この寺院の説明が書かれた看板がありました。

それを読んで、理由がわかりました。

 

あの沼は罪人の犯した罪を洗い流してくれる沼だったのです。

この汚れた水面に浮かぶのは、人々の罪なんだね。。。

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

<sponsored link>







-旅日記, カンボジア, アンコールワット

執筆者:


  1. シズねーさん より:

    サヨさんて

    感が強い?

    私は「あ感」の「かん」で鈍いから
    きっと何にも感じないわ。
    スルーしちゃうなあ

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
カンボジアの子供達を想う気持ちはおんなじ
NEXT
アンコール遺跡めぐりラスト!プリアカン遺跡

関連記事

祭りのあとのような帰り道

そろそろ帰りの電車の時間になったので、駅へ向かいます。  マチュピチュ村の駅では待合室があるので、そこで電車の到着を待つこともできます。     で、椅子に座ったら、私が好きな、南米の民族楽…

続きを読む

語学学校の授業

今日も一段と寒い!朝なんて、息が白いくらい。5月が秋で、寒くなっていくなんて、ちっともイメージできなかったけど、確実にニュージーランドの秋が深まっているのがわかる。日本は今、すっかり暑くなり始めているんだろうな。

ひとつだけハノイでやり残したことがあった

今日は再び、新しい街へ移動の日です。 次の街、フエへと夜行バスを待ちます。   ハノイ、満喫したなー。 Hanoi Hostelのドミトリーも、使えるシャワーとトイレが各1しかないってことを…

続きを読む

それでもプラスに出会える留学

朝から、サウトとの言い合いに始まり、とんだ偏見のせいで、その後も嫌な思いばかりしていたけど、でも、いいことがひとつありました。クラス替えで気持ちも一新して頑張れそうです。

ワットポーの寝仏さん

ワンランを出て、再び水上船に乗って、向かうはターティアンという駅です。   バンコクへ来たら、これを見なければ! ってことで、寝仏を観に、ワットポーへ向かいます。 午後からは、明るくGo! …

続きを読む

クスコへ向かうCrus del Sur

お母さん、私は今、ペルーのリマにいます。 長いようであっという間だった、この南米旅も、いよいよ最後の国となりました。   正直、ものすっごくまだまだ足りないって思うくらい、南米の居心地が最高…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link