旅日記 タイ バンコク

世界は同じ時間を生きていた

投稿日:2014-06-28 更新日:

夕方18:00頃、だんだん見覚えのある景色が広がり、カオサンへ到着しました。


ああ。。。帰って来たんだ。。。

ほんとに素直な感想でした。

 

 

しかし、バンコク、夜だからってのもあるけど涼しい。

やっぱ、カンボジアは暑過ぎたよ。

 

とにかく、地獄の国境越えでくたくただし、

大好きなタイフードのにおいぷんぷんでお腹はぐーぐー鳴ってるし、

さっさと今日泊まる宿にチェックインして、今日は早めに休みたい。( ´ー`)

 

ゆきさんはほんとはこのままアユタヤへ向かう予定でしたが、

やっぱり地獄の国境越えの疲れのせいで、バンコクで一泊することに。

で、同じゲストハウスに泊まることになりました。

 

もう、シェムリアップのヤマトの女子ドミのサウナ状態の部屋に7日間、

お互い良く耐えた!

 

ってことで、私はシングルルームをさっさと数日前に予約してありました。

今回はAgodaで探しました。

カオサンで安いエアコン付きの部屋を。

でもAgodaの地図、またしてもよくわからず!!

 

若干さまよいましたが、なんとか見つけました。

今日のホテル、Lucky House。

一泊900円くらいだったかなー。

カオサンへも歩いてすぐだし、エアコンがついていて、

ホットシャワーのバストイレ室内付きなので、

条件はなかなかでしたが、泊まってみた感想、別におすすめしない です。

 

ベッドがもう、担架なのか?ってくらい質素なものがポツンと置かれていたのと、

なんかねー、受付のお姉さんがありえないくらい感じ悪かったんですよ。

 

まぁ、ほんとに私も今夜は涼しく過ごせればそれでいいので。

どうせ一泊だけだし。

 

なんて、割りきったけど、ゴ○さんチョロチョロ歩きまわってて、

ほんとに良くない宿でしたけどね。。。

 

とにかく、荷物を置いたら、やることがあります!!ゆっくりしていられません。

それは、次の町への足確保です。

そう。ずっと呼ばれて呼ばれて仕方のなかった町、

パーイへ行きます。

 

パーイはタイ北部にあるとっても小さなマイナーな町。

だけど、そんな町に私が呼ばれていた理由は、後からわかりました。

ああ。私はここに来るために、この出来事に出会うために旅に出たんだ。

そう思いました。

 

とりあえず、もう帰国まで残り日数は限られています。

一日たりとも、無駄にできません!(`・ω・´)ゞ

 

バスでパーイへ行くためには、まずはチェンマイまで行き、

そこから更に乗り換える必要があります。

なので、明日の夜行バスでチェンマイまで行ってしまいたい。

 

前回は、色んな町を経由してチェンマイへ行ったので、

バンコクからのバスの相場がいまいちわかりません。

でも、旅中で出会った人達何人かの話をまとめると、600B~800B

私もそのくらいの値段で探したいとこ。では、探しにGO!!

 

一件目に行ったツアー会社は、宿のほぼ向かいにあって、

スムージー屋台とくっついていました。

店員のお姉さんは優しくてすっごくいい感じ。

そこに聞いてみることに。

 

チェンマイ行きの夜行を聞いてみると、なんと450B=1400円くらい

 

はい。けって~い!!(^▽^)

 

なんか、スムーズに1件目で納得いく価格が見つかるなんて、幸先いいぞ。

パーイ。ほんとに呼ばれている気がする!!

 

さあ、とんとん拍子にやること終わっちゃったんで、

夜ごはんに行きましょ!ゆきさん!!

お互い、今日最初のごはんだねぇ。

 

ってことで、ほんっとうに久々の屋台のパッタイを食べました。

麺の太さは好きなやつを選べます。20B=60円くらい

この注文すると、ささーっと作ってくれる感じがいいよねぇ。東南アジアは。

 

あー。やっぱりタイのごはんはおいしい。安心感があるよ。

ゆきさんは、初めてのタイ。屋台のパッタイも。

カンボジアでパートナーが変わり、

こうして初めて会った誰かと一緒にこの景色を見ていて、

このかけがえのない時間を過ごしているなんて。

今夜は一人になるはずだったのに、誰かとごはん食べられるなんて。

 

カオサンの真ん中の屋台で、椅子に座りながら辺りを見回します。

向かいのバーでは、男の人が私が好きな曲、

”Wild World”を弾き語りで歌っていました。私が好きなのは、Mr.Bigがカバーしたバージョン。

 

「かんぱーい!おつかれー。」

ゆきさんと小さく二人だけでペットボトルの水で乾杯をしました。

 

あの初々しい気持ちで、ここを後にした日から本当に色んな事があった。

私が見てきた世界は荒れてはいなかったけれど、

 Baby baby It’s not wild world~

みんな、一生懸命に生きていた気がするよ。

ラオスの子供達や若い僧侶たち。気さくな人から、不機嫌なおばちゃん。

ベトナムのたくましいおばちゃんやおばあちゃん達。

悲しい取り残された日常も見たけど、それでも、必死に生きていた。

カンボジアでは、もっとリアルに知った。

だけど、カンボジアも然り。

人々は外国人に優しく、いつも笑ってた。

 

そして、このバンコク、カオサンの、実は前衛的なのかもしれない、この空気。

みんな、ずーっとおんなじ時間を生きているんだね。

 

ここから進みだして、ぜーんぶ、陸路で移動して、今日再び帰って来ました。

戻って来られるのかなっていう不安はなくて、

今日までただ前にだけ進んできた気がする。

 

なんだか、大好きな映画ロード・オブ・ザ・リングのワンシーンを思い出しました。

ホビット庄に帰ってきたフロド達が、

緑竜館で人知れず4人だけで乾杯をするシーンです。

 

私が冒険をしてきたなんて、ここにいる人達は誰も知らないんだ。

だけど、確かに、一周したんだな、帰って来たんだな。

心から感慨深くここを発った日を思い出し、浸っていました。

まあ、私はフロド達みたいに世界は救ってませんけどね。

 

それから、ほんっとうに恋しかった、

心待ちにしてたタイのスムージーももちろん飲みました。

やっぱ世界一!!(>▽<)

 

さて。旅が終わったような雰囲気を醸し出していますが、

さらっと書いた通り、まだ旅は少し続きます。

なので、もう少し旅日記にお付き合いくださると嬉しいです。

起きたことをそのまんま書いていますので

、感情に突っ走って馬鹿なことだらけですが、

どうか、笑ってやってください。

そして、もう少し一緒に旅をしてください。

 

さあ、明日は再びタイを北上します。

帰国までのルートはまだぼんやり、だけどもう突き進むのみです!

ってことで、寝ましょう。

やっぱり担架みたいなベッド。寝返り打てない。

寝ぼけて落ちないようにしないとなぁ。

 

 

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-旅日記, タイ, バンコク

執筆者:


  1. アイカ より:

    いいね*\(^o^)/*

    お初です。 (^○^)

    ありがとう。*\(^o^)/*

    ブログ楽しみにしとる(((o(*゚▽゚*)o)))ばい

    気を付けて楽しんでね。

  2. KENJI丸 より:

    一人旅♪

    大変そうですね><

    いろいろあって可哀想なくらい泣

    俺は一人旅できないな(笑)

  3. 自然派 より:

    はじめてコメントします。
    何かイキイキしておられますね、ブログ楽しみに拝見してます、治安に気を付けてくださいね。
    ブログを読むと元気が出ますね、ありがとうございます。
    頑張ってくださいね!

  4. あーちゃん より:

    呼ばれた感覚

    やっぱり、呼ばれた感覚は、本物でしたね☆

    「ずっと呼ばれて呼ばれて仕方のなかった町、
    パーイへ行きます。

    パーイはタイ北部にあるとっても小さなマイナーな町。

    だけど、そんな町に私が呼ばれていた理由は、後からわかりました。」

    呼ばれた感覚に素直に従ってみた結果……

    とっても楽しみにしていますよ♪

    では、次の更新まで「パーイ」(笑)

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Sayo

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