旅日記 香港

夜の重慶大厦を紹介

投稿日:2018-04-21 更新日:

ヴィクトリアピークからの眺めも綺麗だったけど、フェリーに乗りながら見渡す香港の夜もまた、味があると思うのです。




 

香港ももう残りわずか。

移動も少なくなって来たし、オクトパスカードにチャージしても仕方ないので、尖沙咀までの帰りのフェリーは、初めて切符を買うことにしました。

フェリーターミナルの入場ゲートの前に自動券売機があります。

買い方は簡単。特にスターフェリーは、尖沙咀までなので迷うこともありません。

切符は、こんな感じのコイン。

台湾なんかと一緒ですね。上海もこれだったかなぁ?

スターフェリーって乗客は、226人乗れるんですって!!

そんな満員になったことって今まであったんでしょうかねぇ?気になる。

 

あ、小話なんですけど、ヴィクトリアピークからの帰りのバスは、2階席の一番前をゲットしました!!

しかし、揺れが激し過ぎて後ろでは、体調不良者が出るくらい運転の荒さと山道のぐねぐねがひどかったです。一番前の席と言えどもしかりで、結局写真は一枚も撮れずに終わりました。

 

でも、降りる時にちょっとしたいいことがあって、

今まで他の国で女一人旅だからとか外国人だからとかで、お先にどうぞって言ってもらえることが多かったのですが、香港で順番を譲られたことがなかったんです。

まあ、大都会だし、東京でも別にそんな紳士的な人なんて滅多にいないんですけど。

むしろ欧米系の人に優しくされたりするけど。

 

2階席から降りるのに、みんなそそくさと列を作っちゃうんで、最後でいいやって思って見送ってたら、男の子が僕の前に入りなよって入れてくれたんです。

もう、それだけで心の中の世界イケメン男子ランキングで香港の順位は急上昇!!

香港人じゃなかったかもしれないけど。

 

ゴロー丸含め、たぶん男性にはどうでもいい話なんでしょうけど、女としてはそういう小さな優しさでも嬉しくて、忘れないように書いておこうと思った次第であります。

優しくしてもらった一位は、不動のカンボジア。貧しいって言われてても心が綺麗っていいですよねー。

意外に、そんなに人が明るくないなって思ったポーランドでも、優しい男子が多かった思い出です。

 

あ、イケメン論を語ってみると言うどうでもいい話に、大まかにそれました。

 

ヴィクトリアピークを出てから、尖沙咀に到着した時には、すでに夜の10時を過ぎていました。

お腹空いたー。なんか食べたい。

残り僅かの日々、香港グルメを食べまくるのです!!

 

香港は、かなり夜遅くまでお店が開いているのがいいですね。

 

今日、入ったお店はここ。

香港仔

このお店、メニューも種類豊富だけど、お客さんもかなり入っていて賑わっていました。

(もはや)今日のワンタン麺。

香港に来てから、お店で食べる時は必ずワンタン麺を食べてきたので、私の体は今ワンタン麺で出来ていると思う。

ひとまず、日本に帰ってワンタン麺ロスにならないように、麺をどこかで買いこんで行きたいところですね。

 

ゴロー丸が食べたいと言った、ローストダック乗せごはん。

 

そして点心メニューの、小籠包と珍珠雞(チャンチューガイ:粽)

粽は、もち米でしっかり味がついていて、中には色んな具がたっぷり。

シリラートでおばあちゃんから買って、感動した時のあの粽に良く似ていました。

しかし、明らかに食べ過ぎです。

 

ゴロー丸がおもむろに、

「中国語も勉強したら?」と言いました。

 

ゴ「だって、一人旅の時、中国辺りを旅するのに中国語話せた方がいいでしょ?」

 

そりゃそうだ。

話せることに越したことはない。

しかし、何ヶ国語の言語取得が私の中で中途半端に止まっているんだろう。。。(-_-;)

ポーランド語から始まり、韓国語、ベトナム語、そしてこないだつくづく思った南米諸国でのスペイン語。。。どこもすでに旅しちゃったしな。

英語すら上級英語取得はいつになることやらだし。。。

 

ゴ「だってさぁ、そんなんで一人の時どうすんの?」

は?(´・ω・`)

ゴ「チェックインの時もこのお店の注文も俺がいなかったらサヨなんて、うろたえてたでしょ。」

何を言ってるんだこいつは。

 

そもそも話を蒸返すけど、ゴロー丸はあれだけ大学の専攻が中国語だったから、チャイナ圏はまかせろと見栄を張っていたのです。

それが初日のあのハプニングに始まり。。 → あのハプニング

それに旅に出る前、ゴロー丸は下調べにも協力しなかったので、そりゃもうその分、現地で活躍してくれるんでしょうよと、なまぬるーく見守ってきたのです。

ここまでの香港旅で、ゴロー丸の中国語聞いたことないけどな。

初日も結局は、ロシア人のイケメン君が決めたとこあるしな。

 

「御心配なく。いつも一人旅の時は、もっと本気出してるから。」

ゴ「でも中国語教室通いなよ。あ、なんだったら中国語教えてあげようか?」

 

どのくちが言っているんだ。いったいこやつは。

次の二人旅はもっと、英語も通じない中国のド田舎にするかな。

 

と、そんなゴロー丸ですが、南米旅の時も思ったけど、現地でのコミュニケーション能力はなかなか。

ここでも、粽のおいしさに感動したゴロー丸は帰り際、テーブルを片づけているおばちゃんに、「粽おいしかった!!(日本語)」

おばちゃん、忙しい中いきなり変な外国人に話しかけられて訝しげ。適当に返事して片づけ続行。

しかし、なおもしつこくおばちゃんに絡むゴロー丸。

ゴ「これ、べりーないす!!」親指立てる。

おばちゃん、やっと気付いて、ああ。粽ね。

ゴ「そーそー。べりーないす!!」もう一回、親指立てる。

おばちゃん、思わず笑い出しちゃって、嬉しそうに急ににこにこ。可愛らしい笑顔。

本気で美味しくて感動したから、どうしても感動を伝えたかったようです。

 

こういうとこは、凄いと思う。一人旅の時、ときどき英語を話せないって言ってるけど、カタコトとコミュ力でガンガン馴染みに行く人に何人か出会ってきたけど、本当にそれって言語習得よりも一番大切なんだと思う。

たぶん、自分からコミュニケーションを取りに行くことって、勇気も大事なんだけど、恥も大事なのかなと思う。

無視されちゃったり、勘違いしてたりなんてこともあるわけで。

でも、恥をかいても、ガンガン交流をしにいくことは、絶対自分の糧になる。

 

そして、ゴロー丸のそんなところを見るたび、新米バックパッカーの頃は自分も頑張って色んな人に絡みにいってたのになーと、今の自分を反省するのです。

 

そして、その後は再びゴロー丸が絶対に食べたいと言ったお店を見つけ、買いました。

許留山(ホイラウサン)のマンゴースムージー。

マンゴーの果肉もたっぷり入って、アイスまで乗っているマンゴースムージーなのです。

ゴロー丸はマンゴーだけの。私は、マンゴーとアロエのゼリーが入ってるやつをチョイス。

 

実はゴロー丸が香港に来る前から今も、ずーっと言っていたことがあるのです。

「これさあ、北山君が飲んでた!」

「あの店、北山君が行ってた。(だから行きたい)」

「このごはん、北山君がたのんでた。(だからたのむ)」

どうやら、来る前にキスマイの番組で香港に来ているのを見たらしくて、もうずーっとその話ばっかりしているのです。

 

そんなに北山君ラブだったの初めて知ったし。私はキスマイよくわかんない。

とりあえず、ゴロー丸は同じジュースが飲めて嬉しいらしいですが、これほんとに美味しかったです。デザート代わりですね。ボリューム凄いけど。

 

そういえば、重慶大厦の中の奥にあるリトルインディアの紹介がまだでしたね。

こんな感じです。

もう夜なので、お店はほとんど閉まっちゃってるんですけど、それでも宿の勧誘だったり、ニセモノのトケイアルヨーの声掛けだったり、インド人はこんな夜中でも元気。

私はやっぱり、こんな感じのところが好きだなぁ。

インドカレーを始め、インド料理、サモサなんかも売られているので、お腹いっぱいじゃなければ食べたかったけど。

とりあえず今は香港にいて、ワンタン麺ラブなんで買う機会はありませんでした。

でも、レストランで食べ損ねたら、ここはお持ち帰りにもしてくれるのでいいかも!

あー。

やっぱり、私はこっちの方が落ち着く。

 

インド、楽しかったなー。ほんとに。

そんなインド話もそのうち。

 

ひとまず、宿へ戻って明日の準備。

明日は、香港を出て新しい国へ行きます!

 

 

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Sayo

バックパッカー。
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