旅日記 ネパール カトマンズ

ネパールの懐かしい時間が沁みこんでくる

投稿日:2019-03-27 更新日:

もはや、変な人ってくらい、一人でニヤニヤが止まらないのです。

 

カトマンズのトリブバン国際空港、雲が多い中、無事飛行機は着陸しました。

まずは、飛行機から降りてバスで運ばれます。 

ちょうど前に立っていたスウェーデン人のお兄さんが、

私がニタニタしてるからか、話しかけてくれました。

 

「ネパールは、初めてなの?」

「ううん。2回目。前回はちょっとしか居なかったから、楽しみなの!」

 

なぜか、旅先で北欧の人とは縁があるみたいで、

何度も訪れる「どこから来たの?」のちょっとした会話を話しかけたり、話しかけられたり、

結構な割合で、北欧率が高いのです。

 

でも、こういうちょっとした会話ができるのも、やっぱり一人旅ならではですね。

どんどん一人旅の感覚を思い出しています。

 

早目に降ろされて、空港内に入るまでちょっと歩くのですが、

目に飛び込む景色が、いちいちなんだかほっとするような感じで、

やっと2回目の国の醍醐味を感じさせてくれます。 

あんなに何度も行き来したはずのバンコクでは、味わえなかった気持ち。

 

2年前は、発つ時すでに暗かったからあまりちゃんと景色は見てはいなかったけれど、

だけど確かに、こんな空気だった。

 

特に、空港内に入ると、どんどん”こんな感じだった”が甦って来て、

既に万感の想い!! 

一人だけど、寂しさなんて全くない、すっごくすっごくわくわくするし、明るい気持ち。

新米バックパッカーのきらきらを、すっかり失ってしまったと思っていたけれど、

あの頃を思い出すような、そんな気持ちが全身から溢れます。

 

やっぱり、呼ばれるべくして呼び戻されたと言うか、

歓迎されている気がするよ。ネパール。

綺麗なヒマラヤは、まだ見えなかったけど。

 

ネパールの空港職員さん達は、フレンドリーな人が多かったです。

ところで、ネパール入国にはビザが必要で、2年前は陸路入国でとんだ災難に遭いましたが、

ネパール陸路入国でインドの呪い  

 

今回は、空路入国なので、ビザ取得の下準備はしっかりしてきました!

もう、本当にすいすいです。

*ネパールビザ取得については、こちら参照→ ネパールツーリストビザの申請はネットで簡単  

 

この用意してきた申請書を窓口に提出したら、もう取得完了です! 

「オオージャパン!コニチハ!!ネパールに来るのは初めて?」

「ううん。2回目です。2年前に来たよ。」

「あなたは、ネパールが好きですね。アリガト」

 

ってな感じで、楽しーく無事入国できました。

 

そうそう。2年前に来た時から、パスポートが新しくなってしまったので、

記録は残ってないんですけどね。

ネパールは、もちろん大好きです!!

 

ここでも再度書きますが、ビザ代は、日本円で言われるけどドル払いの方がお得ですからね!!

 

と、あの頃の私をなぐさめたくなるくらい、すんなり入国出来たんですけど、

この後がちょっと大変でした。

 

トリブバン空港では、預け入れ荷物を受け取る前になぜか手荷物の検査があります。

で、その荷物検査を行っている場所が、なんか狭い通路に無理やり設置してるんで、

もう大渋滞。

 

そこに行くのに階段降りて行くんですけど、もはや階段まで人がぎゅうぎゅうで。

なのに、荷物検査は、1人づつしか通されず、でもってもちろん並ばない感覚の人達だから、

もう椅子取りゲーム状態と言うか、まずその手前の場所に行くまでも大変。

いきなり、外国人やらネパール人やらにぎゅうぎゅうに揉まれながら、

結局ここで時間かかってしまいました。

 

実は、今回は早く外に出なくちゃいけない理由があったのです。

 

預け入れ手に持つ場所に行くと、ちょうど流れてきたタイミングで、

係員さんがひょいっと取って渡してくれました。

 

サンキュー。

あ、あれ?ネパール語のありがとうってなんだったっけ???

復習不足。

(ちなみにダンニャワードです。)

 

さあ、やっと空港の外に出られるぞ!!

 

出口で空港員さんが、

「ホテルは予約してあるの?町まで乗り物使うかい?」と聞いてくれたので、

予約してあって、ここまで迎えに来てくれてるはずと言うと、

一緒に送迎の人を探してくれました。

 

私の名前、言ってないけど

「いたよ!彼だよ!」と言って、すぐに私の名前を持った人を見つけてくれました。

日本名はわかりやすいのかな?

 

手を振ってみると、向こうも振り返してくれて、確実にあの人だとわかりました。

空港員さん、ありがとう!

ああ、まだヒンドゥー語のありがとうが思い出せない。

 

送迎には、オーナーとドライバーと従業員の方、3人で来てくれていました。

彼は、プラカードを掲げていてくれてた従業員さん。

本当は、空港からバスで街に向かおうと思ってたんだけど、

一週間前にメールをくれて、空港まで迎えに行くよと言ってくれたので、

素直に甘えることにしたのです。

 

「俺が、メールしたんだぜ!」と、なぜか得意気なオーナー。(訳あって写真は載せません。事情はのちのち)

 

でも、この3人でジャパンからの客を迎えに来てくれていたというのが、なんかすっごい嬉しくて、

帰ってきたくて仕方のなかった、

私の2年前の忘れ物を探しに来たネパール旅が始まったなと思いました。

 

見覚えのある景色、大渋滞の道、荒い運転、道を歩いているたくさんのネパール人。

全部、変わってなくて、やっぱりもうずーーーっとニヤニヤが止まりません。

 

「あれは、○○だよ。そして、あれは、○○」

「あの人は、お仕事してるんだよ。」

 

うんうん。知ってるー!!♡

 

「だって、2年前に来たから!覚えてる。あそこは、パシュパティナートだよね?」

「そうだよ。お寺だよ。」

 

もう、2回目のネパールが、早くもこんなにも幸せな気持ちをくれるなんて、思いもしなかったよ。

変わらないのは、凄く愛しい。

あ!ネパールでありがとうって何て言うんだっけ?

「ダンニャワード。」

ああー!そうだ。思い出した!

「ようこそは、アプカスワガットヘィ」

んー、でも、外国人の私は、それは使わないかなー。

 

そしていくつかのヒンドゥー語を教えてもらいました。

難しくてすぐ忘れそうだけど、この旅でたくさん使えるくらい、

現地の人との交流がありますように。

 

そして、だんだんお土産屋さんが多くなってきて、

「もう、ここはタメル?」

「そうだよ、ホテルももうすぐ。」

無事にカトマンズでお世話になる宿に到着しました。

 

ぜんっぜん、疲れなんて吹っ飛んだーってくらい、アドレナリンでまくりで体力ばっちし。

街歩きが楽しみです!!

 

 

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-旅日記, ネパール, カトマンズ

執筆者:


  1. アルセーヌ より:

    こんばんは♪
    サヨさんはネパールは本当にうれしそうですね!
    北欧の人はアジア諸国が好きなんでしょうか。
    ところで、タミル語はどの国ですか?

  2. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    ネパールは外国の人welcomeなんだね (^∇^)
    こんなに皆が親切にしてくれるとますます好きになっちゃうかな
    このワクワクが旅の醍醐味ですね~

  3. senor-dan より:

    週末に友達のネパール人が来てネパールの話をしてくれました。行ったこと無いけど懐かしい感じがします。

  4. まじょ より:

    いつも楽しく読ませていただいています!

    私も去年、ネパールに行ったので、写真を見ながらそのときのことを思い出してニヤニヤしてしまいました(笑)
    読んでいてこっちまでワクワク気分が伝わってきます♪
    また行きたくなってきました~ネパール♡

  5. ジョークおじさんタケシ(団塊世代) より:

    いやいや、実に、何というか…
    ネパール好きが文章からも伝わってきます
    不思議だけど、よほど性に合っているんで
    しょう

comment

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バックパッカー。
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