旅日記 アルゼンチン 長距離バス

旅先ではいつも自分の生き方を肯定したい

投稿日:2017-06-19 更新日:

いつしか再びウトウトして、再び目を覚ますと、 

バスは、ウマワカ渓谷の辺りを走っていました。 

ウマワカ渓谷は、アルゼンチンのフフイと言うところにある渓谷です。

この辺りもまだ、標高2000メートル。


まだまだ高山地帯です。

 

小さな村なんかもあって、アルゼンチンの高山に暮らす人の生活もちょっとだけ、

垣間見ることができます。





これは、牧場かな?可愛い!

 

バスターミナルだと思うんだけど、変わってる!!

 

サボテンダーの大量出現再び!

 

見上げてもサボテン!!


 

ボス出現!!

かなり巨大!!

 

あれは、勝てない。。。 

 

と、こんな景色も楽しい!!

 

フフイ、通るなんて思わなかったから、かなりラッキーだったよ!!

 

ちなみに、ウユニ塩湖ツアーの車の中で、いとくんとしょうくんが、音楽をかけていて、

真っ白い世界の中をひたすら進んでいきながら、

スピーカーからは、ミスチルの”and I love you”が流れてきて、みんな口ずさんでいたのが、印象的で、

この先、この曲を聴いたら、この時間を思い出すんだろうなって思っていたんだけど、

ちょうどこの時、ウォークマンから、ミスチルの”足音”が流れて来たんで、

ひとり、旅について想いを馳せるモードに入ります。

 

ここで、長距離バスの車窓から、

恒例のひとりごとを呟かせてください。

 

 

本当に旅って、素晴らしいな。

 

世界って広くて、たくさんのプラスをくれる。

 

南米を旅するって言ったら、そりゃもう頭おかしいんじゃないのかくらいの勢いで、

猛激怒して大反対してきた人が居て、

 

心配してるっていうメガネをかけて、

私を一切信用していないくせに、

何もかも海外へ行く方が悪いってことにされて、  

私のことを嫌いって言えない言葉の代わりに、私の宝物の旅を全否定されて 

悔しいなぁって思ったんだけど。

 

人それぞれ、幸せを感じることがあって、私は自分の旅にそれを見出していて、 

それを阻止されるってことが今までなかったから、凄く茫々たる気持ちにすらなった。

  

でも、基本を守って安全に旅して、運良くまだ危険な目に遭っていないだけかもしれないけれど、 

日本での無差別なんかと一緒で、運悪いことを抜かして、 

イメージだけで、行かない判断をするのは、もったいないことな気がして。

 

こんな素敵な景色を、経験を、

 

何も起こらない日は、一日としてなくて、

 

ここにこなければ経験することも出会うこともなかった。

  

単純に言うなら、世界は、凄くいいものだ。

 

それでも、自分の判断で行かないという答を出すならまだしも、 

他人に世界を阻められるなんて、私はごめんだ。

 

自分に対してだけじゃなく、誰かにもそんなことをする人がいるのなら、

クソくらえって言ってやる!

  

自分の人生、誰のものでもない。 

誰かに選ばれることなんてないんだ。

全部、自分で選んでいるんだから。

 

私が旅に出たいと思う限り、私の旅は、私のものだ。

 

 

 

と、思ってることを書きなぐったら、

はー!すっきりしたー。

笑顔で旅は、続けたい!!

さて。このバスでも、小さな出会いがありました。

 

しばらくして、再び停まった停留所から乗り込んできた、ベリーショートのヘアスタイルに華やかなタンクトップ、

足が長くて、スタイル抜群のかっこいいお姉さま。

 

横の席に座ったので、話をしてみたら、なんと私の第二の故郷でもある、ニュージーランド人でした。

休暇を利用して来たんだって。 

アルゼンチンは、何回か来てるらしい。

 

いいなぁー。ニュージーからなら来やすいよねぇ。

 

だけどやっぱり、目的地は違って、お姉さまもまたルカと同じように、

サルタからは、ブエノスアイレスへ向かうとのことでした。

 

おい!がっかりすんな!ゴロー丸!!

 


しかし、

 

うーん。みんなブエノスアイレス行くなぁ。

そりゃ、アルゼンチンって言ったら、そっち行くかぁ。

ブエノスアイレス、南米のパリって呼ばれてるところ。

パリかぁ。うーん、興味ないなぁ。。。

 

窓の外には、相変わらず、大自然が続きます。

 

こんな、綺麗で広くて、穏やかな大地を見てると、戦争してる国があるなんて、

馬鹿じゃないのって思うくらいです。

 

ところで、バスは、到着予定時刻を、すでに過ぎてしまっています。

ニュージー人のお姉さまも、「ねえ、サルタって通り過ぎたりしてないわよね?」って、

訝しげに聞いてきたくらいです。

そして、お姉さまもまた先を急ぐらしくて、かなりイライラしていました。

 

また、その後から乗り込んできた、欧米系のおじさんも、バス停でかなり待たされたみたい。


特に渋滞も、事故もなかったかけど、何回もあったポリスの抜き打ち検査が、時間とってたからねー。

 


町に入ると、凄く気になったのは、電線にからまる、マリモみたいなやつ。

 

マリモにも似てるし、まっくろくろすけの緑バージョンにも見える。

これ、鳥の巣とかでもなく、風で種が飛んできて電線にからまって、

そこでそのまま育ってる草なんだって!!

  

なんだか凄い生命力を感じますね!!

 

そして、色んな事を考えたり、見たりした、ラキアカからの長距離バス、 

出発してから、9時間くらい。

 

夕方16時過ぎ、到着予定時刻を遥かに遅れて、バスは、終点サルタの街へ到着しました!

 

しかし、移動はまだ続きます。このサルタが目的地ではないのです。

 

まだまだ東へ!!


うまくバス、乗り継げるのでしょうか。。。

 

急げー!!!

 

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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執筆者:


  1. ハム子 より:

    応援してます

    とても更新を楽しみにしてます

    世の中には 本当に 沢山の人がいて
    同じぐらい
    沢山の 言語が あり
    沢山の 思想が あります

    何が 絶対 正しいとは
    半世紀 生きてきても
    言い切れませんが
    あなたの 旅は
    あなたの 人生を 豊かにしてくれていると
    私は かなりの 確立で
    確信しております

    どうか 道中
    気を付けて

    あなたの 無事を
    極東の島国の 一(いち)おばさんは
    願っております

  2. ラッテ より:

    危険

    私もロシアに行った時 テロを心配する友達に反対されたけど、結果行って良かったです。
    単身赴任の旦那様は帰って来ちゃったし、私も病気になったりと、思えば最初で最期のチャンスでした。
    これならも心の思うままに旅して下さい。
    無事で楽しい時間を過ごせる事をお祈りしています。

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Sayo

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