旅日記 国境 タイ バンコク ネパール カトマンズ

バンコクからカトマンズへ!

投稿日:2019-03-25 更新日:

ドンムアン空港での空港泊。

安全そうな場所を見つけて眠りについたものの、やっぱりタイは、やかましかったです。

 

ちょうどベンチの横に窓があって、何度も目覚めては夜がまだ明けてないことを確認して、

再び眠りに落ちるを繰り返しました。

気がつけば、近くにも見える範囲にもたくさんの空港泊の人達が、

おんなじようにベンチで眠っていました。

でも、この場所にして正解でした。トイレもすぐそばにあるし、飛行機の案内モニタもあるし、

何より24時間開いてるオフィスがあって安心だったし。

 

そして、今回もやっぱりちょっと重いなと思って、躊躇してしまったトラベルシーツには、

本当に早速助けられました。

ドンムアン空港もやっぱり、エアコン効いてて寒かったです。

 

洗面所で歯磨きと洗顔したら、さすがにまだフライトにも早すぎかと思っていたけど、

チェックインの案内が出ていたので、行ってみることにしました。

中国語でカトマンズって、加徳満都って書くんですね。

自分の苗字の漢字が入っているだけで、好きな国だと更に高感度アップ!!

 

っていうどうでもいい小さな幸せ。

 

バンコクからカトマンズまで、お世話になるフライトは、ライオンエアです。

大元は、インドネシアの航空会社ですが、タイ・ライオンエアができたので、

列記としたタイの航空会社。

 

ドンムアン空港でのカウンターは、8カウンターでした。

入場口が、プレミアムエコノミーって書いてあるところしかなくて、

普通のエコノミーは別なのかと思ったけど、入場口が他になかったから、

係員に聞いてみたら、普通にプレミアムエコノミーの入場口でいいそうで、わかりにくっっ!!

 

ちなみに、カウンターで預け入れ荷物にシールは貼ってもらうけど、

預け入れ場所は別にあって、自分で預ける仕組みです。

 

さて。

バックパックを預けてしまったら、ほんとすっきりです。

とは言え、ふらふらしようにも、今回の旅でまだまだ何回もこの空港に戻ってくるのだと思うと、

ちっともふらふらする気になりませんが、早朝でもお店が開いていていいですね。

 

爆買い!?それとも荷物番???すっごい荷物。 

と、そんな人間観察をしていても退屈なので、さっさと出国しよっと。

 

すんなりと出国の全部の手続きをし、お土産物屋さんなんかを見るけど、

せっかく早くチェックイン、出国できたのに、相変わらず旅の序盤は、

お土産も買えないので時間余りまくりですー。

 

ちなみに母からのお土産リクエストで、

インドで買って帰ったアーユルヴェーダのバームが凄く良かったとのことで、

また買って来てと言われてたんですけど、タイ版のバームもちょうど売ってたので、

買わないけど試してたら、おもむろに寄って来た欧米人の男性が、

バームを塗ってみた私の手をとって匂いを嗅ぐと、しかめっ面をしました。

ちょ、私の手が臭いみたいじゃん!!

なんて失礼なっ。

カトマンズ行きの搭乗ゲートは綺麗だけど、やっぱり何にもない。

でも飛行機を見るのが、なんとなく楽しいです。

 

私が乗る飛行機は、あの子かなー? 

で、今日は乗らないのですが、タイでは、今後の移動で乗ることになる飛行機があって、

飛行機嫌いの私が珍しく乗るのを楽しみにしている飛行機があるのです。

それは、同じくタイのLCC航空会社の飛行機、ノックエアちゃん!

思わず、ちゃん付けで呼びたくなっちゃうような、すっごくキュートな子。

 

この子です! 

飛行機全体に鳥のように絵が描かれているユニークでキュートすぎる子です。

トーイングカーに引っ張られてると、まさにお散歩させられてるみたいで可愛い!!

 

ボーディング・ブリッジが取り付けられていると、内緒話を聞いているみたいに見えるし、 

表面から見ると、大きなくちばしと、目の部分の窓がサングラスしてるみたいで、(飛ぶ時まぶしいからかな?)

ほんとに鳥みたいで可愛い!!

 

あ、サングラス、お掃除されてます。 

どうせ飛行機嫌いだけど乗るなら、楽しい飛行機に乗りたい!

 

とりあえず、今回の旅はとびとびの国を旅するので、

フライト検索してた時に初めてノックエアちゃんの存在を知って、

なんだこりゃ!可愛い!!ってなったのでした。

 

もう、実際に今日見るのが楽しみだったよ。

ちなみに色んなカラーの子がいました。

 

と、しばしノックエアちゃんにテンションあがってましたが、それにしてもこの時間は退屈すぎる。

 

窓の外を見ながら思います。

やっぱり私は旅に慣れ過ぎてしまったんじゃないかと。

ネパールに行くのに今、ちっともわくわくしないのは、寝不足もあるのかな。

昨日セブンで買ったパイを食べてみたけど、

あんまり美味しくなくてすぐに食べるのをやめてバックにしまいました。

 

私の旅は、移動が多いから、

お腹がすいたタイミングと、食べようって思うタイミングがなかなかうまく合いません。

だから、旅の最初の頃は、どんどん痩せて行ってしまうのですが、(願ったりではありますが)

最後の方、しっかり挽回してます。(笑)

 

とは言え、あんまり海外で普通の物を食べて、美味しくないだなんてこともそんなに思わないんだけど。

やっぱり心がなんか上向きじゃないのかな。

 

ひとまず、日本で買ってきたチョコレートを一粒。 

やっぱり日本のお菓子は美味しいなぁーって思う。

ちなみにLCCだから何も出ないと思って、水も買っておきました。

水35バーツ(121円くらい)、空港価格で高いなぁって思うけど。

バーツのレートも以前旅した時より上がってる。

 

そして、フライトは搭乗時間がまたしても遅れて、出発予定時刻にやっと搭乗開始されました。

30分遅れで出発です。

 

Lion Air機内。 

恒例の、無事に届けてねのおまじないをして。

 

飛行機は古いのか、かなりガタガタしてて、飛び立つ時も怖かったです。

あいにく私の席は窓側じゃなかったんですけど、隣の席のイケメンフランス人の親子は、

しばらくして後ろの方の座席の奥さんのそばに移動して行きました。

 

通路に行く時、立ち上がろうとしたら、座ってていいよと言って、

ひょいと長い脚で私をまたいで行きました。

イケメンの上に、脚が長いなんて得だね~。

 

あ、そんなことより、見事、窓側の席確保できましたね!!

 

今は、ミャンマーの辺りかな。

ずーっと長い川が続いているのが見えます。

エーヤワディー川かなぁって思うけど、よくわかりません。 

ふふふ。待ってろよー。ミャンマー。

 

しばらくして、なんと出ないと思っていた機内食(軽食)と水が配られました!

ライオンエアー素敵!! 

水はとんでもなくぬるかったので、買って来て良かったなと思ったけど、

でも、まだ旅も先が長いので、必需品の水をもらえるのは嬉しいです。

 

そして、このスナックがすっごいおいしかったのです! 

チーズきのこパイだったんですけど、ちゃんとあったかくて、

はっきり言って、この旅で初めて美味しい物をやっと食べた気がしました。

 

配られたネパールへの入国カードも記入し終わってしまえば、

バンコク ― カトマンズの3時間のフライトはのんびりです。

 

機内なんで、特に大きな出来事は起きたりはしないけれども、

遠くを飛んでいる飛行機から、飛行機雲が見えて、真横から見る飛行機雲だーって感動したり、 

時折見かけるけど、前の座席に頭突きするように寝ている人を観察したり、

(椅子すっごい倒してくることがないから、こういう人が前にいるとラッキーって思う) 

わざわざ私の座ってた通路側の席に移動してきたアジア系のおじちゃんが居て、

おじちゃん眠ってしまったんだけど、そうしているうちにトイレに行きたくなって、

おじちゃんをわざわざ起こす羽目に。

その席に移動してこなきゃ、起こされることもなかったのにー、

って勝手ながらすみませんって思ったけど、

おじちゃん、ニコニコしながらごめんなーってどいてくれて、ますます申し訳ない気持ちに。

でも、こういういい人に出会えるとちょっと得した気分。

 

私も長い脚、欲しいっす!!

 

居酒屋並にうるさい後ろの座席のどこかの国のおばちゃん達が、集団でトイレに行こうとして、

前の座席を腕をまわしてつかんで、私の頭にエルボーして来て、

しかも気付かずに謝りもしなかったことに、すんっっごいイラッとして、

ほんっと動きが雑な人達だと思いました。

 

旅友の言ってた、日本人の仕草は、

あの人達みたいに野蛮じゃなくて可愛いからいいって言葉を思い出して、

早速日本人の気遣いの所作について思い知らされたりしたり。

 

そんな風に過ごしていました。

一人旅だと、小さな出来事でも、色んな感情になるような事があるなぁって感じます。

 

そうこうしているうちに、眼下に再び景色が拡がり始めます。

ヒマラヤ山脈です! 

2年前に来た時は、カトマンズから飛び立った時間が暗かったから、

景色なんて何も覚えてないけれど、

今回のネパールは、この窓から見えるヒマラヤを楽しみにしていました。

 

エベレストも見えるって聞いてたんですけど、見えるのは右側座席。

ちょうどいい!!なんてラッキーな。

と、山肌に見とれるのと同時に、飛行機もかなり揺れます。

 

エベレストエリアは風が強いから、シートベルトをしっかり締めてくださいと言うアナウンスが、

何度も流れます。

 

窓の外の景色は素敵で、この目的地の国を見下ろすのはとてもわくわくする。

でも、この揺れ揺れの飛行機、ほんっとうにほんっとうにこれが大嫌いなんだよー、

と、心の中で混ぜ混ぜの気持ちになりながら、

結局、やや曇り気味だったし、すぐに雲の中に入ってしまい、

残念ながらエベレストはおろか、雪をかぶったヒマラヤも見えず、ちょっと残念。

 

それどころか、以前ネパールに居た同じ日本語教師仲間が言ってた、

ネパールの飛行機の恐怖話と、気がつけばこの靄の景色が同じ環境になってる気がして、

もはや、とにかく早く無事にカトマンズ着いてと、神に祈る状態でした。

(国内線のパイロットが、靄で見えないから適当に着陸したら墜落したとか言うひっどい話)

 

それでもドキドキしながらも、

首が痛くなるくらい、窓の外を見て、必死に山が見えてくるのを靄の中に探しました。

再び、靄が消え始めて景色が姿を現すと、すっかりカトマンズの都会が見えていました。

山は結局見えなかったけど、もうすでに、なんだか懐かしくて愛しくて、顔がにやけます。

 

普段の行いが悪いとエベレストが見られないって言う言い伝えみたいなのがあるらしいけど、

ひとまずネパールにいる間に、白いヒマラヤ山脈が見えるといいなぁー。

 

そして無事に飛行機は、カトマンズのトリブバン空港に到着したのです。

ネパール、ただいまー!!!

オンボロだったけど、ライオンエアちゃん、よく頑張った!ありがとー。

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

<sponsored link>







-旅日記, 国境, タイ, バンコク, ネパール, カトマンズ

執筆者:


  1. アルセーヌ より:

    こんにちは♪
    サヨさん、アーユルベーダのバームは、タイガーバームなんかと比べ物になりませんよね笑?
    サヨさんの記事写真はいつも素晴らしいけど、ヒマラヤのをスクショさせてもらいました。
    そちら方面のエアラインはハイジャックに気をつけてくださいね。

  2. ポカラ より:

    カトマンズからバンコクまで何回かフライトしたけど
    地上の景色は何時間見続けても飽きないね。

  3. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    飛行機が嫌いって言ってたけど、今回は楽しんでるみたい (^∇^)
    どうせなら楽しんだ方がいいもんね!!
    てかこの飛行機のラッピング可愛いね~
    日本の航空会社もこれくらいの遊び心が欲しい (≧▽≦)

    エベレストと雪のヒマラヤが見れなかったのは残念!!
    でもきれいな景色ですね

  4. senor-dan より:

    大阪のおばちゃんとか結構....

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
バンコク ドンムアン空港でのFree WiFiと旅に出る時のおすすめアプリ
NEXT
ネパールの懐かしい時間が沁みこんでくる

関連記事

ニュージーランド人は自然と共存している

寝込んでいようかなと思った一日、でもパパに連れられて結局外へ飛び出してみたら、凄くまた素敵な発見と出会いがありました。ニュージーランドに来て良かったとまた思えた日。ニュージーランド人の心の広さがわかった一日。

引き続きアンコール遺跡巡り~パプーオン

さて。次なる遺跡は、、、、パプーオン寺院と思われます。 ここも引き続き、スメール山を象徴する寺院だそうで、 シヴァ女神に捧げるために建設された寺院だったそうです。 呉さんが全ての遺跡を回りたいと言って…

続きを読む

バラナシのインド人と最後まで喧嘩して、さらばインド

バラナシ初日、宿に向かうリクシャーマンに危ない宿だと大嘘つかれたけれど、 宿はとても快適で、宿の人にはお世話になりました。   バス停に向かう時間まで少し待機させてもらっていたら、 宿のオー…

続きを読む

東欧式エレベーターでパニックになる

やーーーーっと、宿に到着しました。 2回乗り換えのフライト、長過ぎた~。そして、すでに色々ありすぎた~。   宿は、駅とバスターミナルから歩いてすぐのところにあるホテル、サブマリンです。 日…

続きを読む

パパとのお出かけの土曜日

今日は、パパとの約束の日。オークランドの有名観光場所のひとつでもある、ケリータールトンズ水族館へ連れて行ってくれる日なのです。ニュージーランドの水族館、すっごく楽しみにしていました。数日前の夕食の時、久しぶりにサウトもいて、全員揃いました。パパが来週の土曜日に、3人で水族館へ行こうと言うと、サウトはそれなりに乗り気な感じで返事をしていました。しかし!やっぱり問題児は問題児です。

ペルーの色を感じて

想像を遥かに超えて大都会だったリマを、 バスで出発してすぐに、 窓の外には、こんな景色が拡がりだしました。 そうそう。 私が、イメージしてたペルーの色ってこんな感じ。   そりゃ、都心部は、…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link