旅日記 ボリビア ウユニ

白と青だけのウユニ塩湖の世界とコルチャニ村

投稿日:2017-06-02 更新日:

列車の墓場を出て、また走り、気が付けば、窓の外は、一面の白世界。

白と青しかないような世界に居ました。

もうここが、雪景色の中にいるのか、真っ白な砂浜にいるのか、いったいどこにいるのか、

時間すらここにはないんじゃないかとか、

感覚が麻痺してくるような、そんな世界の中心にいました。





 

そして、ウユニ塩湖の中にある小さな村、

コルチャニ村へと到着しました。

ここは、塩の産業をしているのはもちろん、お土産物もたくさん売られています。

もちろん、ウユニの塩も売られていますよ!

旅友達にウユニ塩湖に行くよ!と話したら、ウユニの塩、密輸してきてよと冗談で言われたのですが、

密輸しなくても、ここで、ちゃんと1ボリで買えました。笑

 

これで、オホーツクの塩と物々交換してもらえるな!

ツアー内では、お土産物屋は、ここだけしか寄らないので、貴重なお土産購入タイムです。

あとは、村なので、塩の町での暮らしっぷりなんかも垣間見られるんです。

 

湧き水は、しょっぱいのかなー???

 

ボリビアの子供は、すんごくすんごく可愛い♡

 

こんな塩の村でも、犬も一緒に暮らしています。

 

お昼寝。

栄養補給のために、家畜なんかには、塩をなめさせるそうです。

犬には、そんなに必要ないかー。

 

そしてまた、村を離れると、白世界へ。

再び、その真ん中を走って、また新しい場所で停まりました。

 

ディズニーより、どこよりも、ウユニこそが私にとっては、夢の国かも。

これが、私にとっての魔法の馬車。

もう、私はウユニで完全に魔法にかけられています。

 

そんな馬車に乗る、王子様たち。。。?

改め、ゴロー丸と同じくらい王子様っぽくないひょうきんな、まつくん。

彼は、”働いたら負け”という、主張の強いTシャツを着ています。

海外で出会った男の子で、主張の強いTシャツを着ている人に悪い人はいないという、

勝手な私の中のジンクスがあります。みんな個性強いけど。笑

 

で、ここは、ホテル プラヤブランカ

ホテルなので、もちろん泊まれるんだけど、

ウユニ塩湖ツアーでは、だいたいがここでランチになるのです。

 

外は、色んな国の国旗がたくさん。

日本の国旗も、ちゃんとありました。

行ったことのある国、まだ行ったことのない国。

まだまだ未踏の国の方が断然多いけど、

それでも今日は、ここボリビアこそが、私の世界の中心なのです。

いや、ずっとそう思ってきたのかも。

 

ちなみに、ここは塩でできているホテルです。

壁ももちろん、オブジェなんかも塩でできているんです。

いやもう、壁なんて、ちょっとやそっと触った程度じゃ、パラパラもしないけど、

雨が降っても崩れないなんて、凄い!

 

塩で作られたアルパカ。毛は、アルパカの毛をくっつけてあります。

この子と何枚も写真撮ってて、撮影後立ち上がった時に、思いっきり、この子の顎部分に頭をぶつけましたが、

ちっとも崩れたりもしませんでした。

私の頭の方が、崩れた気がします。 いや、元からだな。

 

とにかく塩なのに頑丈!!

 

これも完全に、塩!!

 

塩でできたボリビアの神様。

 

内装も、椅子やらテーブルやら、ほとんど塩!!

 

ランチは、ドライバーが用意してくれました。

ボリビア料理です!

 

とってもおいしかったんだけど、トイレのないウユニ塩湖ツアーでは、

トイレを心配してしまって、あまり食べられなくて、残念。。。

 

このツアーなんかの食事事情って、なぜかトイレの心配がいる場所ほど、

おいしいごはんが出るの、なんででしょうか。。。

 

しかし、凄い所です。

海でもないのに、塩があるなんて不思議です。

 

でも、そもそもは、ここは大昔、海だったのです。

アンデス山脈が隆起した時に、水だけがやがて無くなり、残された塩原なのです。

ちょうど川などの水もなかったため、水分が干上がり、塩が大量に採れるようになったのです。

 

鏡張りの場所含め、水がある場所もいくつかありますが、

これらは、一晩にして水が干上がってしまったりもするそう。

この立っている場所も、ずーっと時を巻き戻していったら、海の中になるんだねー。

そして、未来はどうなっていくんだろう。

 

このウユニ塩湖の下には、リチウムなど、まだまだ資源が豊富に埋まっているそうですが、

もうこれ以上、他の国には翻弄されないように、ボリビアの人に必要なだけ、

それらが活用される方がいいな。

この景色は、ずっと残っていってほしい。未来の未来のずーっと未来まで。

 

とりあえず、ウユニ塩湖に来られた事に、かんぱーい!!

 

そうそう。

ウユニの白世界と言えば、あれをやらなくちゃね!!

 

 

 

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執筆者:


  1. ろっしぱぱ より:

    やっぱり…最高!(笑っ)
    今日もリブログさせてくださいませ!!!

  2. ヒーリングタイム より:

    素敵
    おはようございます。
    ウユニ湖、やっぱり素晴らしいですね。
    私のような爺さんには、最早、行くのは無理。
    楽しませてくれて、ありがとうございました

  3. シズねー より:

    いいねえ
    今日の夜間の内緒話は
    このブログの ご紹介したーーい
    てか する!!
    高山病で おまえ 無理って言った人に
    見せたいです

  4. ☆まりりん より:

    怪しい袋に怪しい白いブツ。
    え?
    料理に使うの楽しみ!

  5. shadow)^o^( より:

    濃い青色の空♪ 実際に現地に立ったら♪ホント、いつまでもいつまでも…見ていられそう!なほどの景色ですね~。 塩取引なんて旅人達ならではの(笑)で-っかい巨像?!やホテルの内部殆どが塩!とは!世界って…旅って…すごいなぁ……。行った気分満載になりました!

  6. かみぞー より:

    ☆ わっちゃぁ~ ☆
    ウニユ塩湖のトイレ事情…
    そうですか、そうなんですか、無いんですか…
    あぁ、じゃぁ、登山でアルアルのお持ち帰り用の
    簡易トイレ(臭わないのかなぁ)を持参バージョン
    なのでしょうかねぇ。
    あぁ、トイレ事情って、日本は恵まれてますもんねぇ。
    外国に行きますとつくづく感じます。

    ”まつくん”…独り旅なのでしょうかねぇ。
    あれ、初登場ですよねぇ、”まつくん”

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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