八甲田山雪中行軍遭難事件は、映画にもなっているくらいとても有名ですが、
どうして自分がそれに興味を持ったのかは覚えていません。
でも、青森出身の人に何を思ってか、その事件を聞くくらいになんか気になった事件でした。
そしてやっぱり、月日を得てですが、今回その場所を訪れる機会に恵まれたのです。
まずは、直立不動のまま奇跡の救出を得た有名な後藤伍長の像のある場所へ。
この像のある場所は、本人が実際見つかった場所と言うわけでもないそうですが、
無意味に高台にあるので、なかなか歩きました。この階段を。
そして、登った先に後藤伍長の像がありました。
この像の他には特に何もなく、ここで発見されたわけでもないのに、
結構な階段登ったけど、なんていう嫌味は置いといて、資料館へさっさと向かってみることにしました。
これまた、この像から離れた場所にあるんだ。。。
そして、中にも後藤伍長の像がありました。
下から撮ると、ちゃんとお顔が写せていませんが、
かなり儼たる歴史に残る事件なのに、可愛らしいお顔で造られていたのが印象的でした。
中に入ると、10分程度の遭難事件においての説明のビデオを見せてくれます。
そして、実際に使われていた物や衣類などなど、展示物なんかもあります。
当時の軍の列を再現したミニチュア。
遭難に遭った軍の人々の顔写真も展示されています。
ところどころ、写真はなく、名前すらなかったのが、更に遭難の恐ろしさを感じました。
これは戦争の犠牲というわけでもないし、善や悪が存在しているような出来事でもない。
この事件の詳細なんかが記されているものを読んで行くと、ほんと恐ろしいです。
実際起こる必要もなかった遭難であり、
それって、あまりにも悲惨過ぎて、想像すらできないというか想像を拒否したいというか、
そんな気持ちにもなるような事件です。
裏庭には、隊員たちの墓碑があります。
そして、英霊堂もあります。
虐殺博物館などを回った時みたいな、暗い気持ちになることなんてなかったけど、
かと言って、まぁなんとも言えない気持ち。
学生時代、私はあまり歴史が得意ではなくて、特に数字大嫌い人間でして、
年号とかなんてもう、じんましんもんだったんだけど、
日本を旅するなら、こういうの辿って見ていくって大事だなと思います。
もっとちゃんと勉強しておけばよかったよ。
私の青森旅のチョイスがちょっとこんな感じのスポットばっかりではあったのですが、
青森ってなんか不思議な場所だなって思いました。
けど、この後、私の身にも不幸すぎる事件が起きました。
これ↓↓
すぐそばに、八甲田神社っていう小さな神社があったんだけど、それを知らせるための目印かな??
でも、この木彫り、見た途端すっごい魅かれるものがあって、
うまい具合にベストショットで写真を撮りたい!!ってテンション上がっちゃって、
必死に撮ってたら。。。
私の大天敵、蜘蛛の巣に頭から突っ込みました。
その瞬間一気にテンション下がりました。
まじで、蜘蛛なんていない東京に今すぐ帰りたくなりました。
ほんと泣きたかったっす。。。
八甲田山雪中行軍遭難資料館
HP:http://www.moyahills.jp/koubataboen/
料金:260円
開館時間 4月~10月 9:00~18:00 / 11月~3月 9:00~16:30
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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まぁ、よクモわるクモ、全てはいい経験ですよ。
(๑´ڡ`๑)/
テキトーコメントすみません^^;
記事素敵です。