世界で出会ったこんな物シリーズ、今回は教会です。
私は、クリスチャンではないけど、教会の雰囲気が好きで、もちろん色んな教会を観るのも大好きです。
外観、内観と教会によっても本当に様々。
豪華な見た目から、質素に感じるけど、凄く歴史が詰まっているものなど色々出会いました。
そして、そこには色んなストーリーや意味もあって。その厳かな全てに、しばし佇んでしまうのです。
中には、不思議でたまらなかった場所も。
今日は、そんな世界で出会った教会の一部を紹介します。
お気に入りの教会を見つけてみてください!
Contents
見ての通り、一枚岩のような入り口のみが残されています。
この教会は、二度の火事に遭い、現在のような姿になってしまったそうです。
下から見上げるとかなり大きくて、教会があった頃はきっと立派だったんだろうなぁと想像できます。
それでも残されたこの入り口だけでも、かなり繊細で見とれてしまうような造りなのです。
1つ1つの模様に意味が込められているようですよ。
壁がとにかくボロボロです。
これは、戦争の痕がそのまま残っているからです。
空襲によって砕かれたり、銃撃を受けた痕がしっかりと見られます。いわゆる”負の遺産”です。
だけどこういう教会は、ずっと残されていくべきだと思います。
ここは内部にも入れるようになっていて、中の壁画も見応えがありました。
ここにも戦争があったことを伝えるカイザー・ヴィルヘルム記念教会
予定外に、表面からではなく裏側から行ってしまったのですが、むしろラッキーだったと思っています。
この姿が見えた時、思わず見とれてしまったからです。
さすが世界遺産。裏から見ても素晴らし過ぎる!
ゴシック建築の教会って、ほんとにかっこいいですね。
ここは中も素敵で、来るのに苦労したけど、それでも来た甲斐があったなと思いました。
時間さえあれば、もっと長く佇んでいたいようなそんな空気が流れていました。
そういう居心地の良い場所を、パワースポットって言うんでしょうねぇ。
次は、ヨーロッパの街中ならではの素敵な外観の教会。
レンガ造りの雰囲気が、凄く建物が素敵なヨーロッパっぽいなと思って。
街中のど真ん中に、当たり前のようにある感じも素敵でした。
ポーランドからは、もういっちょ。
この見た目の華やかさとは真逆で、ここもまた負の遺産です。
世界大戦で色んな国に翻弄されてきたポーランド、ここもかつては瓦礫の街の中で生き延びた建物だったそうです。
上部の継ぎ接ぎの感じも、ちゃんと歴史を伝えているんですね。
そして、世界の中でも私が一番好きだと思った教会はここです。↓
相変わらずの、世界遺産運のない私は、ここも壁が工事中って言う、ちょっと残念っぷりだったけど、それでも一目惚れ状態でした。
メトロの駅の階段を上がったら、大きな鐘の音に導かれてこの教会に辿り着いたのです。
そして出会ったこの姿に、動けなくなるくらい見上げたまま立ちつくしてしまいました。
その出会いはまるで、少女漫画みたいでした!!(笑)
もちろん、ここも本当に内部が素敵過ぎて、一瞬で心を奪われました。
昼も夜も、ウィーンにいた束の間の時間、何度も通ったくらい。
そしてここもやっぱり、私にとってのパワースポットでした。
東南アジアでは、教会よりも寺の方が断然多かったけど、クリスチャンも結構いる国ベトナムではちらほら教会を見かけました。
その中でも、有名どころは大都会ホーチミンのこの教会だと思います。
内部に行ってみると、
寺は、程良く古い感じのするところが多くて、それもまた良かったけど、教会はやっぱり綺麗です。
今まで何度か、教会でミサを見てきたけれど、この広い内部が、アジア人だらけのミサになるんだなと思うと、なんだか不思議です。
ヨーロッパの街を歩いていると、これもまた出くわす教会ですね。
中も覗いてみたかったけど、普通の教会よりも敷居が高い感じがして、一人じゃ覗く勇気がなかったです。^_^;
時折、見かけるのがカラフルな教会。
クリスチャンじゃないけど入ってもいいのかなと、いつもちょっとだけ考える瞬間があるんですけど、これらのカラフルな教会は、ちょっとラフな感じもして、観光に入りやすい感じがありました。
別名、薔薇の教会。
外観は華やかなんだけど、中はカラフルって感じでもなくて、落ち着いた上品な雰囲気でした。
この周辺自体が、ヨーロッパっぽい感じの街並みだったけど、これもまた、とてもアジアだとは思えない感じがします。
黄色の教会は、もう一軒。
ホーチミンの中華街にあった教会です。
こっちは、教会と言えども、手前にある祠的なもののせいか、教会自体に見える漢字のせいか、アジアと洋が一体化したような不思議な感じに見えます。
時間的に夕方で、中へは入りませんでしたが、中も不思議な造りになってたりして?
散策中に偶然見つけて、名前もわからない教会ですが、かなり目を引きました。
まるで、ディズニーのイッツ・ア・スモールワールドみたいなカラフルさ。遠くからでもよく目立っていました。
ここも中が気になりましたが、シエスタの時間で閉まっていたので残念でした。
もちろん外観の豪華さも目を魅かれてしまうのですが、教会と言っても様々で、別に派手さや豪華さを売りにしていない教会も結構あると思うんです。
だけど、中に入ってみると、凄く落ち着くなって思う教会もありました。
これはこれで、結構派手な外観だとは思うけど、ここは中の雰囲気が凄く素敵でした。
この薄暗い感じが、落ち着くなぁと思って。
中は、キラキラ華やかではないけど、これまた凄くちゃんとムードが作られているなぁと思いました。
ここは小さな教会で、観光場所ではなく、街の人達のお祈りの為のちゃんとした教会って感じでしたが、ここも他にはないムードが溢れていた気がします。
照明によってなのか、振り香炉の煙なのかわからないけど、なんだかぼんやりしていて、夢の中みたいなんですよね。
聖母行列に出くわしたのも、いい思い出です。
内観の方が素敵な教会って紹介しときながら、ここは外観も凄い迫力で素晴らしいんですけど、なぜ内観が凄いかっていうと、中にはポトシ銀300トンが使われている祭壇があるのです。
残念ながら、写真撮影が禁止されているので写真はないのですが、眩い世界でした。
ミサの最中にお邪魔させてもらって、みんなが歌っている讃美歌を聴きながら、なんか素晴らし過ぎて泣きそうになったのを堪えたのが思い出です。(笑)
ブダペスト最終日。ひとり楽しい、ハンガリアンのおばあちゃま達との時間。
教会は、お祈りするだけの場所ではなくて、かつての人々の想いが込められて造られた、そんな教会もあります。
旅日記、情報ブログの方でも何度か出てきていますが、インパクトがあり、その分、想いが込められている教会と言えば、ここだと思います。
四万人の遺骨で造られている教会です。
内部は、人骨で造られたシャンデリアや装飾で埋め尽くされ、東西南北どっちを見ても人骨が目に入ります。
”怖い”って思われがちだとは思いますが、教会ということもあって肝試し的な場所ではないです。
教会まるごと、大きなお墓なんだなと思いました。
ここは、外観や祭壇などが特徴的だったこともないんだけど、凄く印象的だった教会です。
ってのも、大勢の独創的な人形に出迎えられたからです。
ガラスケースの向こうにぎっしりと並ぶ、大量の布で造られているそれらは、本物の人間のようでもあり、結構、異様でもありました。
ってのも、ドイツではガイドブックも持っていなかったため、これらの意味がよくわからないのです。
豊作を願うとか、平和を祈るとか、意味合いがわかれば不気味に感じる事もないのですが、この人形たちは、一体何を表しているのか、今も不明です。
像に向かって一斉にお祈りをしているような姿。
個人的には、意味をちゃんとわかって、行きたくて行ったクトナーホラの骸骨教会よりも、こっちの方がちょっと不気味でした。
でも、古ぼけた風の布の切れ端なんで何かの布なんだろうなとは思うけど・・・
ドイツもかなり戦争には大きな存在を残した国なんで、なんかしらの意味はあるのだろうなぁ。
チェコの四万人の遺骨で造られた教会(説明、紹介)
教会って本当に、個性があって、全部違って全部素晴らしい!って言葉がぴったりなくらい、どこの教会も素敵で。
見かけたらついつい写真を撮ったり、中を覗いたりしてしまう、旅先での楽しみの一つでもあります。
お寺も結構個性があるけれど、教会は華やかな個性がありますね。
パワーを感じる教会、お気に入りの教会は見つかりましたか??
旅に出たくても出られない日々が続いていますが、早くコロナが終息して、これからも沢山、素敵な教会に出会えますように。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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