ふらふらと誰一人歩いていないヴルフリツェ川沿いを歩いて、
目の前に素敵な建物が飛び込んで来ました!
聖バルバラ教会ですね。
セドレツの聖マリア大聖堂と一緒に世界遺産に登録されている、ゴシック建築です。
これは!!
ここまで迷子になりそうになりながらも、頑張って来た甲斐があったよ。
よし!中へ。。。
って、聖バルバラ教会は、本当に大きくて目立つ建物なのですが、
高台にあります。
私、裏道から来ちゃったんで、たどり着くには、かなりの傾斜の坂を登らなきゃなんですね。
坂の入り口。
これ、写真だと大したことない坂に見えるんですが、
途中から結構しんどい坂で、写真撮る気力さえなくなりました。
でも。
でもっっ!!
聖バルバラ教会が私を呼んでるよ!頑張るのだ!!私。
で、ぜいぜい言いながら、
途中にあった切り株に座り込みたい衝動を抑えながら、
やっと到着しました。
ここが表面だと思います。
でもねぇ、絶対、個人的には、川沿いを歩いて裏側から見上げた姿が、
一番綺麗だとおもいました。(一番上の写真)
坂はしんどいですが、裏側から見上げないとなんか損してると思う。
なので、体力がある方はぜひ!!(`・ω・´)ゞ
聖バルバラ教会
ここは、名前の通り聖女バルバラを祀った教会です。
聖女バルバラとは、カトリック教会の十四救難聖人のひとりです。
他の13人については、説明を省くとして、バルバラは、発熱と急死の守護神と言われていて、
ここ、クトナー・ホラは、聖マリア大聖堂 の記事で書いた通り、銀の採れる鉱山があったので、
その危険な山で働く人たちのために建てられた教会なのだそうです。
なんだか、山形の海岸で見た十六羅漢岩 みたいですね。
チケットは、もうあるので、中に入ってみましょう!!
内部もとってもゴシック調が活きていて、ひとつひとつの造りが凄くかっこいいです。
ところどころに、鉱員のために建てられたんだなとわかるようなものもありました。
ここは、着工から完成するまでに、500年という年月がかけられているそう。
資金が足りなくなったり、そのうちに戦争が始まったりして、
何度も中断されて、それでも造り上げられた建物なんだそうです。
キリストの最後の晩餐を描いた主祭壇。
天井もくどくないけど、こだわりがあって素敵です。
いくつもの紋章が描かれていました。
最後の審判が描かれたステンドグラス。
キリストの下で、ミカエル大天使が盃で人間の魂の重さを量っています。
そして、たくさんの天使が彫刻としてステンドグラスを取り囲んでいるのが素敵です。
輪廻転生。
私の人生も、この一度の人生の中で、何度でも生まれ変わることはできるのでしょうか。
心の闇を取っ払って。一生、背負う覚悟の罪はあるにしても。
なんて。
祈りの場所に来ると、考える時間ができることは、凄くありがたいんだけど、
まだまだ、クトナー・ホラ・ムニュストも散策したいので、のんびりしていられないですね。
でも、教会のひんやりさと雰囲気に、少し休んだらだいぶ元気を取り戻しました。
一人旅は、自分のペースで時間を使えるのが本当にいい!!
聖バルバラ教会、なかなか苦労してでも本当にここまで来る価値のある素敵な教会です。
観光客が多くないので、ゆっくりできるのもいいです。
さて。
ここから、旧市街を歩いてみますか!!
また、素敵な景色が広がっていました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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