旅日記 台湾 台北

二・二八和平公園にて

投稿日:2015-11-14 更新日:

今日は、昨日のどしゃ降りから一転、快晴!!

 

これはぁー。。。

昨日と今日の観光スケジュール、立て間違えたかも!!

 

エアコンガンガンのホテルから外に出たら、

カメラのレンズも曇っちゃうくらいの気温でした。

今日も攻めていきますよっ!!





 

まず歩いて、到着したのは、ここです。

 

二・二八和平公園


 

凄く緑が多くて、清々しい雰囲気のここですが、

実は、台湾の人にとっては、とても悲しい事件のあった歴史的場所なんです。

その昔、中国政府の支配が始まり、

それまでの日本統治から様々な事をシフトチェンジしていかなくてはいけなくなった台湾。

その歴史の渦に勝手に飲み込まれて、苦痛も強いられていた当時の台湾人。

 

ある時、夜市で闇タバコを売る女性を、無理矢理暴行し、摘発をしようとした中国政府。

それに対して反抗した人々と憲兵平との間に、小さな喧嘩が勃発しました。

 

その小競り合いは、普段からの中国政府に対する不満と共にどんどん大きくなっていき、最終的には、2万人以上の死者が出る抗争までにも発展してしまったのだそうです。

 

もちろん、日本統治の下にあった台湾。

その事件の犠牲者には、日本人もいたそうです。

 

この公園は、そんなたくさんの人達の血が流された悲しい事件の中心地でもある場所。

決して、外国人が訪れてほっこりするような場所ではないのです。

だけど、今はその悲しみの場所も、

台湾の人々にとっては憩いの場所となっています。

 

どの国の歴史的場所もだけれど、現地の人達がそこに佇む姿って貴重だなって思います。

 

結構、この公園は広くて、綺麗に飾られていますが、

二・二八事件の記念館なんかもちゃんとあります。

残念ながら、この時はまだ開いていなかったので、入れなかったのですが、

中ではきっと、もっと二・二八事件について学ぶことが出来るでしょう。


 

公園の片隅で、こんな住人達にも遭遇!!

この悲しみの場所を、癒してくれているみたいですね。

 

というか、都会のど真ん中でこんな風にリスさんに遭遇できるなんてびっくりでした。

しかも、だいぶ人慣れしていて、近づいてもちっとも逃げる様子もありませんでした。

 

 

 

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