旅日記 ペルー リマ

リマのアルマス広場、旧市街に立って

投稿日:2017-10-17 更新日:

ガラッと雰囲気の変わる旧市街に到着しました。

 

急に歴史的な建物の並ぶエリアが現れて、

再び違う国にでもやってきたかのような、変わりっぷりです。

 

アルマス広場、リマ版

観光客、現地人、そしてポリスまでも、

みんなここに集まる広場です。

 

 

楽しそうともちょっと違う雰囲気には感じるけど、

こここそがリマのセントロなんだなーと、

ひしひしと感じる場所です。

 

建物も立派で、歴史が詰まっている感じが凄い。

  

例えば大統領官邸

その昔、クスコからリマに首都を移し、

この大統領官邸を中心に開発は進められたそうで。

その歴史は、フランシスコ・ピサロがインカ帝国を滅ぼし、

この国を征服したところから始まっています。

 

彼はかつて、1541年に暗殺されるまで、

この大統領府に住んでいたそうです。

 

ピサロについての伝記を読むと、

彼はとうてい正義や英雄などと称えられる人物とは、

程遠い気がするのですが、

ペルーの人々にとっては、どんな存在なんですかね?

 

マチュピチュを見てきた後だからこそ余計に感じる、 

インカ帝国の築造を後先も考えず根こそぎ消し去り、  

金に支配され略奪を繰り返し、

私欲だけに突き動かされていたような、そんな人物に思えるけど。

 

それもいわば”革命”とやらになるんですかね。 


そんなピサロの遺体は、埋葬されることなく、

今もミイラとして、このアルマス広場の一角にある、

カテラドルに展示されているのです。

 

ピサロのミイラのいるカテラドル

彼が英雄的扱いされているのか、

はたまた厄介者扱いなのかはわからないけど、 

ミイラ好きの変態としては、見逃せません!!

 

ってことで、見に行ってみよー!

 

となりましたが、残念ながら行けませんでした。ハイ。。。

これまた、もう一回来る為だってことで!!

 

しかし、この一帯の景観には、なんだか圧倒されました。

これは、リマ市役所庁舎

たぶん、ペルーに来る前に、

この辺りの写真なんかを見せられて、ここどーこだ?

なんて言われても、ペルー!とは答えられなかったと思う。

リマがこんなに都会だなんて、今も面喰っている。

 

みんなみんなー!

誰が一番遠くまで水をとばせるか、競争だよ!!あははー!

やっぱり、噴水好きです。

水のあるところ、落ち着く。

私、海辺育ちのとんでもないカナヅチですけどね。

 

これは、博物館の立派なバルコニー。

そしてこの広場から良く見えるのが、

前々回、恋人たちの岬の時にも書いた、

バリアーダス、貧困地帯が拡がる、 

サン・クリストバルの丘

正直、凄く行ってみたい。

この十字架を、すぐそばで、見上げたい。

だけど、行かない。

 

このエリアレベルではなく世界には、

危険で近寄るなって言われてる国もたくさんあるけど、

私個人の意見としては、

自分の意思を持ってその場所に行く人達を否定しない。

 

自分も旅人ということも大いにあるけど、

自分の受けた傷が、絶対他の誰にもわからないのと同じで、

なぜそこに行くのか、強い気持ちは、

自分以外の誰もわからないから。

 

ましてや、志なんて伝わるはずもなく、

大きい物を持って行くなら、

それは他人には全く何も言えない。

と、私自身は思っている。

  

だけど、興味だけで、行くなと言われている場所へは行かないことにする。

 

ましてや、いつもの一人旅ならまだしも、

今はゴロー丸もいるので、 

ゴロー丸を危険な目に遭わせるわけにはいかない。

 

とりあえず今回の旅だけは、

嫌なことなく無事に帰国するのが目標。

 

なんてったって、夢だった南米行きを、

そりゃもう人でなしくらいの勢いでめちゃくちゃに言われたんで。

こんなに南米の人達に親切にしてもらって、

危険な目になんて一切遭わないでここまで来られて、

ぎゃふんと言わせるには、健康一番で帰国しないと。

  

なんだかんだ、リマ、やっぱり物々しいとこあるし。。。

では、さらに旧市街を散策しましょう!おー!!

 

 

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執筆者:


  1. hiro より:

    こんばんは。

    確かに南米って怖いイメージあります(w_-;

    ごめんなさい(/TДT)/

comment

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