旅日記 ペルー クスコ マチュピチュ

祭りのあとのような帰り道

投稿日:2017-09-24 更新日:

そろそろ帰りの電車の時間になったので、駅へ向かいます。 

マチュピチュ村の駅では待合室があるので、そこで電車の到着を待つこともできます。

 

 

で、椅子に座ったら、私が好きな、南米の民族楽器のショーが始まり、すっごいラッキー!!

これ、毎日やってるのかな??わかんないけど。

 

ケーナを吹くおじさん。

ああー、南米旅が終わっちゃうなー。

ここまで来ることができて、無事行けて、一安心だけど、やっぱりせつない。

この音も遠くなって行っちゃうんだなー。

 

という、ジャパニーズ女の心のうちなんて、誰も知るわけもなく、すっごい人人人!!

すっごい賑やかです。はい。

 

再び、来た時と同じ列車、インカレイルに乗って、帰ります。

雨は止みません。

でも一人、楽しかったのを思い出してにやけるいつもの帰り道。

 

その後は、もう発車したのも記憶にないくらい、

すぐに気を失うように眠りこけ、再び凄い揺れで、目を覚ましたら、

この車両の乗客みーんな、爆睡してました。

視界に映る人みんな、誰一人起きていませんでした。笑

 

来た時は、あんなにも夢中でみんな車窓の景色を写真撮っていたのに。

そんな私もまさにその一人でしたが。

 

音も電車の音以外の音は何も聞こえなくて。ましてや人の会話も。

なんか、みんな睡眠ガスを吸わされてすっかり眠らされたみたいな、サスペンス映画の1シーンに入り込んだような不思議な感覚でした。

まあ、マチュピチュ帰りは疲れ切ってるよね。

 

来た時と同じく、帰る時も、ドリンクとスナック菓子のサービスがありました。

激しい揺れで、激しくむせたのが、帰りの列車の唯一の思い出であります。


 

オリャンタイタンボ駅にも帰ってきたぞー!!

この通り、すっごい人で、ここからは、自分達の乗るバンを見つけないといけないのですが、

これまた大苦戦。

 

リンカさんの話だと、紙に名前を書いた人が待っているから大丈夫ってことだったけど、

いないんですけど。。。おろおろ。。。(゜д゜;)

 

タクシーやコレクティーボ、乗合バンの人は山ほど声をかけてくるし、

その紙を持った人も山ほどいるけど、どれも私の名前は見当たらず。。。

少し歩いてみたけど、やっぱりいなくて、もう一回戻ってみたら、

さっき声をかけてきたおじちゃんが、電話してやるよ!と親切に言ってくれて、 

ツアー会社に問い合わせてくれました。

 

で、ちょうど近くにはいたらしく、なんとか無事に迎えの人に会えて一安心。

けど、どういうわけか、その人がおじちゃんに何かお願いしていて、

私とゴロー丸は、結局おじちゃんのバンでクスコの町まで帰ることになりました。

 

「じゃあ、私達、助手席乗ってもいい??」

「OK!OK!あと2人くらいで満席になるから、そしたら出発するから、乗って待っていなさい。」

 

まあ、お金が更に発生するわけじゃないし、車のグレードは下がったけど、

助手席乗っていいよって言ってくれてラッキーだったんで、これは僥倖なんだということにしよう。

ゴロー丸は、不満みたいだけど。

 

これも、パチャクテク王だと思うんだけど、

オリャンタイタンボのパチャクテクさんは、ちょっと何て言うかそのー。。。

コメディ感があるというかー。。。

 

出発しても、相変わらず雨は弱まってもすぐにまたどしゃ降り状態だったけど、

それでもやっぱり、朝は暗くて見えなかった山間の景色が素晴らしかったです。

 

山岳地帯に暮らす人達の生活も見られて、

アルパカを連れて歩いている女性、素朴な山のてっぺんの村、何かの儀式的光景、

どれもまた新鮮で、眠気と闘いながらも必死で見ました。

そして、どしゃ降りに加え、どんどん夜のとばりが落ちてきて、すっかり暗くなって、

窓のフロントガラスも曇りまくってきて、

これ事故らない?大丈夫??と、かなりどきどきする状態になり始め。。。

 

おじちゃんがおもむろに真ん中に座っているゴロー丸に、

そこにタオルが入っているから、それでフロントガラスを拭いてほしいと言い、

真っ黒に汚れきったタオルに、触るのをひるみながらも、安全には変えられないので、

ゴロー丸は、到着するまで必死でフロントガラスを拭き続けました。

もはや、助手席バイト。笑

おじちゃんは、申し訳なさそうにしてたけど、ゴロー丸は、自分が拭くのをやめたら、

事故る!!と、本気で怖かったらしい。

 

そのくらい、どしゃ降りも続きました。

そして、PM6:00、バンは無事に、クスコに到着。

乗合バンの到着場所は、サンフランシスコ広場の方でした。

結局、クスコに着いてもなお、すぐに雨が凄い勢いで降り出し、

レインコートを取り出して着ました。


マチュピチュ山を降りるまで降らなかったなんて、本当に奇跡みたい。

 


今日の夜ごはんは、宿の人に教えてもらった大きなスーパーでお持ち帰り。

ポロ(チキン)と、ポテト、ご飯も大盛りで凄く安い!!

マヨネーズとケチャップもつけてくれたよ。

 

でもって、無性に食べたくなったバナナチップスとなんかお菓子。各1ソル。

ここで、安易なミスをした者より、参考になればのバナナチップスについての注意点なのですが、

ペルーのバナナチップスは、サラダ味とドルチェ味が売られています。

サラダ味を選んだら、まんまと知っている味ではなく、塩のポテトチップスみたいな味だったので、

ここ注意です。

あまくなーい!!(´・ω・`)ってなったんで。


おおっと、そんなミスすんのおまえくらいだよって感じっすね。

 

そして、この後のペルーでのルートは、リマに行くまでは、他の町にも寄らず、

すっかり居心地が良くて好きになったこの町、クスコでゆっくり過ごすことにしました。

 

イカとかいいよって勧められてたけど、クスコに居たくなったんですよね。

でもって、インカにも行きません。

受付のお姉さんに延泊をお願いしたら、3ドル安くしてくれてラッキー!!

 

で、ここで、とある小事件が。。。

 

ゴロー丸さん、なぜか持ち歩きかばんに、シャンプーリンスを入れて歩いていたらしく、

それが、マチュピチュでの気圧のせいか、自ら潰したのか、なんなのか、

中で破裂してたらしくて、あらゆるものがシャンプーまみれになっていて大変でした。

カメラレンズも。イグアスの滝に続いて、まったくカメラハプニング多い。

私の友達は、ケチャップ強盗ならぬ、シャンプー強盗にシャンプーかけられまくったらしいけど、

ゴロー丸は、自分でシャンプーをかばん内にぶちまける男です。

あーあ。

 

 

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執筆者:


  1. ぐるくんのからあげ より:

    さすが南米

    さすが南米ですね。

    景色が全然違いますね。

    ゴロー丸さんのシャンプー事件も笑いました。

    いろんな出来事が起こるので旅はおろしろいですね。

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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