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旅日記 ネパール ポカラ

ポカラでトレッキング、順調なはずの長い始まり

投稿日:2019-06-03 更新日:

AM3時、目が覚めました。

昨日からのどしゃ降りの音は続いています。

今度は確実に、宿のせい ではなく、外から聴こえてきます。

 

明日は、カトマンズに戻らないといけない。

結局、私の人生初のトレッキングは、今回は縁がなかったってことかー。

ちょっと寂しく思いながら、また眠りにつきました。

 

再び目が覚めると、雨の音が止んでる!!

窓を開けてみると、ポカラに来て確実に一番の、マチャプチャレの荘厳な姿がくっきり。

よし!行こう!!

 

持参してきた栄養ドリンクを飲んで、支度しているうちに再び雲が多くなってきてしまいました。

でも・・・絶対行こう!

心はぐらぐらだけど、ここで行かなかったら後悔するしな。

 

1階へ降りようとすると、今日は奥さんにバッタリ出くわしました。

挨拶をして、万が一の時の為に行き先を伝えておきます。

「私、今からジャパニーズテンプルに行ってきます!」

「トレッキングで行くの?」

「はい。一人で行ってきます。」

「わかった。気をつけてね。」

 

ここの奥さんは、出かける時出くわすと、いつもどこに行くか聞いてくれて、

伝えておくことで、なんだか安心できるので、今日も何かあっても、

ひとまず私の行方を知っている人ができたので、またひとつ安心材料。

ってことで、一気に階段を降り、順調順調!って思ってたら、

水を、ドリンクホルダーごと忘れてきた事に気づき、再び階段を駆け上がる。

 

こんなとこで体力使ってどうするよー。

 

さて。目指すジャパニーズテンプルとは?

ネパールにあるのにジャパニーズ?

 

ってとこは、無事到着してから書くとして。

 

ここまではレイクサイドでしか過ごしてこなかったけど、

ジャパニーズテンプルまでの道のりは、地元の人が住んでいる裏道を通って、まずはダムサイドを目指します。

私が好きな、地元の人達の暮らしが見られるエリアです。

 

でも、すっかり曇っちゃったけどね。

ヒマラヤの、ポカラの神様さー、私の普段の行いはそんなに悪いんですか!?

私はこんなにネパールを好きになったのに、

まだそんな愛情程度じゃ足りねーぞって言ってるんですか!?

 

いやいやきっと、こんな風に見せかけといて、

てっぺんまでちゃんと登るの成功したら、最高の青空と白いヒマラヤを見せてやるよっていう、

ツンデレですね!もおー。

 

裏道を歩くのは新鮮です。

あっという間にダムサイド側へ到着しました。

 

バスンダラパーク

ダムサイド、フェワ湖沿いにある大きな公園です。

まだ朝早いので、人はあまりいないけど、ワンさん集団がたむろしてます。

 

そして、ダム到着。

もうここまで来たら、外国人はまったく歩いていなくて、

宿なんかも少なくなり、かなり地元エリアに来ました。

 

Don’t pass me by

ビートルズファンかな??

 

さて。

このネームセンスばっちりなレストランを抜けて橋を渡ると、

いよいよ、レイクサイド、ダムサイドではなく、チョーレパタンと言う村に到着です。

順調、順調!

 

この橋です。

ここで挨拶した、チベット系の兄弟の子達が可愛らしかったです。

ネパール特有の彫りの深い顔立ちとは違って、

日本人にちょっと近いチベット系の人達は、やっぱり親近感が湧きますね!

 

私も、小学校入りたての頃は、いとこのお兄ちゃん達に連れられて登校したなーってのが、

一瞬にして思い出されて、この子達の微笑ましさも倍増。

 

そして、橋です。

 

まぁ、東南アジアの田舎の橋ほどじゃないけど、

やっぱり高所恐怖症としては、こんな感じの国の橋は若干怖いけどね。

 

おっ、勇敢な犬君。

君は行くのかい?それなら私も行こうかな。 

山歩きで犬と出くわすと、パーイの山歩きの奇跡を思い出すけど、

→ 君に出会うために旅に出た  

この子は、すたすたと渡り終えて、どこかに去って行きました。

 

思い返せば、初トレッキングとか言ってるけど、

パーイで既にトレッキングしてるじゃん。と、自分の事なのに初めて気づく。

 

下を覗き込むと、ここでも洗濯している人達がいました。 

カトマンズの川とは違って、やっぱりフェワ湖や山水なんで、綺麗です。

 

さて、いよいよ橋を渡り終えて、村に突入しました。

道も、こんな感じの道を歩いて行きます。 

ちょうど、紫色の花がいたるところに咲いていて、すっごく綺麗です。

この花、なんて名前なんだろう。 

山歩きは、植物観察も出来るのがいいですね。

 

チョーレパタンは、かなりのどかです。

田んぼが広がって、村人が農業をしていて、

それを手伝っている子供なんかが、遠くから私を見つけて手を振ってくれます。 

 

これは、お寺ですね。

早朝参りかな。人がたくさんいました。

 

これまた、途中で洗濯してた女の子達。美人さん達。

この子達もまた挨拶してくれて、すっごい可愛くて可愛過ぎて、

旅先で時々出くわすけど、途上国の子達、可愛過ぎて日本に連れて帰りたいくらい可愛い。

で、いい子。

笑顔も満点だけど、私が渡したキャンディーを凄く喜んでくれるのもすっごい可愛い。

いとこの子はもう、キャンディー程度じゃ喜んでくれなくなったな・・・遠い目

 

とにかく他の子達も、この村の辺りの子達が可愛くて可愛くて、

いっぱいかばんに詰めてきたキャンディーもどんどん減って行きます。

 

と、そんな感じで、チョーレパタンの子供達にとにかく癒されながら、

ここまでの道程もかなり順調で、

ジャパニーズテンプル、日本山妙法寺までは、片道3時間って言う情報だったけど、

村の人達のおかげで気分もいいし、これならもっと早く到着出来ちゃうんじゃないかなって思いました。

 

でも、そうはいかないのが私。

順調に行っている時ほど、何か邪魔が入る。まさに好事魔多しです。

 

なんか変なのにでもとりつかれてんのかってくらい、順調なままでいかせてくれないのが、

私の人生です。いや、大袈裟じゃなくてまじで。

 

このポカラの初心者用のトレッキングも、この集落のエリアに突入した辺りから、

だんだん雲行きが怪しくなってきたのです。 

いや、ただでさえ空も曇ってんのに、

歩いている自分まで雲に隠れてどうするよー。

 

 

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執筆者:


  1. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    順調にトレッキングスタートって感じですね

    それにしてもこの橋チョット渡るの勇気がいるなぁ~(笑)

    ワンコに出遭ったり地元の人に会ったり順調に見えるけど、まさかの問題発生??

  2. ぐるくんのからあげ より:

    ネパール
    サヨさんは旅先で歩いて、地元の人とふれあってと、まるで寅さんか鶴瓶師匠のよう。

    人情味あふれる記事を期待しています。

comment

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Sayo

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