やっと日本人のサムライに会えて、一人旅で張り詰めていた緊張もほぐれました。
3人で、夜の宴会がスタートです。
間もなく、同じ宿やら近くの宿やら、サイフォンのレストランに来た他の外国人も加わって、
とってもインターナショナルな宴会へ。
フランス、ドイツ、インドネシア、、、、etc
そして我らが日本です。
しばらく一人旅で寂しい時間が多かったので、とっても楽しい!
ちなみに、ここにいたメンバー、実は結構凄い人らしくて、
お酒の流通に係わっていたり、サイフォンにも飾ってある仏像を造った人だったりと、しかも、日本の漁師までいるし。
色んな話が飛び交って面白い。
ちなみに、このチャンスに、ドイツ人に安いチケットを探してもらったんだけど、やっぱり、思った価格は見つかりませんでした。
うーん。
やっぱり、今回もまだ、ポーランドにも呼ばれてないってことで!!
いつか、絶対行けるさ。
ってか、行くし!!!(`・ω・´)
お酒のうんちくを語るフランス人。
この人、酒業に係わっているだけあって、珍しいお酒を持ち歩いてて、
この日も、姫リンゴで造られたっていう60度の強いお酒をふるまってくれたんだけど、舐めた程度で、火を噴くかと思いました。
しかも、飲め飲めって進めてくるし。
でも、優しいヒロシさんがこっそり自分の空のグラスと交換してくれたんで、救われましたけど。
「いくつか国を周ったけど、日本人は、フレンドリーで好きだ。でもチャイナは。。。」
ウェーっと、首つりのポーズをする彼。
あまりに何回も言うもんだから、ヒロシさんに止められていました。
で、仏像のうんちくを語る、仏像職人。
リトルブッダは必要だよ、と。
ここのゲストハウスに飾ってある仏像も彼が手がけたそうです。
そして。
左の女性が、サイフォンのボスです。
カツさんを超お気に入り。
初日に通りかかったカツさんを見て、ヒロシさんに絶対連れてこい!って言ったらしいです。笑
肉食系の女性、素敵だー!!
で、右側の女性はインドネシア人女性。
常に笑顔で、とても聡明そうな人でした。
彼女は私の名前をずっと覚えててくれた。。。(>_<)
そして、真ん中の男性がドイツ人。
この人、とってもスローペースで穏やかな優しい人なんですよ。
常に笑みを浮かべていて、話し方も本当に優しくて紳士的な人でした。
で、日本のサムライ。
ヒロシさんが手にしている刀は、なぜかラオスで50万kipを5万kipまで負けてもらって買ったという偽物の日本刀ですが、
国境越えで苦労するらしいです。笑
もちろん、外国人には大ウケ。
とある目標を持ってて、このフェイク刀は手放せないそうですよ。
そして、日本の漁師。
カツさんの気配り、本当に凄くて、おつまみが切れそうになると、原付で何回も買いに言ってくれた。
「サンキューとジェントルマンは、日本語でなんて言うんだい?」
「ありがとう と 紳士 だよ。」
「アリガト!シンシ!!」(▽´ )ツ
ってわけで、アリガト!シンシ!が、この時、ブームになっていました。
何かしてもらったら、アリガト!シンシ!誰に対しても、アリガト!シンシ!
ところで、カツさんが吸っていた煙草のパッケージが凄いので、
写真を撮らせてもらいました。
タイの煙草、グロいです!
吸い続けると、こうなっちゃうよってのをアピールしてるらしいです。
でも、絶対、これは違う病気だと思いますが。。。
あとは、ペットボトルのお茶!絶対砂糖が入っています。
砂糖が入っていない飲み物を求めると、結局は水しかないんですよね。
なので、旅に出るとひたすら水!今まであまり日本で水なんて買わなかったのに、すっかり水を買うことが当たり前に。
タイでは、長距離バスやお寺入場で配られたりもするし、安宿でもくれたりするから、助かります。
とにかく、暗ーい夜から、一気に明るい夜へ。
あの、ビンのノック音が恐ろしくて、部屋の中でびびってた私はもういない。
出会いって本当に奇跡で、旅は一期一会だと思います。
時間がほんの一瞬ずれただけでも、出会えないこともあるわけだし。
そんな言葉、よく飛び交っていても、こうして経験してみないとわかんなかった。
私はなんだか、ヒロシさんに、はるこのこと、打ち明けたくなって話しました。
「これから日本に帰って、はるこがいない部屋で一人で暮らしていくことが、本当に考えられないんです。。。」
自分にとっては、人生嫌になるくらい突然訪れた辛いお別れだったけど、ペットロスなんて、わかってくれない人もいるから、誰かれ構わず話せるものじゃなくて。
でも、話せる気がした人には、話してみた方がいいのかもしれない。
「わかるよ。俺は猫だった。今でもやっぱ辛いもん。」
「でもね、喜怒哀楽って言葉があるじゃん。で、動物っていうのは、それを教えてくれているんだと思うんだよ。死に行く姿も、それを見せて何かを教えているんだと思うよ。」
ヒロシさんは、凄く親身になって話を聞いてくれました。
というか、そういう人だから、打ち明けたくなったんです。
そして、返ってきた言葉が、凄く考えさせられる言葉でした。
教えてくれている。。。
確かにそうなのかも。
一緒にいた時間が奇跡なんだから、犬はその姿ですべてを教えてくれているのかもしれない。
ちょっと、笑われることかもしれないことも打ち明けました。
「あの!あの私!この旅で、なんではるこが死んだのか、わかる人に出会いたいんです!はること話せる人に!」
「・・・そっかぁ。ごめんね。俺、わかんないや。」( ̄▽ ̄;)
まぁ、そりゃそうだ。
さすがに、もがいているとはいえ、そんな事言われても困っちゃうし、普通だったら、ドン引きされること我ながら言ってると思うもん。
でもなんだか、ちょっとだけ心が晴れかけたような。。。
カツさんが、自分の部屋へ帰ったので、じゃあ、そろそろ私も帰ります、と、後ろ髪引かれながら、戻ることに。
もっと話していたい気持ちと、移動の準備やら何やらやらなきゃいけない現実。
ドイツ人男性が、ヨーロッパの挨拶なんだと、手の甲にキスをしてくれます。
続いてフランス人男性も。
そして、ヒロシさんが、
「俺も!俺もしていい?」
「あ、同じ日本人なので、やめときます。」(・∀・)
そうそう。
そもそも、ボスがカツさんと楽しい観光に行っている混乱の影響で、
実は私にも良い影響がありました。
最初、とりあえず荷物置いておいて、後でシングルルームに移動してもらうって話だったんだけど、
結局その間に、宿が満員になってしまったので、
そのまま今日の私の部屋、スイートルーム(°∀°)b
広いです!綺麗です!ベッド、二つもあります!
と、浮かれてると、部屋をノックする音が。。。
ノック音はすっかりトラウマになってしまいましたが、まあ、ビンはもうアユタヤにいないのです。
ドアを開けるとヒロシさんでした。
「うそうそ!ごめん!シンガポール人の真似してみて調子にのってみた。
あ、ベッドふたつあるね。いいねー。ここで寝ていい?」
「えー、運び出せるなら、一個持っていってもいいよー。」
ちなみにこの宿でのヒロシさんの扱いは酷く、
一階のレストランの奥に置いてあるソファーで寝させられています。
シャッターが閉まるだけだから、ほぼ外寝状態で、ものすごい寒いらしいです。笑
「いやいや、冗談。おやすみー。」
ああ。サムライ達が下の階にいるという安心感。
久々に、電気を消して寝ました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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こんにちは。
な~んだ!
ロマンスは、ないのか…(笑)