旅日記 ネパール ポカラ

バラヒ寺院と素敵なハネムーンカップル

投稿日:2019-05-23 更新日:

レイクサイドのガートを出発したボートは、約5分程度でバラヒ寺院に到着しました。

 

これが入り口から島内を見てみた感じ。 

バラヒ寺は、フェワ湖の真ん中に浮かぶ小島に建てられた小さなお寺です。

フェワ湖は、ネパールで2番目に大きいと言われている湖ですが、

この寺が建てられている島は、ほんっとうにちっちゃい。

 

とは言え、ボートに乗らないと来られないって言う事が、

なんだか物珍しさを煽っている感じですかね。

よって、お寺自体も、カトマンズの街中で見かけたような、小さなお寺です。 

ヒンドゥー教の寺院で、土曜日には生贄の動物が捧げられるほど、

信仰心の強いお寺ではありますが、

来てみた感想、お参りというよりも観光感覚で来ているネパール人の方が多いです。

 

シャクティを祀るお寺と言われていますが、

シャクティとは女神の事で、ヒンドゥー教には、ガネーシャやシヴァなど、

たくさんの神様がいますが、いわば、その妻ポジションにあるのが女神。

破壊の女神カーリーやガンジス川の女神ガンガー、

優しさと狂気の女神パールヴァティーなどなど、魅力的な女性の神様達こそがシャクティ―。

で、そのシャクティの力によって、人々に大地の恵みや豊かさをもたらすと言われているのです。

ミイラとかカタコンベとか、嬉々として観に行く私ではありますが、

さすがに動物の生贄が捧げられている所は見たくないので、土曜日には来なくて正解です。

こことかに捧げられるんでしょうか。 

 

これもなんだろう?

ネパール語の説明書きしかないから、さっぱりわかんない。

 

でも、なんか嫌な感じがする・・・

たぶん、生贄関係のなんかのような気がする。じゃないといいんだけど。

 

寺自体は、凄く立派です。

装飾がやっぱり見事だなと思う。

金ピカじゃなくてちゃんと落ち着いた色合いで引き立たせてるところが、

やっぱりいいなと思うネパールの寺ならではの感じ。 

 

ネパールならではの、丸みを帯びて可愛らしい、遣いの動物もしっかり居ます。

炎かな?炎はいてんのかな??

 

白いハト発見!

こういうお寺とかで見かけると、なんか縁起がいい感じが凄くするんだよ。 

 

蛇神ナーガの像もあります。

まぁお寺しかないんで、見どころはすぐに終わってしまうんですけど。

 

木なんかもたくさん生えているんで、綺麗な島ではあります。

この木、なんの木?? 

もっと草花の名前に詳しくなりたい。

 

レイクサイドのガートは、ここからはこんな感じに見えます。 

 

で、こっちは逆側。

地元の人達が暮らすエリアです。

ポカラに来てから、ずっと天気がイマイチで行けず仕舞い。

明日はあっちに行けるかなぁー。 

 

ボートトリップで、さらに奥へと行く人達はたくさん。 

うん。

よし、おしまい。

かなり束の間だったけれども。

スタンプカードのスタンプってことで!!

 

帰りは、停まっているボートに乗ってレイクサイド側に帰ります。

もう先に、情報ページの方 に書いてしまったけれど、

ボートを漕いでみたい人は、隣り側のボートで漕いでもいいようです。

ネパール人は、変わり変わり漕ぐ側に移って写真撮ってました。

左の人ね。右の人は、ちゃんとした漕ぎ手の人。

若干、漕ぐ人と写真を撮る人に入れ替わるたび、ボートが揺れるんで、

転覆したらおまえらのせいだからな、私泳げないんだからなと、

迷惑オーラは送ってみましたが、

まあ、こんなひとりぼっちのジャパニーズ女なんか気にもとめてませんよね。

 

レイクサイドに再び到着して、小屋にライフジャケットを返したところで急に、

一緒にボートに乗って来たカップルに話しかけられました。

 

「アーユージャパニーズ?」

「そうだよ。」

「僕は、新宿に住んでいた事があるんだ。」

「おおー、新宿多いね!ここまでも話しかけてくれたネパールの人、新宿に居たって人結構いたよ。」

「僕のブラザーは、今新宿にいるんだ。」

 

二人は結婚したばかりらしく、ハネムーンで、バイクで中央ネパールを旅してるんだそうで。

 

「どこのホテルに泊まっていますか?」

「あー、初日はビューポイントって所に泊まって、今はR&Rってところ。」

「安い?」

「今の所は安いよ。800ルピーくらい。」

「それは安いね!僕達は、7000ルピーのところに泊まっているんだ。」

「おおー、いいねぇ。ハネムーンだもんね!

美味しい物、たくさん食べなよ!可愛い服も買ってもらうといいよ。ハネムーンだもん。」

ずっと黙って会話を見守ってた彼女さんに言うと、彼女さんにこにこ。とっても可愛い。

しかし、南米旅でも高いホテルに泊まらなかった私は一体。。。

 

「ところで、パラヒテンプルからあなたを見かけて、

日本人かなあ?って彼女と話してたんですよ。

ボートの中でもずっと二人で見てました。いくつなんだろうって。」

 

いやはや、そんな会話されちゃってんのね。

うかつにあくびとかしたり、変なオーラ送ったりしてらんないね。

 

「彼女は、あなたのこと20か22くらいって言ってるんだけど。」

「本当!?ありがとう!じゃあ、私の歳は、それくらいにしとくよ。」

 

もう、すっごいすっごい初々しいカップル。

私とゴロー丸なんて、南米旅喧嘩しまくり だったからなぁー。(笑)

可愛い奥さんといつまでも幸せにね。次は日本で偶然逢えたらすごいなぁー。 

でもそういうのが縁ってものなんだろうな。

ネパールに来てから、何度も書いたけど、

やっぱり一人旅で、異国の地にいるのに、全くそんな気がしない楽しい時間を過ごせています。

色んな国を旅して、国と言うより町単位で、好きな町、いまいちな町とあるけれど、

旅を終えて、いつまでも思い出すのは、やっぱり出会った人達の笑顔なんだな。

 

いつか行ってみたい国だった国も旅させてもらってきたけれど、

正直ネパールは、いつか行ってみたいとも濃く思ってたわけではなくて、

行ってみたいことは行ってみたかったけど、そんなに魅かれてたわけじゃなかった。

日本語教師の同僚や旅友達から、サヨちゃんは絶対ネパール行った方がいいって、

言われてたから来てみたってだけであって。

 

でも、そんな国だったネパールを2回も旅して、今確実に大好きな国に変わっています。

いつも、そう思うのは、出会った人達との思い出があるからですね。

 

そんな旅からのプレゼントに感謝しつつ、まだまだネパール旅ど真ん中です。

 

 

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執筆者:


  1. tekutekubunbun より:

    こんばんは
    このお寺がある島小さいの??
    写真では大きく見えるけど

    ここでは今でも生贄捧げてるんだ Σ(゚д゚;)
    さすがにそれはチョット見たくないよね
    てかその何かを挟むような台は嫌な予感しかしない!!

    日本人の女の人が一人で旅してるのが珍しいのかよく話しかけられますね (o^-‘)b
    そういう出逢いというか交流って予想外な感じがしてチョット嬉しいですよね~ (^∇^)

    てかサヨさん泳げないんだ!!
    オイラも泳げないけど(笑)

  2. ted & LEON より:

    ネパールもサヨさんには深い意味があるんでしょうね!
    体に気を付けて素晴らしい旅を・・
    :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

comment

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Sayo

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