ガラッと雰囲気の変わる旧市街に到着しました。
急に歴史的な建物の並ぶエリアが現れて、
再び違う国にでもやってきたかのような、変わりっぷりです。
観光客、現地人、そしてポリスまでも、
みんなここに集まる広場です。
楽しそうともちょっと違う雰囲気には感じるけど、
こここそがリマのセントロなんだなーと、
ひしひしと感じる場所です。
建物も立派で、歴史が詰まっている感じが凄い。
その昔、クスコからリマに首都を移し、
この大統領官邸を中心に開発は進められたそうで。
その歴史は、フランシスコ・ピサロがインカ帝国を滅ぼし、
この国を征服したところから始まっています。
彼はかつて、1541年に暗殺されるまで、
この大統領府に住んでいたそうです。
ピサロについての伝記を読むと、
彼はとうてい正義や英雄などと称えられる人物とは、
程遠い気がするのですが、
ペルーの人々にとっては、どんな存在なんですかね?
マチュピチュを見てきた後だからこそ余計に感じる、
インカ帝国の築造を後先も考えず根こそぎ消し去り、
金に支配され略奪を繰り返し、
私欲だけに突き動かされていたような、そんな人物に思えるけど。
それもいわば”革命”とやらになるんですかね。
そんなピサロの遺体は、埋葬されることなく、
今もミイラとして、このアルマス広場の一角にある、
カテラドルに展示されているのです。
彼が英雄的扱いされているのか、
はたまた厄介者扱いなのかはわからないけど、
ミイラ好きの変態としては、見逃せません!!
ってことで、見に行ってみよー!
となりましたが、残念ながら行けませんでした。ハイ。。。
これまた、もう一回来る為だってことで!!
しかし、この一帯の景観には、なんだか圧倒されました。
たぶん、ペルーに来る前に、
この辺りの写真なんかを見せられて、ここどーこだ?
なんて言われても、ペルー!とは答えられなかったと思う。
みんなみんなー!
誰が一番遠くまで水をとばせるか、競争だよ!!あははー!
やっぱり、噴水好きです。
水のあるところ、落ち着く。
私、海辺育ちのとんでもないカナヅチですけどね。
そしてこの広場から良く見えるのが、
前々回、恋人たちの岬の時にも書いた、
バリアーダス、貧困地帯が拡がる、
正直、凄く行ってみたい。
この十字架を、すぐそばで、見上げたい。
だけど、行かない。
このエリアレベルではなく世界には、
危険で近寄るなって言われてる国もたくさんあるけど、
私個人の意見としては、
自分の意思を持ってその場所に行く人達を否定しない。
自分も旅人ということも大いにあるけど、
自分の受けた傷が、絶対他の誰にもわからないのと同じで、
なぜそこに行くのか、強い気持ちは、
自分以外の誰もわからないから。
ましてや、志なんて伝わるはずもなく、
大きい物を持って行くなら、
それは他人には全く何も言えない。
と、私自身は思っている。
だけど、興味だけで、行くなと言われている場所へは行かないことにする。
ましてや、いつもの一人旅ならまだしも、
今はゴロー丸もいるので、
ゴロー丸を危険な目に遭わせるわけにはいかない。
とりあえず今回の旅だけは、
嫌なことなく無事に帰国するのが目標。
なんてったって、夢だった南米行きを、
そりゃもう人でなしくらいの勢いでめちゃくちゃに言われたんで。
こんなに南米の人達に親切にしてもらって、
危険な目になんて一切遭わないでここまで来られて、
ぎゃふんと言わせるには、健康一番で帰国しないと。
では、さらに旧市街を散策しましょう!おー!!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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こんばんは。
確かに南米って怖いイメージあります(w_-;
ごめんなさい(/TДT)/