バックパッカーの値段交渉事情、第二段。
前回は乗り物に乗る前の交渉について書きましたが、今回は買い物編を書きます。
海外旅行での楽しみと言えば、もちろん買い物!ってのもありますが、私、値段交渉はどちらかというと苦手です。
めんどくさいし、そもそもよくわからないし。
元から値札なんかもついて、価格がしっかりわかっているなら、納得して買えるけど、市場やナイトマーケットなど価格不明、相場不明なところだと、いまいち買い物もしまくれない。
そもそも、貧乏バックパッカーだし、だけど、10円でも節約したいと思っている長旅なんかでは、避けて通れないところです。
この値段交渉が楽しい!なんて書いてあるガイドブックには、ちっとも賛同できない。
楽しんで交渉してるよなんてバックパッカーは、本当に尊敬する。
でもでも、欲しいものは次から次へと見つけちゃうもの。そんな愚痴を吐きながらも、私も長旅の時には、新しい町へと進むたびにどんどんバックパックもパンッパンになっていって、最後の町に着く頃には、手荷物にまで自分が欲しくて買ったものや、お土産が増えまくっているという。
特に、ナイトマーケットや市場で見つけるお土産類は、ほんとに可愛くて、この町にはもう来ないかもしれないのに、これを逃したらきっと後悔する!なんて思いながら、ごはんを食べなくても雑貨は買いたいと時間を費やす始末なのです。
結局、苦手なりに、頑張っているのではありますが。
私が、これまで旅をしてきた国の買い物時の値段交渉や、感じた事について。
まず、初めて長旅をした東南アジア旅の頃、いまいち値段交渉をした方がいいということはわかりながら、どんな感じでしていったらいいのかよくわかりませんでした。
もちろん、自分の希望価格を伝えればいいんだろうけど。で、伝えてみると、とんだ価値をわかっていない人間だったらしく、鼻で笑われて終わったこともありました。
そんな中で出会ったベテランの旅人からアドバイスされたのは、
「東南アジアでは、言われた金額の半分から攻めて行くのが鉄則。」
ということです。
それで相手の出方を見て、交渉すると。
とは言え、なかなかめんどくさいですけどね。
でも、東南アジアは、結構元からいくらなんでも高くない?って金額を言われることも多かったので、その分下がりやすかったりもしました。
一時、一緒に旅をした台湾人の友人は、自分でも夜市で身についていると言っていた通り、値段交渉がうまかったです。
↓当時の友人の買い物シーン
買うけど、下げてくれないと買えない。と言う姿勢で、かなりお得に買いまくっていました。
個人的に、ベテランさんからアドバイスされたことが通用するなと思ったのは、ベトナム。
ベトナムは、とにかく商売熱心で、ひたすらお店の人達は声をかけてきます。立ち止まったら最後、くらいの勢いです。
実際、ベトナムの雑貨は可愛いものも多いです。実際にあった話は、ナイトマーケットで、始め4000円と言われたバッグが、最終的にはもってけドロボー状態で、1000円になったこと。
しかも、最終日だったからベトナムドンの残りが少なくて、払えないからやっぱりいいやって言ったら、日本円でいいから!!と。
だから、結局売りたいのです。このめんどくさい価格交渉も、ベトナムはちょっとねばってくれる分、楽でした。
あとは、印象としては、カンボジアは、高目で言ってはくるんだけど、いくらに下げて!ってお願いすると、すぐ下げてくれちゃう正直者のイメージ。
ラオスのナイトマーケットは、交渉とは関係ないのですが、女性の人が活躍していて、買い物するとやたらおまけをつけてくれたのが印象に残っています。
バックパックの旅では、大きなものって買えないから、いつか東南アジアで買い物旅ってのをしてみたい。
あ、また話反れてますね。
南米では、値札もないから、もちろん値段交渉する時も多々あるんだけど、東南アジアに比べると、まったく下がらないし、半額なんてとんでもない感じ。
元からたぶん、そんなにぼったくろうって感じではないんだと思います。
それでも多数買いしたり、多めに買い物をするとお店の人から、いくらにしてあげるって感じで下げてくれたことが多かったかも。
少し安くして、お互いちょっと嬉しい感じってのが、南米の値段交渉事情だった気がします。
意外だったのは、ヨーロッパ旅。
ヨーロッパはもう、売られているものもたいてい値札貼られているし、日本と同じく交渉なんて必要ないんだろうって思ってました。
でも、チェコのお土産屋さんで、値札貼ってなかったから、聞いてみたら、ディスカウントしてあげるよって言われたんで、思い切って更に○コルナにしてくれる?って聞いてみたら、結構すんなり下げてくれました。
単なる先入観で、値段交渉できないって思ってただけなのかもしれません。
なんか、いまいち秘策も伝えられずすみませんです。
が、やっぱり買い物でも、店員さんとフレンドリーに会話しちゃうのが一番なのかもしれません。
ばばんと下げてもらったところって、大抵、先に違う会話をしてて、それから買い物して下げてもらうってパターンがほとんどでした。
でも、気持ち良く買い物して手に入れた物って、思い出のおまけつきだからこそ、今もずっとお気に入りだったりするんですよね。
食堂や道端の簡易的な屋台なんかでは、値下げ交渉したことはないです。
なんか、料理に関しては、二の足踏んじゃいます。
ちなみに、買い物とは少し違いますが、宿の料金交渉も連泊するなら可能です。
ぼられるお金も、交渉して下げてもらったお金も、日本円にすると大したことない金額とはいえ、長期旅で、その国では1食分になったりもする大事な旅費用です。
かしこく、ってのはなかなか難しいにせよ、楽しく買い物もして旅したいですね。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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