サンライズの時に、写真の為に、何度も何度もジャンプさせられ、
鏡張りの水が乾くと、すっかり塩まみれになってしまったゴロー丸のズボン。
さすがにこりゃちょっと、白カビみたいで汚いので、民族っぽいズボンを購入して履き替えました。
私のジーンズもかなりの塩まみれだけど、目立たないからまいっか。
ウユニ塩湖に行くときは、黒ズボンは、要注意です!!
そして、私は、各国のステッカーを集めてるんですけど、
なぜかボリビアバージョンは、見つけられないんですよね。
なので、妥協してワッペン買いました。貼りつけるか。。。これ。
で、さらにウユニの町でのお土産事情を話すと、
私たちが泊まっている宿、AVENIDAの隣にあるお土産屋さんが、おススメです。
というか、宿のご主人が居る時に。( ´艸`)
そんなに負けてくれない、ボリビアのお土産事情だけど、ここは結構負けてくれました。
アルパカの毛100%でできた、マフラーのお土産も有名だけど、
このお店で複数買いしたら、かなり負けてくれた。
あ、あの人にも買おうって思い出して、再び買いに行ったら、
今度は奥さんが店番だったんだけど、ご主人が出てきて、私たちの姿を見たら、
ああ、これも○ボリでいいよって負けてくれて。
その瞬間ご主人、奥さんに睨み付けられてたけど。(;´▽`A ごめんよ。。。
とりあえず、ウユニの塩を密輸してきてとお願いされた旅友にアルパカマフラーも一緒にお土産。
漁師の厳しい冬の海の寒さの足しにしてもらえたらいいな。
そして、今日のウユニは、すっごい風です。
いや、すっごいと言うより、もはや大荒れの大嵐。
ここは、ウェリントンか!?って思ったくらい。
風は吹き荒れているし、いや、それ以上に、砂も潮も舞ってひどい。
いやもう、あのウユニ塩湖ツアーの間は、よくあれだけ天気よかったよなーと思う。
この町で出会った人いわく、ベストな鏡張りが見られなくて、
3回も行かなければならなかったって言ってたので。
いきなりあの最高な状態のウユニ塩湖が見られて、これだけは本当に運が良かったなと思いました。
でも、私はこの町、凄く居心地がいい。
坂もないから、標高高くても、ちょっと楽だし、町自体は小さくて見どころないと言われてても、
のんびりしていて凄く好き。
時間さえもっともっとあれば、沈没してしまってたと思う。
時々、気ままにウユニ塩湖に出かけて。。。
ああー。そんな生活もいいなぁ~。
そして、あっという間に、宿を去る時間になりました。
ちょうど、ラパスから来た時のメンバーそのまま、みんなバスの時間が同じだったので、
一緒にバスターミナルへ。
なんだか、つい先日出会ったとは思えないくらい、
みんな家族みたいだったねと、話しながら。
寝ても覚めても、一緒だったもんね。
でも、4人とはここでお別れ。
私たちのバスの方が、少し早かったので、ひとりひとりとお別れの握手をして見送ってもらいます。
いつも、この旅先で仲良くなった人とのお別れには慣れることなんてない。寂しい。
そして、これが初旅で、そのお別れを経験するゴロー丸にとっては、本気で悲しいらしく、もはや、泣きそうに。
ゴロー丸「さびしいーなー!」(´_`。)
「あー、俺もう本気で泣きそう。」(`ー´。)
ゴロー丸と同じようにいとくんも泣きそうになっていました。
いつしか、アニキって呼ばれてたもんね。
いや、ゴロー丸が、アニキって、個人的には、「ぷぷーっ」って笑っちゃうんですけど
もとい、
「また、これからもたくさん会えるね!!」
だけど、「またね!」が、簡単に叶うほど、旅先マジックが消えないわけではないってことも、
なんとなくもうわかってます。
今、この瞬間は、宝箱の中にいるけど、ここを出たら、もう別々の道なのです。
そして、この出会いだけは、特別なのかもって信じても、崩れていく時の絶望を思うと、
いつしか、素直に別れたくない!と思えなくなってしまった自分は、とても残念なのかもしれません。
今は今、それでいいじゃないかと、うまく割り切れたらいいのに。
背中を向ける人や、悲しい仕打ちをする人に対して、「まいっか」と、いつも考えられず、
いちいち傷ついてしまう。
”ずっと”を意識するから、自分は重い人間なのかもしれません。
でも、みんなで同じ場所で笑っていたことだけは、永遠に真実であり続けるので、
その思い出だけ永遠なら、それでいいかなとも思えるのです。
そんなことを言いながら、自分の中にも大切にしている”あの出会い”はあって、
いつもひとりで、立ちはだかる向かい風を無視して歩いているけど、
そんな時に孤独を感じても、だけど私はひとりじゃないんだと思えるだけの、自分だけの力となってくれているのです。
これは、凄く矛盾しているけど、目に見えないものの中で、いつももがいているような
複雑な人間関係の中で、うまく綱渡りをする術を身につけられていない自分の、どうにか自身を守る盾のようなものなのかもしれません。
それでも。。。また日本で会えるかな?それとも、次はミャンマーかな?
と、こっそり思う。
でもたぶん、会いに行かないけど。
ただ、ひとつだけ。
ここで出会えたみんなが、バラバラになってもおんなじ笑顔で笑っていますように。
そして、ビジャンソン行きのバスが到着しました。
ローカル感あふれる、結構なオンボロ具合のバスです。
ゴ「まじで、これ?乗るの?」(;´Д`)って顔のゴロー丸。↑
さ「まあ、普通はこんなもんでしょ。」
もう、ゴロー丸、ドン引き。
中はもっと暗くて、すきま風びゅうびゅうで寒すぎっていう。笑
別れの寂しさと、バスのクオリティにゴロー丸は、ずーっとテンション下がりっぱなしでした。
ほんとに坊ちゃんってやつは。笑
さあ、ここからボリビア国境の町、ビジャンソンまで行きます。
PM8:00バスは、ウユニを出発しました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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続けてください。
興味津々で読ませてもらってます。
日常生活をしていても…皆といても…時々来る、寂しいきもち。。 ” 一喜一憂”旅と人生は 似ている?!あ、まとまりの無いコメントになってしまいました(笑) 風邪ひかないでくださいね。。