旅日記 アルゼンチン 長距離バス

アルゼンチン北部の大自然をアルパカ多めで紹介

投稿日:2017-06-18 更新日:

アルゼンチンに入り、国境の町、ラキアカのバスターミナルを出発しました。

 

AM8:50

ルカと思いも寄らず、すぐに別れることとなり、ゴロー丸はもうすっかり意気消沈していました。

一点を見つめ黄昏れるゴロー丸。

ゴ「旅って、過酷なんだね。。。俺、絶対一人で旅なんて行けないわ。

こんな途中でお別れするくらいなら、ついていっちゃうわ。」

 

さ「それじゃ、お互いだめじゃん。みんな自分の目的地があるのに。」

  

ゴ「みんなともお別れして、ルカともお別れして。。。さびしい。。。」

 

さ「まあ、旅なんてそんなもんだよ。クッキー食べる?」

  

ゴ「いや。さびしさで、食欲なんてないんだけど。」

  

さ「じゃあ、ひとりで食べるわ。」ボリボリ

ゴ ( ̄_ ̄ i)

 

あまりにも、薄情らしい私の証拠写真。↓

そりゃあ、私だって寂しいけど、だからと言って、

旅先で出会った誰かに、頼って付いていくばっかりの旅なんてしたくない。


そんな旅は楽だけどね。

でも、自分の道は、自分で決めたい。

そしてまた、偶然の新しい出会いをワクワクして待っていたいと思うんだよ。

 

出会いが素晴らしいように、別れもまた素晴らしいのが旅だと思う。

一期一会とは、よく言ったものだと本当に思う。

 

またねと言いながら、またねは、いつになるかわからないし、ないかもしれないけど、

それでも自分の宝物は消えないから。 

そんなことを、寂しくならないように、自分自身に言い聞かせてる気がする。

 

今回の旅は、ゴロー丸がいることで、

いつもの一人旅より、人との別れについて考えさせられているかもな。





ちなみにこのバスも、セミカマなので、座席はゆったり、椅子も大きめ。

かなり倒せます。

さて。

アルゼンチンに入って、山景色がまた続いているけれど、また雰囲気が変わりました。

窓の外には、南米らしい大地や渓谷が広がり、素晴らしい景色が。

 

と、ともに、たくさんの高山動物達!!

動物が見られる高速のある国、大好き!!

第二の故郷のニュージーランドも、高速脇は、動物見放題でした。(羊多め)

窓に貼りついて、いつも見てたなぁ~。

 

昼の長距離バス移動は、こんな凄い景色を見られるから、大好きです!!

 

牛。

 

アルパカ!!

 

リャマ!!

 

茶色いアルパカ!!

  

この群れの中に飛び込んで、何だあいつ!って目で見られたい!!


 

再び、牛!

アルパカ再び。。。

リャマ再び。。。

 

グアナコ登場。。。

 

あれは、ビクーニャかなぁ。。。

 

。。。。。。。。。

 

なんて、羊が1匹、羊が2匹状態になって、気づくと眠りに落ちる。

 

で、ハッと気づいて、景色を見なきゃと起きる。

  

を、繰り返していました。


でも、そんな夢うつつの中で、寝ぼけていたのか、幻の生き物みたいな子を観ました。

体はアルパカで、顔はオオカミ!!

もしかすると、マウンテンゴートだったのかなぁ。でも顔も毛色も違うし。

 

とにかくすっごいかっこいい動物で、興奮してゴロー丸に伝えるんだけど、

ゴロー丸、同じように夢うつつ状態で、「良かったねー。」なんて言うのが精一杯。

 

いや、ほんとあの動物はなんだったんだろう!?興奮

 

他に興味深かったのは、高山にあるお墓です。

こんな風に、墓地として、まとまって造られてもいるし、



山のてっぺんに、まるで英雄を称えるかのように、棺のままポツンと置かれている墓らしきものもある。 

そして、お祈りをするための、小さな祠もたくさん登場します。

 

国が変われば、また景色も全く変わる、南米の長距離バスから見える真新しい日常。

長距離バスって、ほんとにおもしろい!!

文化まで垣間見られるなんて!

 

車内では、何やら映画も始まりました。

 

バスは、いくつかのバスターミナルに寄り、

人も入れ替わって行きました。

 

そして、ターミナルに停まるたび、車内販売に人が乗り込んできて、

あれはなんなんだろうって食べ物を売りに来ます。

ところで、アルゼンチンの長距離バスは特に、悪い人や持ち込みを警戒しているらしく、

ところどころで、ポリスがバスを止めては乗り込んできて、抜き打ちで検査をします。

特にボリビアからのコカの葉なんかの持ち込みを、警戒しているようです。

 

外国人は、全員パスポート提示を求められることも1回程度では、ありませんでした。

特に疑われなかったので、私たちはバッグの中を見せろとは言われなかったけど、

疑われてかなりしつこく中身を出させられていたり、外へいったん連れ出されたりしている人も。

 

ただ、これくらいしつこくしている方が、安全第一に旅をしている方からしたら、逆に安心感がある気がしました。 

まあ、どうしても時間はとられてしまいますけどね。。。

 

長ーい、移動時間は続きます。

 

でも、長距離バスではいつもテンション高め!

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

 

<sponsored link>







-旅日記, アルゼンチン, 長距離バス

執筆者:


  1. レインボー より:

    別れもまた素晴らしい

    という言葉に感動しました(*^^*)

    ありがとうございました。

  2. ジョークおじさんタケシ(団塊世代) より:

    辺境ではありませんが、基本的に予定も援助もない
    一人旅が好きなので、こんな旅はなおさら夢中に
    なって見させてもらってます。

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
ボリビアからアルゼンチンへ。そしてまた別れ。
NEXT
旅先ではいつも自分の生き方を肯定したい

関連記事

ボリビアからアルゼンチンへ。そしてまた別れ。

AM6:00過ぎ、ビジャソンのイミグレへ向けて歩き出しました。 タクシーがやたら声掛けてくるし、乗る人も多そうだけど、 歩いて10分程度で、しかもまっすぐなので迷うこともないので、 タクシーを使わなく…

続きを読む

今度はウィーン拷問博物館です!

大満足で犯罪博物館を後にし、次なる目的地へ。 駅に向かう途中の家のドアノブのデザインが素敵で、思わず写真を撮りました。   ウィーン中心部は都会だけど、ちょっと離れたところは、こんな風に、 …

続きを読む

文武廟(マンモーテンプル)ってどこですか?

文武の神様、文武廟を探しに中環から上環まで歩いて行くつもりが、迷いに迷う旅となりました。でも、やっと見つけて終了ギリギリで入った文武廟の内部には圧倒されました。

最後までビエンチャン。。。

やーーーっと、ビエンチャンを旅立ちます。 つまり、ラオスを出ます。   ビザなしで居られる無料滞在期間ギリギリの15日間いたので、長かったー。 連日、書いていた通り、ビエンチャンは本当に何も…

続きを読む

プノンペンの王宮を散歩する

博物館を出て、再び呉さんのバイクの後ろに乗り、 独立記念塔などを通って、目指すは王宮です。 かつて、カンボジアはフランスの植民地でした。 1953年に独立を宣言すると、やがて独立を記念して、5年後の1…

続きを読む

カンボジアで日本男児と韓国料理

再び夜起きだし、今日はどこへごはんを食べに行くー? とゆきさんと話していると、 昨日、タケオゲストハウスからヤマトへ来たという、 日本人男性2人組が、おいしい韓国料理のお店へ行くというので、一緒に行く…

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

旅ワン:ネギ

Sayoの愛犬。日本全国を一緒に旅したいワンコ。お芋持参で国内の犬OKスポットに出没中。

愛犬と行く国内の旅

sponsored link