旅日記 チェコ クトナー・ホラ

人骨を巡る旅 inクトナー・ホラ セドリツ編 聖マリア大聖堂

投稿日:2016-06-24 更新日:

クトナー・ホラは、ずっと来たかった町と言っていますが、

何があるのか。

ほんっと、田舎町です。お店も見当たらないくらい。




 

こんな感じの誰もいない、これといった建物もないような道を歩いていきます。

前回の旅からずっと、このブログを読んでくださっている方には、もうバレてますよね。

私の悪趣味ぶり。

 

タイの死体博物館しかり、負の世界遺産しかり、

私が選んでる博物館なんかももしかしたらそうなのかも。

 

国内でも即身仏 とか骨仏

を見に行ったりしてますが。

ここ、クトナー・ホラでも人骨をめぐる旅をするためです。

 

 

もっと、可愛らしいカラフルな建物とか、かっこいいスポーツ選手とか、

お洒落な海外ならではのカフェとか、そんなお店でスイーツだとか、

そういうのを巡るなら可愛げもあるんだろうけど。

いかんせん、私の興味があるのは、ここ。

 

 

ごはんを、コンビニで買ったビスケットで済ませてでも、わけわからない交通網に苦労してでも、

見たいのです!このセンス、仕方ない。

 

もうこうなったら、世界中の死の足跡とか、そこの昔の人達の死の選び方とか、

どうしてそうなったのか、時を超えてどうしてそれが現在に運ばれたのかとか。

ぜんっぶ、見て行こうと思います!

 

ポーランドに興味を持った初めてユダヤの事を勉強した頃、東欧の他の国の事も調べていて、

何かの本でこのクトナー・ホラにある凄い教会の事を知りました。

そして、いつか行きたい!と心に決めていた場所のひとつです。

 

なので、私にとっては旧市街の素敵な教会を見るよりも、セドリツの教会を見る方が先。

いや、むしろ真っ先。

 

まずは、駅から歩いて5分くらいのところにある世界遺産を目指します。

ここまでは、最初の道を左に曲がったら真っ直ぐなので迷うことはありませんでした。

世界遺産 聖母マリア大聖堂

普通の観光地やプラハの街中に比べたら、かなり少ないと思うけど、やっとツアーバスで来てる観光客がいました。

 

セドリツにあるもうひとつの教会と重ねて、ここの大聖堂もとても来たかった場所なのです。

入ってみましょう!!

 

ここの大聖堂はもちろん有料。

中に入ると、受付のお兄さんがお得なチケットがあるよと教えてくれたので、それを買うことにしました。

ここ、聖マリア大聖堂、この後に行く墓地教会、そして旧市街の方にある聖バルバラ教会と、

3つの名所に入れるチケットとのことです。

どっちにしろ、全部行く予定だったので、ちょうどよかったです。

 

3館共通入場券185コルナ=820円くらい

もちろん、各場所で買っても行けるし、あとはセドリツの2教会だけのチケットもありました。

 

晴れていると、昼のヨーロッパはこの時期すでになかなかの初夏っぷりですが、

教会の中はひんやり。

中は結構、落ち着いたクリーム色の壁で、シンプル目の造りですね。

 

ここは、1300年頃にシトー会修道院によって建てられました。(世界遺産登録は1995年)

今も残っているゴシック様式の聖堂としてはチェコ最大です。

 

かつて、よく銀がとれる山があったクトナー・ホラは、通貨を作る権利を独占していたので、

その利益によって、町は大きく発展しました。

そして、このような大きな建造物がたくさん建てられたのです。

 

 

でも、時代が移り変わり、第二次世界大戦が起き、チェコは社会主義へと流れます。

それにより、宗教は妨げられ、この大聖堂もそんな時代に巻き込まれ、

大聖堂としての力をなくすと、やがてここはなんと、タバコ工場へと下げられます。

同時に町にはペストなどの病気や大火事も発生し、町は廃墟と化し、かつての栄光も失いました。

そして、この大聖堂も当たり前のように、人々から忘れられ、長い眠りについていたのです。

 

そんな歴史を抱えているから、ヨーロッパの聖堂にしては、シンプル目な造りなのでしょうか。

祭壇もここだけです。

 

1300年以前には、ロマネスク様式(ローマ風)の姿として建てられていたようです。(チェコは1000年の歴史があるので、ロマネスク、ゴシック、ルネサンスと変わっていきます。)

 

で、

ここの内部には、そのロマネスク様式時代の建物の一部が展示されています。

展示と言っても、足元に埋め込められているので、お見逃しのないように。

 

これらの彫刻も歴史を超えて残されているものです。

 

セドリツは、もうひとつの墓地教会の方が強烈なので、こちらの聖マリア大聖堂は世界遺産のくせにとか、”優雅”の一言で片づけられたりとか、

大したことない扱いされがちですが、

そんな歴史とからめてこの大聖堂を見ると、とても感慨深いといいますか、

見逃せない場所であり、

世界遺産になるべくしてなった場所ということがわかる気がします。

 

 

 

あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
ランキング参加中です。応援のワンクリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 旅行情報へ
にほんブログ村


放浪記ランキング

 

こちらも更新中↓

アメブロ 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

ゴロー丸ブログ 真面目なサラリーマン旅をする

その他の記事

0

<sponsored link>







-旅日記, チェコ, クトナー・ホラ

執筆者:


  1. うしおクローバー* より:

    Odkud jsi?
    こん○○は。よい旅ですね。

    >私の悪趣味ぶり。
    …悪趣味?いえいえ、人の生き方、そして生死を越えた命の根源、魂をめぐる旅。いいッスね。素敵です。ガンガン攻めてください。姫、ついていきますぜ!

    ネットでは「閲覧注意」という文字も見るエリアですが、サヨさんならきっと負のパワーに取り込まれることなく、得るものが多くあるに違いありません。まぁそんなサヨさんのことが好きだから、ワシも勝手に旅について行ってる訳ですが。

    どこへ行っても、何を見ても、必ず素晴らしい旅になりますように!

  2. ☆まりりん より:

    私も…
    パリのカタコンブを張り切って見に行ったからなぁ…
    みんなに、わざわざ見に行かなくてもいいのに!って言われた>_<

  3. かみぞー より:

    ☆ えっ~とですねぇ ☆
    いつぞやに中欧3ヶ国にJTBのツアーで行き、
    オプショナルでクトナーホラに行った際の記事はコチラに…
    http://ameblo.jp/kamizoh/entry-10681766222.html

    酷暑の8月に、冷房が壊れたバスで行った苦い思い出がありますよん。
    それと、ブログにあります大聖堂には
    行った記憶が…無いかも…単に忘れちゃっただけかもしれませんが、
    クトナーホラ…行った甲斐がありましたわぁ♪

comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PREV
クトナー・ホラ、セドリツは思ったより誰もいないっす
NEXT
四万人の遺骨で出来た教会

関連記事

ペルーの色を感じて

想像を遥かに超えて大都会だったリマを、 バスで出発してすぐに、 窓の外には、こんな景色が拡がりだしました。 そうそう。 私が、イメージしてたペルーの色ってこんな感じ。   そりゃ、都心部は、…

続きを読む

フェリーに乗って香港島へ

香港特別行政区は、いわばいくつかの島によって出てきている国です。
まずは、到着した香港国際空港があるのは、ランタオ島という香港の西部にある大きめの島の北にある小さな小島、赤鱲角島(チェクラプコク島)という場所です。
そこからバスに乗って宿の重慶大厦のある九龍(カウロン)と言う、中国と陸路で繋がっている半島エリアに到着しました。
で、私達が今いるのは、九龍の尖沙咀(チムサーチョイ)と言う地区。
そこから、フェリーに乗って海を渡り、対岸の香港島へ渡ります。

台北は、またいつか!

さあ、かなり強行スケジュールだった台北一人旅。 日本へ帰ります!! 帰りも私には、送迎のバスも、送ってくれる王子様もついていないので、 自力で空港へ向かいます。   束の間の西門の街にもサヨ…

続きを読む

シェムリアップの岡村さんとの出会い

ドミトリーには、何人か日本人の女の子が泊まっていました。   学生ボランティアで来ている子。観光で来ている子。バックパッカーの子。 みんなとちょっとお話をしていましたが、それぞれ出かけてしま…

続きを読む

プノンペンの王宮を散歩する

博物館を出て、再び呉さんのバイクの後ろに乗り、 独立記念塔などを通って、目指すは王宮です。 かつて、カンボジアはフランスの植民地でした。 1953年に独立を宣言すると、やがて独立を記念して、5年後の1…

続きを読む

ワット・ドイ・ステープ

チェンマイの山の上の金ぴか寺院 ”ワット・ドイ・ステープ”に到着です。 正式名は、ワット プラタートドイステープ。 プラタートって名前がついている寺院、タイでは多いですね。    …

続きを読む

Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

sponsored link