旅日記 ラオス ルアンパバーン

忘れられないChittana Guest Houseのお兄さんとワンちゃんとの出会い

投稿日:2014-03-22 更新日:

昨日の夜は、恐怖でした。。。(´□`。)

安さにつられ、とんでもないドミトリーの宿泊を選んでしまった昨日でしたが、

宿の廊下でパソコンをカタカタやっていると、

なぜか隣に座ってきた白人の男性が、なにやらやばいんじゃ。。。ってものを吸いだしたり。。

もう、さっさと寝てしまおうと思って、ありえないくらい早めに寝ました。





で、朝方、けたたましい女の声でみんな目を覚ましました。

たぶん、危ないなんか悪い事をやっちゃって、狂っちゃってるみたいなんですが、

本当に、なんとも表わしようのない叫び声が外で響いていました。

 

たぶん、寓話の世界の人食い狼なんかがいたら、あんな風に鳴くのかもなと。

今、キツネがなんで鳴くのかっていう歌が流行ってますが、あんなの可愛いくらいですよ。。。

 

幸いにも同部屋の人達は、みんないい子ちゃんチームだったみたいで、

みんな揃っていましたが、とてもじゃないけれど寝ていられません。

 

部屋代表の男の子が、「注意してくる!」と言って、下へ降りて行き、

「みんな寝てるんだぞ!」と怒ってくれましたが、

しばらくおさまったものの、またすぐに始まり、そのうちに男の声も混ざって

さらに、ひどいうるささになっていました。

 

「いつまでここに泊まる?」

「わからない。」

「私は明日、動くわ。」

 

みたいな会話が部屋内で始まります。

 

ってか、私もそうしようっとー。。(=◇=;)

 

朝、起きて支度をしていると、来たばかりらしいスイス人の女の子が話しかけてきました。

よろしくねー、って少しお話したけれど、

私は絶対、今日は宿を移る気満々なので、残念ながらよろしくねーもないんだけど。。。

 

実は、スローボード最終日で隣の席に座ったラフィーナも、この宿に泊まっていて、

違う部屋だったけど、廊下ですれ違って、

わー(〃^▽^〃)再会したねー!

ってなっていたんです。

 

もちろん、日本人はいません。

というか、アジア人は私だけで、ここは完全白人系のドミトリーで、

ジャンキーの巣窟というか、あからさまにそんな場所でしたが、

それでも、ラフィーナやスイス人の女の子みたいにいい子もいて、

友達はできそうでしたが、

 

平和な毎日を送るジャパニーズには怖すぎて、とてもじゃないけど居られません。

 

本当は、2泊分既に支払ってあったんです。

でも、1泊分の料金を捨ててでも、移動したい。

 

まずは、夕べも何も食べていないので、お腹すいたのでなんか食べに行きましょう!

町に繰り出してすぐにあった、屋台でサンドイッチとアップルシェイクを購入することに。

 

とっても可愛らしくて、愛想のいいお姉さんが、作ってくれました。

屋台の見た目は、タイと変わらないみたいだけど。

果たしてクオリティーや、いかに!?

 

 

サンドイッチです。

ラオスのサンドイッチはおいしい、と聞いてはいましたが、

これ、ほんとにとってもおいしかったです。

 

具材は、色んなメニューから選べるのですが、チキンをたのんだところ、

こんな風に野菜もたっぷり入れてくれました。

 

これで、10,000Kip=130円くらい。

タイでの激安屋台の料金からすると、ラオスはちょっと物価が上がった。

ハイパーインフレって聞いてたし、こんなもんか。

 

そして、タイですっかり味をしめ、毎日かかさず飲んでいたシェイクですが、、、

ラオスにタイのシェイクのクオリティーを求めてはいけないらしく、

なんだか、3分の2くらい水で、上に砕かれたフルーツのくずが浮いている。。。

という、とっても残念なシェイクでした。

 

もはや、シェイクとは呼べないんじゃ。。。というレベルでした。

ラオスは、電力が弱いみたいなので、そこですかね。

 

とりあえず、

こんな、メコン川が良く見える場所で、座って食べました。


景色はすばらしくナイスだし、

ここがラオスなんだなー、のどかだなー、本当に来たんだなー。

 

と、気持ちもなんだか清々しいのと比例するかのように、

ゴミが、すっごい落ちているのが、すっごく残念でしたが。。。

 

さぁて!食べ終わったから宿探し始めるぞ!!(`・ω・´)

 

 

1件目、

「フル!」

 

2件目、

「フル!」

 

3件目、

「今日?フル!」

 

 

あ、あれ?おかしいな。。。

宿探しって、こんな大変だったっけ???

 

 

その後も、周りに回って、目に入る宿すべて聞きましたが、すべてフルと断られます。

一泊、2千円、3千円くらいの高い宿でさえフル。

それどころか、FULLと張り紙が貼ってあって、門前払い的な宿すら多数あります。

 

もうー、ふるふるふるふる、言いやがって!モンハンかよ!!

 

しかし。

はっ!と気付きました。

 

なんか、やたらチャイナが多い気がする。

しかも、家族連れが。。。

 

チェンマイで一緒だったかよさんが、言っていた。

もうすぐチャイナの旧正月で、旅しづらくなるね、と。

 

うわー!やられたー!!

今日、旧正月かよー!!

中国人は、ラオスにまで旅行に来るのかー!!そりゃそうだ。

 

ってことは、今夜もあの宿で、小動物のごとく、プルプルして過ごすの?

 

やだー!それだけはやだー!!

 

これはもう、なんとしてでも宿を確保しなくてはならない。

めげてらんない。身の安全がかかってるんだから。

 

時々、煙たがられながら、考えりゃわかんでしょ的な対応をされながら、心折れそうになりながらも

根気強く、宿を探しつづけました。

 

もう、ルアンパバーンの宿、半分以上回ったんじゃないか、、、という頃、

1件だけ、泊まっていいよ!と言ってくれた宿がありました。

 

Chittana Guest House

 

いつも陽気で楽しそうにしているお兄さんと、

その相棒の子犬との出会いです。

泊まらせてくださーい!!!(。>0<。)

 

もう、ほんと神ってくらい、お兄さんが優しかったし。

この子犬のこともお兄さんがすっごく可愛がっていて、

なんだか、はるこがこの子を通じて、ここに連れてきてくれたのかなって思いました。

 

チェックインの手続きをしていると、宿のお母さんが話しかけてくれました。

「今日は、どこの宿もいっぱいだったでしょ。」

「そうなんです!全部、フルって断られて。。でも、ここに泊まれてハッピーです!

 

これ、ほんとに心からの声です。(`・ω・´)ゞ

 

で、めでたく、あの恐怖の宿を出られることが決定。

見てください!このクオリティーの違い!

 

 

Before(某ゲストハウスのドミ)

 

 

 

 

 

After(Chittana Guest House)

 

私、ある程度の汚さとかは平気って思ってきたけど、あれはなかった。

シーツは、100%変えてないし、床は絶対掃除機もかけてないし、

シャワールームは、ぬるぬるしてて、しかも鍵簡易的すぎて、

いつこじ開けられるか恐怖だし。

 

そもそも、汚さが問題なんじゃなくて、夜の発狂者の精神的苦痛が恐ろし過ぎる!!

 

とにかく、早く荷物もってこよーっと。

 

恐怖の館に帰り、(相変わらず白人達が下でたむろしている)さっさと荷物を詰め、

光の速さで去ろうとすると、宿の主が私を見つけ、

 

「あれ?チェックアウト?」

 

でもって、何やら名簿らしきもので私の名前を確認しているけれど、ない様子。

 

そりゃ、そうでしょうよ。

 

昨日、Agodaで予約したって言ったら、何も聞かれず、部屋へ連れて行かれたんだから。

でもって、あきらかに誰か使っているんじゃないの?って状態のベッドを案内されたんだから。

シーツ、なんかさらさらしてなくて不安だったから、自分のトラベルシーツとりだして、くるまって寝たんだから!!

 

そもそも、ちゃんと名簿とかつけてんのもびっくり。

っていうか、感謝してよね。一泊余分に儲けられるんだから!

 

なんて、超上から目線で、心の中で呟きまくり、

早く、あの宿に行きたいんですけど。

 

「まあ、いいや。バーイ」

で、まぁいいらしく私は解放されました~!

 

ルアンパバーン、この後も色んなことがあって、今思い出しても好きな町なんですよ。

なのにね、ああいうことをして白人どもが、印象を悪くしていることに、私はとても嫌悪感を抱く。

それを黙秘しちゃってる宿もどうかと思う。

 

ルアンパバーンは、町自体が世界遺産と言う綺麗な町です。

でもって、住んでいるラオス人も純粋で心が綺麗だと思いました。

なので、これ以上、白人に汚されないでほしいです。

 

Chittana Guest Houseへ戻ると、お兄さんが掃除用具片手に、サーバィディーと挨拶してくれました。

お兄さんは背中に子犬を乗せて、お掃除をしていました。

 

その後も、外のテーブルで子犬と一緒にごはんを食べていたり、

鼻歌を歌いながら、子犬と遊んでいたり、

とにかく仲良しなんです。

 

その姿には本当に癒されます。

 

もちろん、はることの日々も思い出します。

はるこの子犬時代まで思い出しました。

 

やっぱり来るべきして、ここに来れたんだと思わずにいられませんでした。

 

 

 

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Sayo

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