ニュージーランド留学の頃の記事を古いブログから移行します。
*日付は留学時のものではありません*
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朝から、サウトとの言い合いに始まり、
とんだ偏見のせいで、その後も嫌な思いばかりしていたけど、
でも、いいことがひとつありました。
私の行っている語学学校は、2週間に一度テストがあるようで、
それによって、上のクラスに上がる人、今のクラスに留まる人、
(最悪、下のクラスに行く事も・・・)
と別れるようなのです。
まだまだ、新入留学生の私は、授業についていくだけで精一杯だし、
もちろん昇級はなかったけど、クラスメイトもだいぶいなくなり、
”冷たかった彼女”も、違うクラスになりました。
あの後も、彼女に対しては、どう接していいかわからず、
もちろん言葉を交わす事もなかったし。
彼女と同じ空間にいるのがなかなかの苦痛だったので、
これは、私にとってはちょっと爽快な朗報でした。
が、サウトは相変わらず、おんなじクラスのままだったけど。
どれだけ奴の英語力は、進歩しないんだか。
ひとまず、また”彼女”と同じクラスになるのも嫌だけど、
サウトの二の舞も情けないから、しっかり英語勉強しなきゃ。
で、いいのか悪いのか、日本人は私一人になりました。
まぁ、ひどい接し方されるなら、ひとりの方がましかな。
まだまだ、一番仲いい!!って言えるような子も居ないし、
みんなおんなじ程度しか話さないから、
もうちょい仲良くなれる子と出会って、英語も上達したいとこです。
願わくは、新入クラスメイトが来てくれたらいいんだけど、
小さな語学学校なんで、なかなか人も来ません。
まだまだ私が一番の新入り。
今のシーズンも、一年の中で一番人が少ないらしいんだけど。
女の子のクラスメイト、欲しいなぁ。
そして、先生が変わっていました。
ずっと、専任らしきおばあちゃん先生の英語が、早口で聴き取りにくくて、
大変でした。
あまりにも、私のリスニング力がないのが問題かって思ってたけど、
同じ意見の人がクラスメイトにいたので、
やっぱりおばあちゃん先生が、このクラスレベルに向いてないと思う。
そして、新しい先生、若い女の先生になったんだけど、
先生の授業は、とーっても、わかりやすかったのです。
授業内容自体は、今までとおんなじオールイングリッシュなのに、
何を勉強してるのか、その使い方は何なのか、すっごくよくわかる!
初めて、日本語を聞いてるようにわかるって経験をしました。
クラスメイトのドニーも、彼女の授業はわかりやすいよ!と、
授業終了後に言っていました。
本気で、おばあちゃん先生の授業がいつもわけわからなさ過ぎて、
私は、英語を聴きとる能力ないのかもって結構ストレスでもあったから、
先生の教え方次第で全然変わる、私でも理解できるんだとわかって、
ちょっと自信になりました。
一日中、私に聴こえるように、ジャップジャップと言いながら、
他クラスの同じサウジアラビア人に、母国語で私の悪口を言い続けてたサウトを無視して、
今日は一人で帰る事にしました。
まぁ、同じホームスティ先だからって、一緒に帰る必要は何もないんだし。
パパママからは、一緒に帰るように言われてるけど、
そんな義務も背負うことないし。
バス停でバスを待っていると、
通りすがりの人に何かを尋ねられました。
「ごめんなさい。私わからないの」と、断ることができました。
もう一度、ごめんなさいと言うと、彼も、
「いや、いいんだいいんだ」と笑顔で返してくれた。
というのも、先日会ったとんぼくんからアドバイスをもらっていたのです。
日本人って、親切にしなきゃいけない、断ってはいけないって思ってる人が多いから、
何か聞かれたらわかんなくても、一緒に探そうとする人が多い。
でも、それは、こっちの人にとってはあまり親切ではなくて、
受け入れるんじゃなくて、断らないと相手の時間も奪ってしまうから。
なんだそうです。
郷に入れば。。。ですね。
偶然にも、ミンと帰りも同じバスでした。
ミンは、違う学校に行ってるからわかんないけど、
たぶん彼の英語力はかなり高い。
よって、家に着くまでの間、ずっと漢字の筆談で会話をしました。
これが、結構通じて面白かった!
サウトじゃなくて、ミンがホームスティメイトだったら、まだ良かったのになぁ。
まぁ、サウトもおんなじこと思ってるか。
ミンは帰り際、楽しかったと言って、小さなりんごをくれました。
そう言えば、チャイナの子もコリアンの子も、
結構、朝食にりんごを食べてる子多いなぁ。偶然??
ニュージーランドのりんごは、甘いんじゃなくて酸っぱいのが、
ニュージー人好みらしいです。
だから、このりんごも酸っぱめでした。
今日のパパの作ったディナーは、サーモンのテリヤキと、ベジタブル。
「ジャパンの調味料を使ってみたんだ。」
と、パパが言いました。
そんなパパの気持ちも一緒に、今日の夕飯もとってもおいしかった。
サウトは、ごはんの時間には帰って来ませんでした。
まぁ人が少ないのは寂しいけど、顔合わせるのも嫌だったから快適。
デザートに、今日もママとフィジョアを食べる。
フィジョアに出会えて幸せ。
毎日、毎日、濃いと思う。
笑ったり、泣いたり、怒ったり。
これが貴重ということに、後から気付くのだと思う。
日本の良さを、今現在感じているように。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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