旅日記 ポーランド クラクフ

やっと憧れのポーランドに来たけれど。あれ?あれれれ?

投稿日:2016-05-23 更新日:

飛行機は30分くらい遅れて、やっと到着しました。

おねえさんに怒られて以来、すっかりしゅんとしていた私にも、ここでひとついいことが。




 

クラクフ行き飛行機は、よくお世話になっているJETスター並みの小さい航空機でした。

しかも座席からは羽を見上げるタイプ。ちょっと珍しい。

 

遅れて隣の席にやってきたお兄さん。

 

「君、もし窓側がいいなら行ってもいいんだよ。好きな方を選んで。」

 

え~!(*゜▽゜)

窓側席らぶだけど。

新しい国に行くなら、断然窓から見おろしたい派だけど。

でもでも!そんな自分の好きな方だなんて、自分勝手なこと。。。

 

「ありがとう!窓側すき!!」

 

光の速さで答えてる自分がいました。

 

 

クラクフまでは1時間のフライトだけど、おかげで楽しく過ごせました。

 

機内食は、小さなクラッカーの袋と飲み物。

降り際にハート型チョコもくれました。

さあ、ベルリンを経由したにせよ、初のヨーロッパの地に降り立ちました。

 

心配してたロストバケージもなく、スーツケースは一番に顔を見せてくれました。

しかし、クラクフ空港。テーゲル空港を超える小ささと、静けさ。そして、暗い。

人もなんか少なくて、寂しさすら漂っている。

 

さらになぜかATMでお金が引き出せなくて、再びテンションダウン。

仕方ないのでなけなしの日本円を両替しました。

 

外に出ると、よくいる観光客などの出迎えでわいわいってのも一人も居なくて、そもそもアジア人は私だけ。

観光風っぽい人もいなかった気もするけど。

雨は降ってるし、予想を遥かに超える寒さだし。

 

とにかく自分の中のバロメーターが自分でも止められないスピードで落ちて行っているのを感じてました。

あまりにテンション下がりすぎて、もはや引いてさえいて、空港の写真も撮ってないです。

とにかく早くホテルに着きたい。

 

市内までは一番安い方法で、バスで4ズロチ。(120円くらい)

しかし、空港のすぐ外って歩き方には書いてあるのに、すぐってとこには見当たらず。

 

仕方ないので、近くにいたファミリーっぽい人に聞いてみる。

お兄さんはすごく優しくて、一緒にいたおばあちゃんもにっこり。

冷え切ってた心がまたちょっと温められます。

でも、なぜか電車の方がいいって言われたのが気になったけど。

 

ちなみにバス停は、空港を出て右手方面に歩いて行った突き当りにあります!

このとき、結構な雨で写真も撮れませんでした。

 

お兄さんの忠告を無視したからか、ゴロゴロスーツケースを引いて向かっている間に

バス出発。(・Θ・;)

 

次は、いつ来るのか。。。

 

同じようにスーツケースを引いたお兄さんがやってきたので、聞いてみるも英語がまったく通じず。

仕方ないので、その人と並んで立ってたら、普通に通り過ぎてバスがさらに奥で止まった。

 

乗って、、、、いいのでしょうか???

 

とりあえずドライバーが降りてきたので聞くと、あの機械でチケットを買って。と言われました。

ドライバーにも払えるっていう情報はなんなんでしょう。

 

で、案の定機械の使い方わからず、おじさん。。。とドライバーに助けを求めようにも、電話で話しながらどこかへ行ってしまった。

ちなみにさっきまで一緒に待っていた人もどこへやら。

 

私の心のバロメーターもうぼろぼろ。

比べたって仕方ないけど。。。タイでの初日を思い出します。 →エアポートレイルリンクに乗ろう

ちゃんと係員さんいて、しかも優しかったな。。。。

 

しかしここはポーランド。共産のヨーロッパ国。

どうしようもないので、なんとかカンに頼ってチケットを買えました。

 

4ズロチと、もっと安いのもあったんだけど、自分で改札するらしく、確認もされなかったので、もしかしたらごまかせるんじゃ?まじめなジャパニーズとしては絶対、だめだけど。

 

で、改札の仕方もわからず切符を機械に入れても即座に戻される。

 

そこで女の人が乗り込んできたので、聞いてみたら、

大丈夫よ。これでいいのよ。って。

 

とりあえず、そういうものらしいです。

 

この右のNの上に小さく穴が開いているのが、改札した証拠みたい。

そうこうしているうちに、ドライバーが、お!乗ったね!ってにこにこして戻ってきました。

 

おっちゃん。。。おそいよ。。。(´・ω・`)

切符の買い方、レクチャーしてほしかったよ。ガイドブックほんとあてにならない。

 

そして、空港と市内を結ぶバスにも関わらず、私と彼女の2人しか乗客はおらず走り出しました。

 

車内。バスはきれいだけどね。

窓の外からちらっと見えた、電車のプラットホームがほんとに暗くて、とてもじゃないけどあんなとこで一人で立つなんて嫌だったななんて思いました。

時間は夜の8時だけど、まだまだ外は明るいのが救いではありました。

 

家々は確かにきれいだけど、人っ子ひとり歩いてないし、

なんか暗いのもラオスの仄かな優しい明かりとかそんな感じじゃなくて、雰囲気が暗いので、

テンションダダ下がりでした。

 

ちゃんと、優しくしてもらってるんだけど。。。

すでに心は、東南アジアに逃げるか。。。なんて考えてました。

 

ダメダメ!ちゃんとヨーロッパ旅を楽しまないと!

 

だんだん市内に近づくにつれて、停留所からも客が乗り込んでまあまあの乗客数になりました。

 

40分くらいでバスターミナルに到着。

 

ドライバーにお礼を言って降ります。

でも誰一人、お礼を言っていないのが気になります。そういう国なの。。。?

 

しかし、バスターミナル、どこが地上なのかもわからずパニック

 

余計なことに、ショッピングモールとも繋がっちゃってるもんだから、まず外にさえ出られず。

 

仕方ないので、グーグルMAP起動。

 

オフラインでも使えるこの機能には、旅先ではほんとにお世話になりっぱなしだよ。

 

そして、10分くらい歩いて、やっと念願のホテルに到着です。

 

 

 

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執筆者:


  1. うしおクローバー* より:

    ファイト!

    旅が終われば全ていい思い出になる…はず…と思っても、一人で不安な時ってありますよね。

    「旅が楽しいかどうか」は、そこの環境よりも、旅人の感性の問題だと思っています。サヨさんなら、きっと全部大丈夫♪

    ファイト!必ず素晴らしい旅になるはずですよ!

  2. 台湾の路地裏猫 より:

    旅の始まりが難関
    初めての国で地方空港着だと、特に。
    でも、
    「バスを降りたら、がら~ん(誰もいない殺風景)」でなくて良かったですね。

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Sayo

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