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古墳時代のお墓 吉見百穴

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埼玉の吉見町に不思議な穴があるのです。

まるで小人が暮らしているようで、実はかなりの時代を超えた文化遺産で、一部の人には心霊スポットとも言われているらしい。

日本のホビットンなんて呼ばれてもいるらしいけど、この”日本の”って言い方があまり好きじゃないので、全く別の価値ある場所と考えるとして、

一体どんな感じの場所なんでしょう?行ってみましたー!





バスを降りて歩いて行くと、やがて向こう側にそれらが姿を現しました。

吉見百穴

おおー。確かに。

山肌に空いた?造られた?

とにかくなんじゃありゃ?って感じの穴がいくつもある!

 

到着しました。入り口です。

ちゃんと観光名所でもあるので、綺麗に整備されています。

入場料を払い中へ入ると、全貌が見えました。

ほんと、ここだけ見ると一気に古墳時代にタイムスリップしたみたいですね。

ここは、古墳時代にお墓として掘られた穴なのです。

219の穴が掘られていて、説明書きによるとコロボックル人の住居説があったとか?

あ、私コロボックル人って都市伝説だと思ってたけど、ちゃんと民族として存在していたんですね。

高校時代、仲良かった子が教室の窓のサン部分に「コロボックルが歩いてる~」とかいう不思議系女子なことを言い出したことがあって、バカにするでもなく信用しないでもなく、本気でそれはどんな生き物なのかを聞いていたあの頃の私は、相変わらず好奇心の塊のような人間でした。それを世間ではアホとも言う。

 

っていうのはともかく、後に住居説というのは、否定されたそうです。

で、完全にここは古墳時代にお墓だったという研究結果が出たそうなんですが、なんか怖いでもなく、そんな大昔のお墓なんてなんだか夢がありますよね。

世界には鳥葬に水葬、そして中国やフィリピンでは崖から棺桶を吊るす懸棺なんて言う儀式もあるそうだけど、日本も大昔は、少し変わった葬り方をしていたんですね。

この穴の中に遺体を寝かせ、一枚岩で蓋をしたそうです。

中には、何人かを寝かせた広い部屋もあり、そこは家族全員の墓だったんじゃないかとも言われているそう。

古墳時代からも、ちゃんと遺体には敬意を払う文化だったんですね。

 

穴はいくつか入れるように公開されています。

でも、すっごく小さな穴なので入っていくのは大変。

頑張るゴロー丸さん。

 

結構、中は広くて住居だと思われていたのも頷けます。

まあ、遺跡のようなものなんで、中はすっごい空気が籠っていて暑いです。

 

そして、中に入って天井などを見上げてみると、何か文字などが彫られているのです。

これは、使者を葬るためのおまじないとかなのかなぁ?

名前だとも言われているそうだけど、解明はされていないようです。

こういう所に便乗して、現在人が自分の名前なんかを彫っていないことを願うばかりですけどね。

 

そしてこれらの穴の中には、天然記念物のヒカリゴケが生えている場所があるのです。

正直、外から中をのぞき見る形だし、思いっきり昼なんで、「これ??」っていう感想ですが。

せっかくなんで、てっぺんまで登ってみましょう。

当たり前だけど、遺跡などの階段はほんときついです。

途中、遠くに富士山が見えるエリアで富士山を見つけて一休みできるものの、

その後もなんとか登った先は、特になにもない、むしろちょっと荒れた感じの場所でした。

 

お店らしき建物もあったけど、営業してないっぽい。

いや、ただの住居なのかな?としたら、凄いとこに住んでますね。

 

で、冒頭にも書いた心霊スポットと言われている由縁についてだけど、

ここまで見てきた感じだと、墓は墓でも大昔すぎる墓なんで、そういう心霊とかなさそうな雰囲気です。

万が一、古墳時代の幽霊がいるなら、現在人を同じ人間だと認識もしてなさそうですもんね。

 

ただ、もうひとつ、ここには見ておきたい場所があるのです。

たぶん、心霊スポットとか言われているのは、このせい。

戦争時代、軍需工場があったそうなんです。

うーん。こんな歴史的な大財産を軍需工場として使っていたのか・・・

しかも工場にするために、わざわざ掘られたらしいし。

 

ここも、中に入れるようになっています。

かなり奥深くまで掘られていて、すっごく広いです。

普通に地下通路みたいな感じです。

そして、ひんやり涼しい。

残念ながら、かなり奥へはさすがに行けないようになっているのですが、

正直、百穴よりもこっちの方がよっぽどぞっとしますね。

こんな広い場所が軍需工場だったなんて、まず掘り進めたときから労働者を使い、過酷な労働をさせていたらしいし、その後もここで人を殺すための武器が造られ、しかも、こんな過去が残してくれた文化財を破壊してまで造られたそうで。

戦争中の人間の心の方がぞっとします。

 

小さくてマイナーな観光場所だと思うけど、吉見百穴はこんな感じで見どころは詰まっているのです。

 

そしてすぐそばにある古い感じのこれまた味のある観音堂があります。

岩室観音堂

たくさんの観音様が祀られています。

 

かなり歴史がありそうな観音様も。

全部で88体あるそうです。

 

そして、奥へ進んで行くと、胎内くぐりができるようになっていて、

しかも売りは、ハート形になっているそうなんです。

 

これは、恋人同志とかでくるとあれなあれですよね。

実際のハート形を確かめに・・・行きませんでした!!

なんでだろ、日本内のこういう冒険できそうなとこ、まいっかなってなってしまう。

旅人失格ですな。

 

小さいスポットですが、古墳時代をほんのり感じられる吉見百穴でした。

 

 

吉見百穴

行き方:東武東上線 松山駅より鴻巣免許センター行きのバスで百穴入口で下車。そこからは徒歩5分ほどで見えてきます。帰りは駅まで歩けたので(30分くらい)、バスに乗らなくても許容範囲です。

入場料:300円

HP:http://www.town.yoshimi.saitama.jp/guide_hyakuana.html

 

 

 

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Sayo

バックパッカー。
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