オーストリア ウィーン 負の世界遺産など

ウィーンの拷問博物館 拷問の歴史

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や、ちょっと!

アメブロから過去の旅日記を移行しておりますが、このウィーン編に差し掛かったところ、この拷問博物館の日記を改めて読み直して、我ながら苦笑い・・・

いやもう適当過ぎた。

感想はただ、つまんなかったとかぬかしやがって自分。なんてこったい。

貴重なヨーロッパ旅だったのに、色々見過ぎて麻痺してました。しかも、お化け屋敷とかタグ打ってるしな。もう、救いようのない・・・

ってことで、改めてヨーロッパの拷問の歴史について、この博物館のリアル模型と共に、振り返ってみたいと思います!

写真も追加しました!

 




 

まずは、入口を入るとすぐにグアンタナモのコーナーがあります。

グアンタナモ収容所とは、アメリカの所有する収容所。

もちろん、名前の通り犯罪者や主にテロリストなどを収容する施設なのです。

しかし、この収容所のある場所はキューバ。

 

なぜそんな変な配置なのかと言うと、理由はたくさんあるにせよ、

アメリカ国外だけどアメリカ所有物。

キューバにあるけれど、キューバ政府は一切関知できないし、したくもない。

なぜなら、アメリカのものである上に、爆弾みたいな触れたくないものなので。

 

つまり、この収容所は無政府状態のようなものとなり、それはそれは酷い拷問が平気で行われてきたそうです。

しかも、ここの収容所の問題は、本物のテロリストならまだしも、

疑いの目を向けられただけの無実の人達まで拘束され、ひどい拷問を受けていたことです。

 

やがて、その問題は世界の批判の目に晒されるようになり、オバマ元大統領がアメリカ大統領に就任すると、

オバマ元大統領によって2009年、収容所の閉鎖にとりかかることとなりました。

 

しかし今現在、収容者の数は著しく減少したものの、実際には閉鎖までには至っていないようです。

アメリカの傷、9.11問題しかり、簡単には閉鎖できない問題が山積みのようです。

トランプ政権になったらますます、放置されそうですね。

 

と、グアンタナモについて、さらりとした解説ですみませんが、ここウィーンの拷問博物館でも、さらりと触れている程度ですが、ちゃんとコーナーが造られていました。

収容者の声の展示。

 

これは、グアンタナモ収容所に入れられた収容者が身につける囚人服です。

オレンジは、アメリカにとってもキリスト教におけるユダの色とされ、憎むべきテロリストに着せる色。

でもって、そのアメリカと敵対するテロリストたちの基地でも、捕虜にオレンジ色を着せ殺害をしています。

それは、アメリカ自体にはもちろん、グアンタナモや、同じように世界的に問題となったアブグレイブ収容所の収容者が身に着けさせられている色であり、

思いっきり皮肉を込めてオレンジ色の衣服を着せているのです。

 

ここの拷問博物館という名前からも、グアンタナモの問題をわざわざ提示しているということが、大きな皮肉めいた意味があるようにも感じますが、

やっぱり、どうせならもっと詳しく展示されているといいのになぁと。

でも、グアンタナモから始まる拷問博物館。今思えば、凄いですね。

 

おおっと、グアンタナモ問題で既にこのページ、だいぶ書いてしまいましたが、

この博物館の本展示は、この後始まります。

 

実際の旅日記の時にも書いたけど、なんてったって拷問なんで想像すると痛々しいどころか、のどが潰されそうな感覚にもなるけれど、実際ここの博物館の展示を見て思ったのは、

逆にリアルに再現し過ぎて、お化け屋敷みたいな感覚ではありました。

ただ、それでも実際にやっていたことなんですから、こうして現在の人間から見ると、おぞまし過ぎますよね。

 

水攻め。

一応、複雑な表情を浮かべる神父様が立っているのがなんとも。

 

これも水攻めだけど、沈める用の檻。

 

水攻めどころか、火あぶり。

火刑とも呼ばれているそうです。

これは、背景を見ればわかる通り、見せしめのために街中で行われていました。

こんなの見に来る人々がいたんだなーと思うけど、今ここにいてこれを見てる私に言えた言葉じゃないか。

 

指を潰される拷問を受けている女性は、やがて左にある針の椅子に座らされるのでしょうか。

これによって、魔女の疑惑をかけられた女性が多く指を潰され拷問されたそうです。

 

そして、針の椅子の進化形のような、鉄の処女。(右)

鉄の処女は、有名な拷問道具ですよね。もはや、拷問と言うより処刑だと思うけど。

これらは実際に使われていたものなのかなぁ。この博物館の鉄の処女は偽物だと言っている学者もいるようです。

 

こちらは、実際にあっただろう感じがする。

木枠に首と両手を固定されて、ひたすら周るだけしかできないようにされた拷問。

これも、街の人間への見せしめと、罪人の屈辱のためだけに設置されてたんだろうなぁ。

まさしくこれは拷問ですよね。

ナチス時代のヒトラーだったら、これすらも何かのエネルギーに活用しそうだなと思うけど、ただ屈辱を与えることが目的だったんだろうなぁ。

 

屈辱を与える為とは言え、罪人と呼ばれても、極悪事件からそれこそ軽犯罪、

ましてやこの時代では、奴隷に対するただの虐め的なもの、そして魔女狩りまで。

現在であれば、それは紛れもなく罪ではないとされるものもたくさんあったと思うので、

極悪でない人間がこれらにかけられていたと思うと、いたたまれないし、現在の世の中にこれらを展示する意味は大いにあるんだろうなとは思う。

 

そんな魔女狩りの展示はこれです。

これも完全に拷問どころか処刑じゃんって思うけど、これは自白させるための拷問でした。

そばにいる人は、悪魔払いをしています。

 

今の世の中から見れば、魔女狩りを”集団ヒステリーだった”とは、よく言ったものでまったく愚かな裁判だったとは思うけど、結局おおもとの発端は、現在でも消えていない迫害や差別などとも言われていて、

そう思うと、魔女狩りとは、言葉を変えて現在にもまだ残っているとも言えるのかも。

 

ここの博物館は、1フロアしかなく正直狭いし、展示もこういう再現人形が主なのですが、実際の拷問器具の紹介なんかも少しありました。

 

重そうだし、ちょっと動いただけで痛かっただろうなーってわかる首輪。

 

このギロチンで、何人の人が処刑されたんだろう。

私の旅は、こういう感じの場所は多めだし、いつしかギロチンを見るのも平気になってしまったけど、かと言って気持ちのいいものじゃないし、立ち止まってまじまじ見てしまうこともないくらい、ギロチンこそが悪の象徴な気がする。

 

まぁしかし、こんな拷問再現や実際の道具などを見ておいて、よくもまぁ、つまんなかったと言えたもんだよ。当時の私は・・・

ただ、ここはどれくらい本気?って言ったら失礼かもしれないけれど、同じウィーンにある犯罪博物館と比べると、展示数も差は明らかだし、入口の看板のフォントとか、展示室内に流れる怖い音楽とか悲鳴とか、ほんとお化け屋敷ちっくという感想はやっぱりちょっと避けて通れない。

 

この博物館は地下にあるんだけど、それもなんか嫌だなぁって思ってたら、どうやら元は戦争時代の防空壕だったらしいです。

防空壕が今や、拷問博物館かぁ。って思うのは、やっぱり私は堅苦しい日本人だからなんでしょう。 日本人、なんでもダメダメ、ルールルールって疲れるよーってまた生徒に言われてしまう。

 

ウィーンに行ったら、観光場所にわざわざ盛り込まなくてもいい場所であるとは思いますが、(同じ博物館ならぜひクリミナル博物館の方へ)

ひとまず、旅に出たくても出られない人に旅気分を!という、

自分なりのコンセプトに沿って、ウィーンの拷問博物館は、こんな感じなんだなってのをお伝えできれば!

 

ちなみに、旅ブログの時に書かなかった小話を。

クリミナル博物館も私とドイツ人のおじちゃんの二人しか客いなかったけど、ここも正直、賑やかなウィーンの街からすると、どうした?ってくらい客がいなかったんですけど、

私が入った時、欧米系の学生っっぽい若い男の子の4人くらいの集団がいました。

 

彼らは、人形の真似とかしてふざけてたんだけど、私が現れ真剣に写真を撮り始めると明らかに苦笑い。

なんか言ってたけど、言葉がわかんなかったけど、

あのアジア人、女一人でいかれてるぜ~みたく言われてたのだろうか・・・(^_^;)

 

そんなヨーロッパ旅の時のブログはこちらから。

今度は拷問博物館です!

 

 

ウィーン拷問博物館

Neubaugasse駅 徒歩1~2分

料金:6ユーロ AM10:00~PM6:00  ※予約はもちろん必要ありません。

HP:https://www.foltermuseum.at/en/

 

 

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
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