アルゼンチンの北東部にあるパラグアイ、ブラジルとも隣り合った街、プエルトイグアスと言えば、なんてったってイグアスの滝!
南米旅はどこの街に行っても、本当に現地の人に助けられることが多かったのは、ずっと旅日記の中でも書いていたけど、ここもまた、本当に助けてもらった町でした。
今日はそんなプエルトイグアスの街のまとめ記事です。
Contents
町の雰囲気
のどかな観光地です。
特に凄い賑わっているという場所もなかったし、かと言って静けさ漂う街でもないし、旅をするには居心地の良い場所でした。
それなりに観光客向けのレストランもいくつかあるし、小さな売店も。
ローカルエリアでは、プエルトイグアスの日常も感じられる場所もあったし。
この街に滞在する観光客は、ほとんどがイグアスの滝を見に行くためだと思います。
そのための最低限の街という感じもあったかな。
個人的には、夜出歩いても危ない感じも受けなくて、バスから降りた中心街には、足を踏み入れない方が良さそうなエリアも見当たりませんでした。(もちろん、どんな街でも自分の身はしっかり守るに越したことはないです)
ただ、相変わらず苦労したのは両替。
アルゼンチンでは、サルタに引き続き、この街でも両替所が見当たらなくて、本当に焦りました。
ATMも日本のカードは使えないのか、とにかく途方に暮れたので、お金に関しては要注意です。
人の感じ
自分がほとんどいたのは観光客エリアだってのもあるとは思いますが、とにかくサルタに引き続き、優しい人が多かったです。
この街では、とにかく思いもよらぬこと続きでハプニングの連続でもあったので、それで人も冷たかったら、半泣き状態で去っていたことでしょう。
自分史上では、一番遠くまで苦労して行ったと思う街だし、そもそもそうそう簡単には行けない場所です。
そんな街の人が優しくて本当に助かりました。
そんな人達に支えられているからか、この街で出会う旅人達もとってもフレンドリーな人が多くて、良い思い出が多いです。
物価
とにかくハイパーインフレの影響で、もう高い高い。
ちょうど、高騰していたのかもしれないけど。
サルタでもそうだったけど、アルゼンチンって、小物や雑貨が結構可愛いものが多いんです。
友達に買って行ったら喜ばれるだろうなって物見つけても、ちょっとお土産で買うような値段ではなくて、もはや高級品。
それがちょっと残念でした。
こんな感じのコンビニちっくなお店は、まぁ激高ってほどでもなかったけど、日本に比べてお得感は感じられない程度の値段でした。
とにかくアルゼンチンは、インフレの影響で物価もコロコロ変わるイメージ。
特に観光場所なんかの入場料に関しては、ガイドブックに載っている情報なんて古いし、誰かのブログなんかの一年前の情報でも古い可能性があって、そこから値上がりしているのを踏んで考えた方がいいかもです。
ちなみに上にも書きましたが、両替で苦労した経験から、日本円だけじゃなくドルを持って行くことを声を大にしておススメします。
食べ物
長距離バスで配られる食事は、毎度毎度ハムチーズとパンで、ハムチーズに嫌気も差していましたが、街ではBBQが代表的な食べ物のようです。
左上:ニョッキのミートソース
ミートソースも大きなお肉が入っていて、やっぱりBBQ推しなんだなとひしひし。
右上:ステーキ
よく焼いてもらったお肉です。もう見た目からもわかる通り、肉が大好きな人には食べ応え充分だと思います。
左下:パリジャータ
アルゼンチンのBBQの名前ですが、色んなお肉が乗ったミックスグリルです。これまた、肉好きには食べ応え充分だと思うけど、さすがに肉好きの人でも、二人で食べるにも苦労したんで、なかなかのボリュームです。
そして、そこまで肉好きってわけでもない私には、ちょっと食べられないような部位もありました。(血のソーセージとか)
右下:トロピカルサラダ
スーパーなんかでもたくさん見かけたけど、ホワイトアスパラが結構売られていて、料理でもよく使われていました。ディップがレーズンとかも入った甘めの味付けでそれをつけて野菜を食べるのがちょっと斬新でもありました。
続いてデザート編。
上:フォンダンショコラ 下:バナナケーキアイス
甘いものにそうそうはずれはなし!
私が麻痺しているのでなければですが、そこまで海外特有の激甘デザートでもなく美味しかったです。
イグアスの滝の売店で買ったピザとエンパナーダ
正直、カードも使えないし両替も大変ってことで、お金がじり貧状態で買った昼食でした。
イグアスの滝に行く時は、食べ物持参ってのもいいかもしれないです。
ちなみに色んな物が食べられるブッフェは、バスターミナルにありました。
食べ放題ってわけではなく、好きな物をとってグラムでお会計をする方式です。
ここ、これなんだろう?って思うものが多数あったので、おススメです!
宿情報 *シーズンなどにより料金は変わると思うので参考までに
プエルトイグアスで泊まった宿は、2軒です。
1軒目
HOSTEL PARK
予約した宿が予約サイトのミスなのか何なのか、予約できておらず、困り果てている私達にその予約した宿の人が紹介してくれて急遽泊まれることになった宿です。
部屋:???
泊まった部屋:スタンダードルーム(バス、トイレ室内)
料金:一泊4000円くらい
感想
良かった点・宿の人が親切、プール付き
急遽ってことにも関わらず、泊めてくれて本当に感謝でした。比較的若いアルバイトかなって感じの子達が受付だったんですけど、スーパーの場所を教えてくれたりと、フレンドリーで親切でした。
リゾートって感じの宿なのか、プールにビリヤードなどなど、部屋の外にも遊べる設備が整っていて、そこにいた他の部屋のお客さんもフレンドリーに挨拶してくれて、心地の良い宿でした。
悪かった点・値段の割にはあまり
これ、急遽泊めてもらったからだったのかもしれないけど、部屋の中はあまり綺麗でもなかったです。かと言って東南アジアの安宿ほどの汚さではないんですけど、まぁ、プールにも入らなかったし、特にお得感とかはなかったです。食事が付いていたわけでもないし、自分ではなかなか選ばない宿かも。
2軒目
Posada Portal del Iguazu ポサダポータルデルイグアス
部屋:ファミリールーム、シングルルーム、ダブル・ツインルーム
泊まった部屋:ダブル・ツインルーム(バス、トイレ室内)
料金:一泊2900円くらい
感想
良かった点・部屋が綺麗、朝食付き、エアコン付き、ウエルカムドリンク、宿の人が親切
悪かった点が思い浮かばないくらい完璧な宿。朝食もシンプルだけど美味しかったし。泊まった時は気付かなかったんだけど、予約した時点で、空港からの行き方とか詳しいメールをくれていて、本当に素敵なオーナー夫婦の宿でした。
確か当時はまだオープンしたばっかりだったはずで、初日から泊まりたかったーと思ったのを覚えています。
ここもまたプール付きでしたよ!
次またこの街に行くなら、迷わずこの宿を選びます。
プエルトイグアス観光
言わずもがな、イグアスの滝一択ですね。
こんなはるばる遠くまで来て、ここを見られずに、去らなきゃいけない危機だったんで、ある意味感動もひとしおでした。
中は結構広くて、見所もたくさんありました。
まさに滝の遊園地みたいで、いくつもの場所から滝が見えて、それぞれ雰囲気も異なる感じです。
ブラジル側からの滝もまた姿が違うそうですが、だいたいの人がイグアスの滝を見るならアルゼンチン側と言うようです。
自分は、両方見たわけではないのですが、もうアルゼンチン側だけで大満足。
ハイライトの悪魔ののど笛は、絶対にお見逃しなく!
それから、可愛らしい動物とか珍しい動物に、怖くない珍しい綺麗な虫なんかもたくさん見られたのが楽しかったです。
可愛いんだけど、悪さもするハナグマくん達には注意。
噛まれたり、引っ掻かれたら直ちに病院へ。
プエルトイグアス旅 もくじ
長いバス旅でちょっとだけパラグアイに入りつつも、ついにプエルト・イグアスへ。思ったよりも田舎の感じ。
やっと宿でくつろげる!はずが、今まで出会ったことのないまさに事件が。いきなりハプニングに出くわすと、この街の今後の旅も不安な暗雲が・・・
気を取り直してディナーへ。束の間の贅沢な時間でした。
なんと!ここまで来てイグアスの滝が見られない!?どうなってるのアルゼンチン!本当に絶望的な気分に陥りました。
困り果てた私達を救ってくれた係のお兄さん。またまた現地の人に助けられて前に進めた、そんな出来事でした。そしてひとつ旅の技を身につけた!
世界三大瀑布の迫力は、しょっぱなから凄かったです。
イグアスの滝、後編。クライマックスは本当に凄い迫力で素晴らしい場所でした。
・親日夫婦の宿 Posada Portal del Iguazu
またまた素敵な宿を南米にも見つけました。親日の人に出会えるのは、世界のどこでも嬉しいものです。
アルゼンチン料理を満喫して、大変ながらも楽しかったプエルトイグアス最後の夜。また新しい出会いもありました。
・72時間、ぶっ通しの長距離移動スタート!でもその前に。。。
居心地の良かった宿を出発して、再びの長い移動がスタート。出発時刻までもう少し、旅人魂を燃やします。
観光エリアじゃない場所を束の間一人旅。ローカルエリアも面白い発見がたくさん。
楽しい街はもっと居たいけど、それでも次の街へとわくわくしながら旅立ちます。
・・・・・
まさに今、地球の裏側にいるんだなってことを感じながら、そしてさすが地球の裏側ってことで、困り果てたことも多々あったけど、それでも本当に無事に見たい場所を見られて良かった。
そして、そんな見たかった場所に住んでいる人達が優しい人達が多いってこともまた、幸せに感じたポイントでした。
南米旅の中では、かなり助けられた街でした。
また行きたいか・・・
また行ける日なんて来るのかなぁ。それってかなり贅沢。そして、世界三大瀑布の他の滝も、いつか観に行けたらいいなぁ。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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