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骨仏のお寺、法然寺

投稿日:2015-01-19 更新日:

次なる観光地は、私がとっても行きたかったお寺に行きます。

初香川~!

足を踏み入れました。




 

大きな池を通り過ぎると、やがて辿り着きました。

目的地はここです。

 

法然寺

ここは、お骨佛が祀られていることで、有名なお寺なのです。

お骨佛・・・たくさんの人の骨を粉状にし、それらを固め、人の骨で作られた仏像のことです。

 

そんな仏像がある場所だからなのか、

はたまた高松藩松平家の墓などもある場所だからなのか、

ここの寺は、なんとも言えない、厳粛な空気感が漂っていました。


階段の上から見下ろした景色も、不思議な空気感が漂っているようにさえ感じます。

この時、まだ午前中だったのですが、快晴なのになんだか暗いですね。

 

だけど、不気味だとか、怖いとか、そういうのともちょっと違う。

 

そして、お骨佛は、この隣の本堂の中にあります。

 

拝観料350円を納め、中へ入ります。

私達の他には、特に誰もおらず、中はものすごーく静まり返っていました。

 

襖に閉ざされた部屋がいくつかあって、その中にお骨佛は置かれています。

中には安置所とみられる部屋などもあり、かなりの静寂です。

 

同行者さんは、怖い怖いと言っていましたが、

なんでだろう。やっぱり私には、蓋然的なはずの怖いという感情はまったく湧きませんでした。

 

個人的に思うのですが、

怖いと思える人は、明るい中を生きているから、この世界が遠すぎて感じる感情で、

怖さを感じないのは、自分の中にどっしりと置かれた錘が、

この空気感に馴染んでしまうのかと。

 

やっぱり、ペットロスのまま、はるこのことをお祈りしたくて、今も藁をもすがる思いでここにいる私には、

怖いより何より、早く扉を開けて進んで、はるこのこと、お願いしたいのです。

ところで。

この先には、お骨佛ではない、また別の見学物があるのです。

 

東南アジアでも、ものすごーーーくたくさん見てきた涅槃仏。

寝仏ですね。

 

先日、友人と会った時に、東南アジアの話から寝仏の話になり、どうしてあの姿なのか、

という話になりました。

「ああ、あれは、東南アジアなんかの”気楽に行きましょっ”って空気感を現してるんだと思ってたよ~。」(´∀`)

 という、私の発言を聞いた友人は、呆れ顔。

 

友人「あれはね、入滅する時の姿を現したものなんだよ。」

 

ずどーーーーん。。。。

自分の馬鹿さ具合を思い知らされました。。。

 

って、そんな常識、みなさんは、ご存知ですよね。私、ほんとに恥ずかしい。

 

ってことで、そんな友人のありがたい教えをちゃんと目にしようと、

観に来たのであります。

 

扉を開けて、中へ入りましょう!

 

この中は、ほんとに外の空気とは、完全に二分されているように感じました。

歴代の住職なんかの像や、阿修羅像、たくさんの像が並んでいるのです。

その先に、部屋が開け、そこにその光景はありました。

 

涅槃図。

 

まさしく、お釈迦様が入滅する瞬間の光景が、たくさんの置かれた像によって再現されていました。

お釈迦さまの周囲には、まさにこの世の終わりだと、嘆き悲しみ、苦渋の表情を浮かべる弟子や動物達。

52体いるそうです。

 

そして、外側には、全てはまるで自然なことであるような、

全てを受け入れたような、そんな表情で静かに見守っている動物達。

そこには、まるで全ての感情が閉じ込められているように、圧倒される光景でした。

 

撮影禁止ですので、残念ながら、お骨佛も涅槃図もお見せできませんが、

 その光景が絵に描かれて飾られていたので、それを載せておきます。

なんだろう。

私はずっと、こういう涅槃図を見たかったのかもしれない。

ちゃんと、嘆き悲しまれていることも一緒に伝わるものが。

 

悲しみを乗り越えて、残された人間が生きて行くには、ちゃんと悲しむことが必要なんだと思う。

それを教えてもらったような場所でした。

 

 

骨仏のお寺、法然寺(高松市)

HP:http://www.geocities.jp/raigouin/

拝観料:350円

 

 

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執筆者:


  1. よっちー より:

    お久しぶりです。

    こんばんは~お久しぶりです。
    わあ~骨仏のお寺
    凄いですね。

    私はお釈迦様が北に頭を向けて寝ているときに
    亡くなったから北枕が縁起悪くなったと
    聞いたことがありますよ。

    次はどこに行かれるのかな?
    楽しみにしてますね(*^▽^*)

  2. より:

    こんばんは

    なんでだろう… 不思議な感覚
    身体がゾクゾク 

    行きたい!行かなくっちゃ!と思ってしまいました

  3. ヤマナ より:

    お邪魔します。
    前は大乗仏教の地を訪れて、今度は小乗仏教ですね。
    元は一緒でも、伝わる経路の違いで、どのような変わりがあるのでしょうね。 ヤマナ

  4. 和頼 より:

    こんばんわ

    素晴らしい画像をありがとうございます。

    木々に仏の姿を見ました。

    感謝です。

  5. おっさんバッグパッカー より:

    さぬき

    うどん食べましたか?

  6. ラオウ より:

    おはようございます!
    今年もよろしくお願いします(^-^)/

    ブログ
    いつも楽しみにしてます見るたびに
    行きたくなります(°∀°)b
    ではでは(^-^)ノ~~

  7. saita より:

    法然寺こんなところが
    あるんですねぇ

    機会があれば 行きたいです。( ´艸`)

comment

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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