旅日記 ニュージーランド オークランド 留学

初のホームスティ休日はDVD地獄とカルチャーショック連発!

投稿日:2018-11-23 更新日:

ニュージーランド留学の頃の記事を古いブログから移行します。

*日付は留学時のものではありません*

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ベッドに入り、あっという間に、疲れて寝てしまったけど、AM1時頃、目が覚めました。

日本の携帯を持ってきていたので、表示はNZタイムと日本タイムの2つが表示されています。

日本は今、夜10時かぁ。まだまだベッドに入る前の休憩タイムをみんな過ごしている頃なんだぁ。愛犬は、私がいなくなったことに気付いただろうか。

まだ、一日目だけど、寝起きの目覚めってのは、すごく淋しさが増します。

なんだかんだ、考え出すと目が冴えちゃって、ベッドの中でごろごろ。

再び3時頃眠りにつきました。

 

そして目覚めるとびっくり!

朝、起きるはずだったのに、時計を見ると、すでにAM11時半!!飛び起きる!

リビングへ行くと、

「おはよう?」と、笑われました。

早寝早起きのニュージーランド人にとって、こんな時間は、もはやおそすぎるくらいなんだと思います。

 

この日は、月曜から通学する学校への、バスの定期を買うため、ホストファザーのパパとサウトと3人で車で中心地へ。

ホームスティ先から、オークランド中心地までは結構距離があります。

「サヨ、見て見て!」

サウトに言われて、窓の外を見ます。

初めてづくしだけど、家からダウンタウンへの道路の脇には、海がずっと続いているのです。

昨日、エージェントさんに、連れてきてもらった時にも目にした、

City of Sales(帆の街)と呼ばれるオークランドの、たくさんのヨットが港に停まっているのが見渡せます。

海の色、そこに降る陽射しの粒、そして空の近さと青。その全部が、やっぱり濃い。

「すご~い!!キレイ~!」

そう言うと、サウトはなんだか誇らしげに、

「そうだよ!キレイなとこなんだよー」

と答えました。

 

サウトにとっても、ここニュージーは故郷じゃないんだけど、

私も数カ月後には、こんな風に自分の地元かのように誇らしげに思えるんだろうか。

今もまだ、私が日本じゃないとこにいるなんて、不思議でたまらない。

 

ダウンタウンでは、パパが窓口で話してくれたので、定期もすんなり買えて、

特に何もせずに、そのまま帰って来ました。

まだ、街を歩くだけで緊張する。

 

家に帰ってきてからというもの。。。

この日は、とにかくDVD地獄でした。。

 

英語に慣れるようにってのもあるだろうけど、ニュージー人は、とにかくDVDを観るのが好きらしい。

ママが気を使って、字幕を出してくれたけど、でも字幕も英語英語!英語ですよ。

辞書を片手に、懸命に内容を追いかける。

あんなに大好きな映画でも、一本観るのに、こんなに疲れるものだとは。

そして、終わったらすぐに、次の映画へ。

正直、気を使いながら映画2本とぶっ続けで見るのは、かなり疲れます。

が、ママは容赦なしです。

本当は断りたかったけど、こういうの断れないのも、私の日本人の悪いとこ出てる気がする。

こっちでは、自分の気持ちを素直に言わないとってのはわかってるんだけど。。。

 

2本目は、日本とニュージーのかけはし??
”ラストサムライ”でした。

実は、いまだに観たことがなかったけど、まさかここで観るとは!

おもしろいけど、客観的に日本人として観ると、ツッコミどころもなかったわけではないけど、
ママとサウトはとにかくチャンバラシーンで楽しそうに盛り上がっていました。

気になる日本語が出るたび、逆質問される。

それを、つたない英語を並べて懸命に説明。

本当に伝わったのかわかんないけど。

 

そして、やっぱりわかんない英語を調べる。で結局、ラストサムライまでも必死で観ることになったのでした。

こうやって、早く英語に慣れるしかないんだけど。

 

今日のディナーは、ピザ!

典型的なキウィ家庭は、土曜日は家事もお休みの日なんだそうです。

よって、夕食も外のものを買ってきて食べるのだと、パパが説明してくれました。

しかし、海外のピザはやっぱり味が濃いなぁー。

 

そして食べ終えると再び DVD。。。

 

今度は、”SAYURI”です。これも初見。

パパが、気を使ってレンタルしてきてくれたんだけど、

こっちはちょっと難しくて観るのが辛かった。。。

 

って、感じでDVDに次ぐDVD。

外が暗くなっても、DVD。

4本立て続けです!!

こりゃあ、映画評論家レベルですなっ!

 

さすがに、映画好きでも、ずーーーっと辞書片手に必死に観ていると、

うっすら持病の偏頭痛が。。。

 

パパもママも寝て、やーーーっと、DVDから解放され、少しサウトとおしゃべり。

ネイティブより、第二外国語同志は、通じやすい。

と思って盛り上がっていると、これまで楽しく話していたサウトが急に真面目な顔になり、

「君にボーイフレンドがいてもいいから、NZだけの恋人になろう」

と、言いました。

 

オイ!!

出会って2日目ですがな。

しかも、完全割り切り恋人希望ですか?!

こいつ、そんな軽い奴なんだぁ。。。

 

「とりあえず、キスしようよ。」

またしても真面目な顔して言って来やがる。

ドン引き。

これが、単なるジョークじゃなくて、完全にサウトは本気で、

本気で簡単にそういうことをするだけのニュージーにいる間だけの割り切り恋人になろうって言ってるのはわかるけど、

私はそういうの興味ない。

どうせなら、気がついたら好きになっているような、そんな恋がいい。

いやぁ、これ、カルチャーショックですわ。

でもって、私がそんな簡単にOKするようにも見えるのかな?そんなことを思うのも、”頭の固いニホンジン”なんだろうか。

それとも噂に聞く、”イエローキャブ”って奴に思われてるんだろうか。

とにかく、やっぱり女性としてなめられてるようで嫌だなぁ。

 

ひとまず、ジョークで言ってるかのようにして部屋へ逃げたけど、

こんなこと言われちゃうと、今後、どこか接しにくくもあるんですけど。

 

これが、悪名高きサウト。

そして私のニュージーランド留学生活は、望んでもいないこいつとのあまり楽しくない思い出が、

あいにくのホームスティメイトだったというだけで、かなり増えてしまうのです。

 

 

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