次のタイこそは見たい。ムエタイ。
みんぱくの記事の続きです。
→ その1 南米・オセアニア圏
→ その2 アフリカ・イスラム圏
そして、今回はとっても慣れ親しんだアジア圏です。
ちょっと不気味だなーと思った、呪術多めのアフリカ、イスラム圏を抜けて、今度はアジアエリアに来ました。
あーこれ、わかる!って物が多くなってきて、またそれも楽しいです。
しかし、民族博物館は世界一周分、ほんっとーにすっごい広いです。
僧侶の托鉢。
ルアンパバーンで、この托鉢を見た時は、心から感動したのを昨日のことのように思い出します。
まだ肌寒い朝の裸足、一列になって続々と現れる僧侶の列。
ラオスが貧しい国だなんだ言われていたって、とてつもなくこれこそは気高く感じた。
その後に、実際に僧侶に授業をする機会があったからこそ、裏話や感じていることを聞けたりして、本当に貴重な経験だったなー。
思い出に浸りだしちゃう東南アジアエリアです。
これは、フィリピンのジプニー。
すっごく華やか。
しかし、やっぱり東南アジアでは必須の乗り合い文化だけど、乗り物を見ると思い出す苦い記憶。。。
と、そればっかり言っていても仕方ないので置いといて、
フィリピンにも見たい物があるんですよ。そのうち、旅に盛り込みたい。
さすがにみんぱくにも展示されていないけれど、どこかに出来ないかなー。世界のダーク博物館的なものが。
ひとまず自分の旅で、目指せ負の世界遺産攻略、ダーク観光ということで。
これからも、どん引きされながら、どんどん観に行きたいと思います。
って、自分の旅話は置いといて。
凄く興味深いのは、楽器エリアです。
こういう民族楽器っぽさむんむんの、人形まで掘られた楽器とか大好き。
個性溢れる世界の太鼓。
木や革がメインなんだけど、国によって様々な材料から造られているのも面白いですね。
特にアフリカ圏や南米の太鼓などは、音色も面白そうだし、叩いて音を聴いてみたいけど、そりゃそういうわけにはいきません。
でも、見ているだけでも楽しいです。
これは、中国の枠太鼓。
凄く美しいです。叩いているうちに絵もかすれちゃうだろうから、これは叩く用ではないんだろうけど、こんな美しい太鼓なら、見ているだけでも充分。
もちろん弦楽器も。
セタールやラバーブ。
楽器演奏大好きなので、ほんと世界には色んな楽器があって楽しいなと思う。
これらは、中東の楽器なのです。
なかなか日本では接触のない楽器は、もし現地に住むことになったら、あれもこれも習ってみたいなーと思います。
観光地でたまーにセールスされたりするけど、いまいち買ってみる勇気がない。
こういうの演奏できる人は、素直に凄いなって思うし、特に中東なんて、紛争が続いているけど、こんな素敵な楽器があって。
この素晴らしい音色が街中に溢れるような、そんな平和な国になってほしい。もったいないなー思う。もちろん楽器だけではなく、世界に嫌われるような国でも、素敵だなーと思う芸術は、やっぱり素敵です。
そんなことを考えさせてくれるのも、こういう博物館ならではですね。
みんぱくも素敵です!
まだまだ行きますよ!
ギターコーナー。
ちょっと写真じゃ伝えにくいんだけど、この一番手前のは、すっごい大きいんです。
ギタロンと言って、南米の楽器。これはたぶん、凄い古いから、ヘッドのペグが壊れてしまっているけど、そもそもギターなんで6弦です。
ボディも大きいので、低音です。持ったことないけど、重いんだろうなぁー。
この子はインドネシアのバロン。
悪霊と戦い、人間を守ってくれる聖獣だそうです。
凄く立派ですね。人形劇にも登場するそうです。
圧巻だったのは、そんな人形劇の人形コーナー。
これだけ並べられていると、本当に魂が宿ってるみたいで、迫力があります。
悪役とか、配役も色々あるんだろうけど、みんな表情が違って個性豊か。
もちろん、ここで人形劇が見られるわけではないけど、しばしここに佇んで眺めていたいと思わせてくれるコーナーです。
なんか普通に、話し声とか笑い声とか聴こえてきそうな感じすらしますね。
いやもう、紹介したい写真もコーナーもありすぎて、まだ民俗学博物館の記事、なかなか終わらないです。
でも次でラスト!世界一周の終わりには、ちゃんと帰国しますよ。
その4へつづく。
*ラオス、ルアンパバーンの托鉢の記事はこちらから。
国立民族学博物館
万博記念公園駅から徒歩15分。
※土日などは駅から無料シャトルバスも出ています。
観覧料:420円 開館時間:10時~17時 水曜休館
中は見どころ満載なので、とても1時間くらいじゃ見終わりません。
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