空はすっかり晴れ渡り、
戻ってきたポーランドに歓迎されていると思いきや、
やっぱり、ポーランドには歓迎されないのか。。。
呼ばれてないけど、じゃじゃじゃじゃーんですね。
ここからがすっごい長かったんですよ。
予定時刻を1時間過ぎてもまだ到着する気配がなく、
かなり車内はそわそわしていました。
クラクフに到着したのは、なんと夜の7時過ぎ。
予定到着時刻は、夕方4時だったので3時間遅れです。
ベルリンを出発してから、11時間。
東南アジア旅の時に、24時間バスなんてザラだったから、あれ以来、
10時間程度はなんともないけど、やっぱり疲れます。
でも、なんでだろう。
そんなに、ホッとした感じもなく。
東南アジア旅の時、1周してカオサンに戻って来た時に感じた、
あの感動もなく、
なんかあっけなく感じました。
やっぱり、初めての旅のあのすべての感情、感覚、それらが混ざったにおい。
あれはもう、二度と自分の中に溢れることはないんだろうな。
私はもう、キラキラバックパッカーじゃないんだな。
ちなみに、東欧中欧のバス事情ですが、
私は主に、Polski Bus、Student Agencyを使ってきましたが、
ヨーロッパは他にもたっくさんのバス会社があります。
で、ユーロラインという会社のバスも結構使われているみたいですが、
どうも悪名高いみたいですね。
なんてったって、予約番号は、ちゃんと届いたメールを印刷した紙を使わないと乗車拒否だとか。
旅していて、印刷なんて、いつでもどこでもできるわけありません!
こんなバス乗車時に、断られるなんてひどすぎる!!
っていうことで、使いませんでした。
とりあえず、長距離バスを使ってみた感想
***
Student Agencyは、座席予約ができて、ドリンクサービスまであるのがいい。
でも、人気路線は、早く予約しないと結構埋まりがち。なぜか荷物料をとられる時あり。
結構な長距離だとトランジットが多いかも。でも、トランジットはそんなに問題なし。
Polki Busは、断然安いのがいい。
でも、まだまだ走っている路線は少なめかも。人気場所に行くバスは、席取り合戦必須。
乗り心地は悪くないし、2階席の真ん前楽しくておすすめ!!
***
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Polski Bus ベルリン → クラクフ 渋滞なければ、8時間
100ズロティ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて。
2回目のクラクフですが、今日の宿はここ。
ドミトリー2泊 84ズロティ:2200円くらい
ポーランドに戻ってきて、何がいいかって、物価がとにかく安い!!
ドミトリーも他の国に比べて安いし、綺麗な印象。
ここのドミもまだ新しいみたいで、とても綺麗。
ここは廊下。
ちゃんと、個人ロッカー(鍵つき)だし、
トイレもシャワールームもたくさんあって、本当にいいドミだと思う。
で、案内された部屋は、6人部屋でした。
鍵を開けて入っていくと。。。
暗い!!
なんかなんか、服やら靴やら、その他にも色々なものが部屋内には置かれていて、
下段のベッドも、完全に埋まっている、
どころか物がたくさんベッドの上にも置かれている。
まるで、誰かの家に入ったみたい。
宿泊施設の部屋というよりは、生活感100%!!
あ、同室のおばあさんですね。
でも、ドミトリーにおばあさんなんてめずらしいですね。(・Θ・;)
とにかく挨拶挨拶!!
「は、、、ハロー!ジンドブリィ!!」
「・・・・・・」
無視されましたぁ~!!!(´д`lll)
いやでも、こんなことでは、心折らないぞ。
ヨーロッパ旅もあとちょっとしかないんだし。
とりあえず、私のベッドは、ここでいいや。
やっぱり、ヨーロッパのドミは、ベッドメイキングは、
セルフ式が多いですね。
しかしおばあさん、こんな薄暗い部屋で、
電気もつけずにずーっとPCに向かい合ってる。
隠し撮り
な、、、なんか異様な雰囲気だな。。。
もぞもぞとベッドメイキングをしていると、
若い女の子が入ってきました。
また挨拶します。
でも、迷惑そうに無視されます。
さすがに、ちょっと悲しい気が。。。
そしてその子は、おばあさんに何か話しかけています。
ポーランド語なのか何語なのかわかんないけど、
明らかにすんごい文句を言っているのはわかる。
もしかして、私のことでしょうか?
おばあさんと孫、2人で旅行でしょうか?また珍しいな~。
なんて思っていたら、男性が入ってきました。
彼は、挨拶をすると返してくれたので、若干折れかけた心回復。
で、気づいたんですが。。。
どうも彼ら、3人家族のようでした。
お父さんが、エイドリアン・ブロディそっくりだったので、
多分ポーランド人だと思います。
いわゆる、家族でアパートに住んでる感じでドミトリーに住んでいるのでしょうか。
キッチンとかでも、3人で夕飯を作って食べています。
そんなに明るい雰囲気で食べているわけじゃないけど、
やっぱりファミリーの部屋に迎え入れてもらえない一人旅ってのは、寂しさが増しますね。
家族水入らずの部屋に、外国人がやってきたら、そりゃ迷惑そうな顔をする人もいるよね。。。
でも、私何も悪くないんだけど。
私だったら、一緒に食べる~?なんて交流するけどな。
なにより、ここは、ふつう~のドミトリーのはずなんだけどなー。
と、なんか悶々としていて、
再びクラクフ生活が暗くなりそうだったので、
長距離移動の疲れもあったし、とりあえずベッドにもぐりこんで、
さっさと眠りにつきました。
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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