日本から近くて結構気軽に行けそうな国、香港。
行く前、勝手に抱いていたイメージは、ネオンがギラギラしていて、中国とも台湾ともまた違った中華圏のイメージ。
でも、実際行ってみたら、とんでもなく大都会過ぎました。
だけど、抱いていたイメージが残っている場所もあり。。。
今日は、そんな香港のまとめ記事です。
町の雰囲気
全体的には大都会なんだけど、街ごとに独特の雰囲気があって、それぞれまた違った顔が見られた感じです。
でも、東京と似ているなと思いました。
どこの街に行っても人が溢れていて、高い建物が並び、活気があって。
個人的には、その辺がいまいち香港を楽しみ切れなかった要因だなとは思うんですけど。
とは言え、電車で降り立った駅ごとに、ガラっと雰囲気が変わるので、街の違いはとても楽しめました。
もちろん、日本じゃ味わえないような雰囲気の場所もありました。
例えば、映画の撮影地にもなったモンスターマンションこと益昌大厦。
有名な巨大スラム、九龍寨城があった跡地の公園。
ガイドブックに載っているような中心地を離れた方が、ちゃんとした香港らしさを感じられました。
そして、大都会だけあって、夜の景色がまばゆくてキラッキラ。
もちろん有名観光地ビクトリアピークからの眺めも綺麗ですが、ヴィクトリア湾の傍から見上げる夜景も綺麗でした。
特徴的なビルがあるのは、中華圏っぽいですね。
光を使ったショーなんかも毎日開催されているので、夜景は必須の見どころです。
人の感じ
良くも悪くも、他人に関心のない大都会。
若者多いし、みんなちゃんとおしゃれしてるし、ほんと東京と変わらない。
旅行者も、アジア圏に限らずほんと多いから、いちいち外国人を気にも留めてない感じです。
だから、店なんかの呼び込みや話しかけられる事も一切なくて、それが楽でもあり、バックパッカーとしては凄い寂しくもありました。
電車の中の雰囲気も本当に東京とおんなじ。
風景を撮ろうとカメラを向けると、誰かしらがカメラ目線のインドとは真逆のこの感じ。(笑)
街の移動方法
大都会いまいちと愚痴をこぼしつつも、大都会を旅する利点と言ったら、この移動が楽ってことが一番。
電車はもちろん、トラムもバスも走ってます。
もちろん、数分置きくらいで来るし、これらの交通網をしっかり把握しておけば、どこに行くにも楽だと思います。
ただ、種類が豊富ならではのトラップもあるので、そこは要注意です。
苦い思い出 → 重要!間違えやすいビクトリアピークへのバス
おすすめは、フェリー!
↓九龍からの乗り場
昼に乗っても、風が気持ち良くて爽やかだし、夜はやっぱり夜景が綺麗。
フェリーもそんなに待たされない間隔で運行していて、使いやすいです。
ただ、フェリーは夜遅くまでは運行していないので注意。
これらの乗り物は、オクトパスカードと言う交通カードにお金をチャージして使えば、乗り降りも楽です。
物価
日本と大して変わらない印象。
とは言え、乗り物の料金は安いし、大量に売られているようなお土産物も安いものはありました。
とは言え、雑貨なんかはバッタも。。。オマージュ商品らしきものを除けば、日本でもよく見かけるような、そんな珍しい物はなかったし、ナイトマーケットの屋台なんかで、お土産を買おうと聞いた料金は、ちょっと高いんじゃないの?って感じる物もありました。
もしかすると、ぼったくろうとしてるのかもしれないけど。
レストランなどの食べ物も、日本に比べたら安いとは思うけど、激安!ってほどではなかったです。
食べ物
激安ってほどではなかったけれども、それでもやっぱり中華圏だけあって、食べ物は物凄く美味しかったです。
どれを食べてもってくらい。
香港のナイトマーケットには、東南アジアや台湾のような食べ歩きできるような屋台はなかったのが残念だったけど、各街の道の通り沿いに、ファストフードのお店があって、そこで売られている物は安くて、美味しそうなものばかりでした。
商品を見て、こんな感じの味かなって想像しても、それを超えてくる感じで、食感も面白い物が多かったです。
左上:香港名物、海老ワンタン麺
初めて食べた時から、もう美味しくて大感動して、毎食、食べてました。
サンミンっていうノーマル麺がコリコリしてて美味しくて、海老ワンタンもプリプリで。
写真、麺しか写ってないんですけど、ちゃんと具材も入ってます。
料理好きの友人に教えてもらったのは、麺が延びないために、具材が下で麺が上になっているそうです。
右上:お粥
中華粥の味付けがしっかりついていて、お粥と言えどもこだわっている感じがさすが中華です。
左下:茹で海老、白灼蝦
茹でた海老っていうシンプル料理なんだけど、右にあるタレにつけて食べるのが、たまらなく美味しいのです。
きっと隠し味的な物が入っていて、美味しさを出してるんだろうなぁ。
右下:シューマイと人気のお菓子.雞蛋仔(ガイダンチャイ)
シューマイはカレー味だけど、結構辛めの味付けです。
雞蛋仔は、香港で流行っているお菓子らしくてベビーカステラっぽいお菓子です。
でも、食感がベビーカステラよりももちもちしていて、甘さも強くなくて、凄く美味しい。
どちらも、道にあるファストフード店で購入しました。
続いて。。。
上:マンゴー餅
これ、今まで食べてきたデザート類の中でかなり忘れられないくらい美味しかった。
マンゴーを餅でくるんで、周りにココナッツがまぶしてあるのです。
左下:魚蛋(ユーダン)
丸いはんぺんです。日本のはんぺんよりもぷりっぷり。
これもカレー味で、結構辛め。
右下:エッグタルト
これまた、香港名物ですね。中の部分がまるでプリンが入っているみたいにトロトロでした。これも想像してたのと違ってたなぁ。(もちろん良い方向へ)
エッグタルトは店によって、かなり味とかも事なるようですよ。
宿情報 *シーズンなどにより料金は変わると思うので参考までに
香港で泊まった宿は1つだけです。
バックパッカーの憧れ、重慶大厦です。
深夜特急も読んだし、旅友たちもみんな泊まったらしいんで、憧れでした。(笑)
ちなみに重慶大厦(チョンキンマンション)は、内部にたくさんの宿が入った大きなマンションです。
フォーチュナーゲストハウス Fortunate Guesthouse
部屋:シングルルーム、ダブル、ツインルーム、ファミリールーム
料金:一泊3160円
泊まった部屋:ツインルーム
感想
良かった点・エアコンがついていて快適、ホットシャワー
香港旅は目一杯スケジュール詰め込んでいて、部屋には寝に帰るだけって感じだったので、部屋も広くはないですが、これらの設備でこの料金なら充分でした。
悪かった点・チェックイン時のアクシデント、重慶大厦ならではの欠点
チェックインしようとしたら閉まっていたっていうアクシデントには参ったけど、それ以外は、特に宿関係で嫌なことはありませんでした。
が!
全くおすすめできないのは、やっぱり重慶大厦ならではの欠点が山盛りだからです。
そもそも、そういうものだっていう噂は聞いていたのですが、実際に体験してみると、想像以上でした。
ってのは、重慶大厦は、説明した通り、たくさんの宿が入っている大型マンションなのです。
一階には、空港等でエクスチェンジするよりもよっぽどレートがいい両替屋さんが並び、お得なインドカレーのお店なんかも入っていて、何より宿代が安い!
↓夜の重慶大厦の雰囲気
旅人にとっては嬉しい環境!のはずなのに、すっごい不自由なんです。ここ。
理由は、エレベーターが2台しかない!!
しかも、行った日は1台しか稼働してないって言う。。。
再度書きますが、沢山の宿が入っているんですよ。
だから、おのずと宿泊者も沢山いて、一日の中でどれくらいの人がここを行き交っているかと想像すると、そりゃもうとんでも物件ですね。
毎回この小さなエレベーターに乗るのに列に並び、待つ事数十分。
もう下りなんて、とてもじゃないけど乗れそうにないから、毎回13階から階段で降りてました。
憧れだったのと、想像が足りなかったんですね。私。
まだ、夜遅くに帰って寝るだけだったんでマシだったんですけど、何度も行き来してたらって思うと、絶対にここおススメしません。
まぁ、そんな事も初香港の良き思い出です。
香港旅 もくじ
・いつものように寝不足で旅が始まり。飛行機の窓から初めて見降ろした香港は。。。
・空港から市内へと向かう。香港の街の第一印象は。。。
・憧れの重慶大厦到着。苦労して宿に着いたものの、いきなり雲行きが怪しい
・宿が閉まっていてアタフタ。小さな出会いもありつつ、なんとか宿の内部に到着
・香港初フェリーで対岸へ。香港の交通はわかりやすくて便利
・文武廟を探して中環をさまよう。道教のお寺は見事でした
・初の香港グルメに感動し、食べまくりの旅が始まりました
・バスを間違え移動を断念。なんだか虚しくなった夜
・気を取り直して夜市へ。でもなんだか期待してたのと違って拍子抜け
・それでも香港グルメはどれも美味し過ぎて、香港に来た甲斐があったと思わせてくれるのです
・大寝坊で予定変更。銅鑼湾の大砲の轟に興奮
・公園でイスラムのお祭りに遭遇。そして銅鑼湾の裏通りを歩く
・おしゃれ都会な街は、インスタ映えスポットもたくさんありました
・モンスターマンションは、一目見るだけでも価値あり。こんな香港いいなと思いました
・線香を買うのにひと悶着。今思うとくだんない言い合いだなぁー
・太っ腹の神様が集まるお寺は、像がとってもかっこよくて見どころ満載でした
・香港で行ってみたかった場所、巨大スラム九龍城。今はもうないけど、歴史を感じられる場所でした
・旺角はまた変わった街で、花や鳥がたくさん
・旺角には、金魚街と呼ばれる通りもありました。そして見つけた、感じのいいお店で美味しいランチを
・今度こそは間違えずにバスに乗り、無事にビクトリアピークに到着
・煌びやかな100万ドルの夜景。自分のしたい旅スタイルが見えた時間でした
・そして今宵も絶品香港ディナーを食べ、夜の重慶大厦のリトルインディアを歩いて一日が終わりました
・(重慶大厦の)ホットシャワーの浴び方について
・香港からマカオへの船の日帰り旅のはじまり
・香港に帰ってきても、気分は上がらず。でも香港ディナーにはテンション上がりまくりです
・最終日。世界的有名スターたちの手形のある公園へ
・最後まで食べまくりの食の旅でした。そしてまさかのフライトに乗り遅れそうに?!
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香港 番外編
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・日本にもあの九龍寨城があったのです。内部侵入したものの、中は異世界!
・少ないですが、香港・マカオ旅で買ってきたお土産を紹介します
・・・・・
日本から気軽に行ける近い海外の国の中でも、一番最後だった香港。
大都会過ぎて、イメージと違い過ぎて、テンション下がってた部分も多々あったのですが、こうしてまとめてみると、香港らしさもちゃんとあり。
詰め込み過ぎのスケジュールだったけど、ひたすら移動しまくって、色んな香港の面が見られて良かったなぁと思います。
でも、それでもまだまだ見ていない香港の顔も沢山あるんだろうなぁ。
また行きたいか・・・
大都会を旅したくなったらまたいつか。あとディズニーに!
あなたにも行きたい場所へと飛ぶ風が吹きますように。
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