旅日記

南米旅を終えて

投稿日:2017-11-10 更新日:

いつもの旅を終えてのあとがきを書こう書こうと思っていて、

バタバタしてて、気付けば月をまたいでしまった。。。


でも大丈夫!!

いつも、出国前と帰国後だけは、リアルタイムで、

その時ほやほやの気持ちを下書き保存しているのです。

いや、なにが大丈夫?なのって話ですが。。。

 

 

まずは、今回もこのブログと一緒に旅をしてくださったみなさま、

本当にありがとうございました。

 

コメント、リプログまでしていただいて、

たくさんのダイレクトメッセージや、いいね!も、本当に嬉しくて、大感謝です。

無事に今回の旅、南米旅も完結できました。

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

 

何回も何回も、書いていたけど、

こんなに旅の終わりが寂しいって思ったのは、久々でした。

ずっと行きたいと思っていた夢の場所、ウユニだけに留まらず、

たくさんの景色を見ることができて、 

しかも、南米は予想していたのを軽く超えて、 

本当に人が優しく楽しく、温かかった。 

 

そりゃあ、知らない場所へと旅に出れば、

いつも色んな人に助けてもらっているけれど、 

南米は本当にそれが濃くて、

助けてもらえなければ、絶対に進めなかっただろう感が大きい場所で、 

忘れがちになる、自分は一人で旅してるんじゃないんだってことを、

まじまじと思い出させてくれた気がします。

 

いつか絶対に、再度帰ってきたい町が、南米にはたくさんできました。

そしてまた、いつか絶対行くんだって、希望を見出す町も。

全部、行ってみなきゃわかんなかった。 

 

今回一緒に、旅をしたゴロー丸のことは、

はっきり言って、頼れないなーとまでは思わなくても、侮ってました。

 

だけど、ゴロー丸はいつも笑顔で旅をしていて、

現地の人に敬意を払い、私が好きな旅の仕方をしていました。

新しく会う人達に、「オラ!」と必ず挨拶をし、時に無視されてもへこたれない。

だから、ゴロー丸に気を許す旅人もたくさんいたし、すれ違った程度の人でも。

 

それって凄いことだと思う。

私がすっかり失ってしまった、キラキラ旅人パワーを、

ゴロー丸はちゃんと持っていました。

いやもう、新米バックパッカーのキラキラパワーって凄いです。

 

ゴロー丸だけに限らず、今回の旅で出会った、そんな新米パッカーの子達も、 

みーんな、ずっと笑顔で、きらきらしてた。

旅に出られたことが嬉しくてたまらないってオーラが全身から出てた。

思いだすと、自分も初のバックパッカー旅の時は、そうだったなーとも思うし、 

今じゃ、怪しいセールスは近寄って来ないほど、

ある程度の貫録も出たのかなとは思うけど、 

初心忘るべからずって、どのことに対しても言えることなのかなーと。

 

人を疑うよりも、笑顔で旅すること。

やっぱり楽しく旅はしなくちゃ損だなと、

ゴロー丸を始め、そんな新米さん達を見て、改めて教えてもらいました。

笑う門には福来る!ってその通りだしね。

 

正直、しんどかっただろうけど。

私の旅スタイルは、自分じゃ思わないけど、

かなりハードだと言われるので。

 

多々、くだんない喧嘩もして、

読者の方は呆れられた方も多いかもしれませんが、(^_^;)  

それでも、進んでいく方法には、一切口を出さなかったゴロー丸は、

ちゃんと私の相棒の旅人でした。

 

私はこれからも、まだ見ぬたくさんの人に出会いたい。

ゴロー丸含め、新米パッカーさん達から改めて教えてもらったきらきらを、 

次の一人旅では、しっかりと胸に焼き付け、また旅に出たいと思います!!

 

では、南米旅を軽く振りかえっていきまーす!!


プロローグ状態で、ちょっとだけ寄っただけだったのに、

すでに大感動だったマイアミの海

天国の海岸ってマイアミの海のことだったんだ

 

そして、長年の夢だった、ボリビア入国!!

ラパスのこの混沌とした空気感の向こうに見える山の斜面の景色が、

本当に本当に好きでした。

女性が元気な国が好きだけど、ボリビアもそうだった。

おばちゃん達、たくましい!!大好き!!

月の谷への道のりも思い出深いけど、

忘れられないのは、市場で帽子を買った時に、

いつまでもいつまでも「グラシアス」って、 

手を合わせてくれたおじちゃんの姿。

 →ラパスの人間くさい日常が溢れる市場を歩く

 

そして、憧れのウユニ塩湖!!

 

真っ白の世界は、ひたすら楽しくて、

 

実際に佇んだ透明と青の世界は、それはそれは儚くて美しくて、 

人生ナンバーワンの世界だったー。

旅からのプレゼントをしっかり受け取ったかけがえのない景色。

 

とにかくここに真っ先に来たかったがために、

かなりのハードスケジュールにはなってしまったけど、

後悔は全くない。 

本当に宝物になったー。 

角度と時間ごとに姿を変えるウユニ塩湖の鏡張り

 

ウユニでの写真は、撮影センス、まだまだまだな自分ですら、

お気に入りの写真がとにかく多いです。

そして、お次の国、アルゼンチンは、

正直、あんまり興味がなくて、期待も何もしてなかったのに、

今や大好きな国ベスト3には入るくらい。

 

寄るつもりどころか、名前すら知らなかった小さな街、サルタを始め、

本当に本当に、アルゼンチン人、いい人ばっかり!!

次々と奇跡が起こるアルゼンチン旅が始まった

サルタには、また絶対にまた行きたいし、 

なんでだか、絶対にまた行く時が来るんだって信じて揺るがない気持ちがある。

縁って、きっとそういうことですねー。

 

プエルトイグアスも、素敵な人が多かった。 

 

でもって、自分の旅史上、一番苦労したのもアルゼンチンだったけど、 

あんなに優しい人が多い国じゃなかったら、

南米旅の思い出もまた苦い思い出になりつつあった気がする。

 

イグアスの滝では、もうもうもう、南米旅おわったー。。。

って思うようなハプニングもあったけど、

これまた、最後には笑顔で締めくくれたし。

かつてない旅先での大波乱

特に、プエルトイグアスの空は、 いつもいつも、素晴らしい青で、

この青は、ずっとずっとここを離れても私の目の前に広がるんだろうなって、

そんな気すらして。

 

実際、今も一瞬で、目の前に広がるのです。

行った町、全部ってくらい、大好きな町が増えて行った南米旅だったけど、

一番最後に、大好きになったのは、

ペルーに入国してすぐに向かった町、クスコ。

 

マチュピチュが素晴らしかったのはもちろんではあるけれど、

それよりも私は、毎朝宿を一歩出た時に拡がる、晴れた日のクスコの町の、

階段の上から顔を覗かせる景色が大好きでした。

 

クスコはもう最後の方の町だったけど、 

初めてラパスで吸い込んだあの空気と、

大好きになったすり鉢状の町の斜面の景色、

クスコで見るこの景色の色も、ほんのちょっと似てた。

だから、ちょっと懐かしいとすら感じるその気持ちがなんだか心地よくて、

すっかり南米の虜になったなぁと思い知らされるように、穏やかに過ごせた町。


 
そして、明るくて、フレンドリーな人が多くて、

ヘイ、アミーゴ!って握手してくるおじさんの声が、今でも聴こえる気がする。

 

そして、ここでも忘れられない切ないような、

でも優しい気持ちになれるような、そんな瞬間もあった。

ふと思い出すのは、こんな瞬間

 

なんだか南米旅は、そんな忘れたくないおじさん達との出会いが、

凄く凄く印象的でもあったなー。

 

リマはもう、いつか絶対リベンジ!!

そのためには、スペイン語をしっかり研鑽しないとです。

噴水公園と、パパイヤとメロンを食べ間違えてお腹を壊したゴロー丸と、

最後の最後まで、くだんない理由で大ゲンカした思い出です。はは。。。

 

そして、そんな私は、帰国後、

さーて、何キロ痩せられたかなぁって楽しみに体重計に乗ったら、 

あんな移動続きの過酷旅にもかかわらず、2キロ太っていて、

普段、甘いもの大好きで体重が増えてくばかりのゴロー丸は、

まんまと3キロ痩せていたのでした。

 

いや、うすうす気づいてたけどね。。。 

アルゼンチンのバスで出たチョコレートづくしあたりから、

ジーンズの感じがね。。。

 

その辺も、初パッカー旅で5キロ痩せて帰ってきたというきらきらを失って、

すっかりふてぶてしく、

いやもう文字のまんま太々しくなりやがった自分を省みますよねー。。。

 

これ、イギリス人の生徒に話したら、大笑いされたんですけど、 

ゴロー丸かわいそう。想像付くって。

 

話は戻りますが、今回もこの旅についてきてくださった、読者のみなさま。

最初の旅の頃から、読んでいてくださる方も、

新しく旅に加わってくださった方も、

こいつ本当馬鹿だなーって思うことが、たくさんあったと思いますが、

なるべく、気持ちだけだったとしても、

今この時間を一緒に旅している感覚を届けたくて、 

書き綴りましたが、いかがでしたか?

書き綴ったというより、書き殴ったということもたくさんありますが。。。

 

このブログを始めた時から目指してきた、

読んでくれた方が、日常から離れて束の間の旅気分になって、

一息ついてもらえるブログを書く!というテーマですが、

本当にちょっとでも、そんな気分をお届け出来ていたら本望です。

一緒に、南米を旅した気持ちになっていただけていたら嬉しいです。

 

 

 

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執筆者:


  1. ろっしぱぱ より:

    敵な…旅をありがとうございます!!!

    今回は…色が鮮やかな旅の印象が

    残りました!!!

    飛行機がダメな自分には…

    いつも…ブログ…むっちゃ楽しみにしてます!

    で…次の旅は…?!(笑っ)

  2. 仙台-じゅん より:

    ありがとうございました。

    今回も、一緒に、旅させていただきました。
    もはや、今の私では、とても行けそうにない場所の連続で、いつもながら楽しかったです。
    それに、ゴロー丸のブログまであって、逆の側からどんなに見えてたのかって、ほんと興味津々でした。

    次はいつ?どこ?

  3. ふるふる より:

    羨ましいです!
    でも現在、スペイン語を勉強中。
    一区切り着いたら私も南米を回る予定です!
    すごく参考になります!
    おつかれさまでした!

    また次の旅への準備ですね!

  4. くみりん より:

    お帰りなさい!

    今回のサヨさんの旅の途中、それもほとんど後半から参加したくみりんです。いいね!が一人ひとつなのが残念!もっと押したい!これから今までの記事も遡って拝見していきたいと思います。

    くみりん2017-11-10 07:54:53

  5. ✿リンとなな✿ より:

    先ずはお帰りなさい(o^-‘)b

    旅の途中でアルゼンチン入りと書いてあったので、後輩家族が永住した国だった事もあって、そこからは最後まで 興味深く読み進めていきました。

    ウユニ塩湖も、画像を通してでしたが ホントに幻想的で素晴しかったです。
    色々、想い出にのこる新婚旅行で良かったね♡

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Sayo

バックパッカー。
一人旅が好きで、定期的に海外へ飛び出しています。
好きな過ごし方は現地の人達と笑うこと。
読者の方が旅気分になってもらえる記事を目指して、日々書き綴っています。
負の世界遺産多め、陸路移動がメインです。

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