バックパッカーの旅先あれこれ

実のところ親日とか反日とかって?

投稿日:2020-01-30 更新日:

旅行に行こう!と決めて、新しい国について調べている時、個人的に結構気になるのは、

外国人に優しい国かな?日本人の印象はどうなんだろう?って事です。

でも、どんな国でも、行きたい!って思って飛びこんでしまえば、

帰国後には楽しい思い出が残るものですが。

 

テレビでは、日本人はどこに行っても歓迎されて、いいイメージを持たれて、愛されていて。。。

なんて言ってますけど、実のところどうなんでしょう?

今日は実際、バックパッカーとして周ってみた町でどんな風に感じたかを書きたいと思います。

 

まずは、親日の国代表くらい言われている台湾の個人的イメージ

グループで1回、一人旅で1回行ったけど、それぞれ感じ方が違いました。

グループで行った時は、一時期住んでた事のある人と行ったので、

現地の人にとってもどこか雰囲気でわかるのか、凄くカタコトの日本語で話しかけてくれて、

また絶対来たいなって紛れもなく思ってました。

 

が、一人旅で行ったら、ちょっと雰囲気違った。

嫌な感じは受けなかったけど、一人で旅するにはちょっと寂しくて、

特に話しかけられることもなくて、もう一人では来ないなって思ってました。(笑)

たぶん、私が他の途上国含め色んな町に行き過ぎて、

ストレンジャーであることに贅沢になっちゃったのかもしれないです。

こういう感じの賑やか都会は、誰かと行った方が楽しいのかもしれないですね。

 

まぁ、グループの時も一人旅の時も、日本人だからという理由関係なしに、

ちょっとした揉め事はあったし。

全ての人が親日って言うのは、言い過ぎなんじゃないかと。

でも、距離色々含め日本人が気軽に行ける国である事は、間違いないです。

 

フレンドリーな

親日かどうかは関係なく、フレンドリーって言われている国は、

旅してて住みたい!って思うくらい、居心地良かったです。

 

特に南米。

本当にイメージ変わった。あんなに楽しいところだと思わなかった。

こんなこと言っちゃうとタイトルに対して、身も蓋もないんですけど、

親日でも反日でもないって感じでした。

もちろん、個人的に日本が好きでいてくれる人もいたんですけど、

行った町自体が、そもそもアジア人が珍しいって感じだった気がします。

 

ラッキーな事に、優しくしてくれる人が多くて、フレンドリーな人がたくさんいました。

まぁ、言葉自体がわかんないから門前払い状態って事も、買い物なんかではあったんだけど、

本当に、助けられて旅を続けられているってことを実感させてもらった場所でした。

 

それからもはや、よくわかんないインド。

もちろん、反日だとは一切感じなかったけど、

親日って言ってても、それは親日なのかわかりません。

なぜなら、そんなこと言ってても、インド人平気で嘘つくからです。

本当の本当はわからないから、こっちも惑わされたし、本気で怒ったりもしたけれど、

とにかくパワーいっぱいで、使うし貰うし、楽しかったな。インド。

 

そして、インドの上にある国ネパールは、ずっと書いてるけど本当に大好き。

日本人が好きなんだよって言って、ただ話だけをしに来てくれる人、とっても多かった。

最後に必ず、「僕の店に来て」って言うインド人とは違って。(笑)

東南アジア旅に引き続き、一人旅でもちっとも寂しくなかったネパール旅でした。

カトマンズのポカラピースのオーナー、ラジュさん。

日本に住んでた事もあるそう。

今でも、しょっちゅうメールしてるくらい大好きな人です。

とは言え、日本語が話せるホテルオーナーは、ラジュさんみたいないい人ばっかりではなかったから、

そこだけは要注意だけど。

でも、ネパールも絶対、日本人にとっては旅しやすい国です。

 

親日だって聞いただけど。。。

 

ここからも、超個人的に感じたことです。

結局、旅って出会い運とかもあるし、

私にとっては、出会った人でその土地の思い出が決まったりもするので、

たまたま私が旅した時に感じたことです。つまりただの運です。

 

ポーランドは親日って聞いてたけど。。。

もちろん、この人は、日本人を好きでいてくれるんだろうなって人との出会いも何度かありました。

 

私の中で、ポーランドが世界の中で一番行きたい国だった頃に思ってた理由は、

興味のある、負の世界遺産のアウシュビッツが世界一有名だからってのと、

とにかく親日が多い国だからって聞いてたのがあったからです。

でも、そんな風に勝手に聞いただけの話で理想を膨らまし過ぎたから、

いざ行ったら、あれ?って事が多かったんです。

杉原千畝さんの偉業=親日ってするには、あまりにも短絡的過ぎなのかもしれないですね。

まぁ、ポーランドだけではなくヨーロッパ旅全体的に、行った国が良くも悪くも、フレンドリーとは言い難い、

おとなな人達の国って感じではあったんだけど。

 

現地の人は、日本人というより、アジア人ひとくくりで、

日本人なのか中国人なのか、はたまた違う国なのかよくわかんない人がほとんどだったと思います。

でも、正直そのアジア人括りで、凄い居心地が良くなかった街もありました。(あ、それはポーランドではないです)

まぁ、ヨーロッパも一人じゃなくて、誰かと行った方が楽しい国なんだと思います。

 

その中でも、とりわけ居心地良かったのは、ハンガリー。

ヨーロッパ旅で周ってた他の国に比べて、差別的なのも一切感じず、壁を作って来ない人が多かったです。

ブダペストは、第一印象があんまり良くなかったから、かなりギャップもあったし。

公園で、仲良くなった楽しいおばあちゃん達。

ヨーロッパ旅で行った国の中で、ハンガリーは一番南だから。

私にはやっぱり、南の方の国の方が合っているのかもな。

 

個人的には、ミャンマーもあれ?って思った。

泊まってた宿の日本語ぺらぺらな従業員フミヤさんのおかげで、

これまた、一人旅でも全然寂しくなかったし、遺跡巡りはすっごく楽しかったけど、

観光してて、日本語で挨拶される事も一回しかなかったし、

親日って本当?ってのが、正直な感想でした。

同じ東南アジアなら、カンボジアの方が凄く親日感あった気が。。

 

とは言え、これもただの個人的な思い出からなので、また次に行ったら、

大好きな国!って心から言えるくらいの出会いがあるのかもしれませんけど。

 

あ、もちろんもう一回行く気、満々です!!

 

 

やっぱり反日のなんですか?

 

海外では、人種の壁があって、○○人ってのははっきりあるんだ、と初めて思い知ったのは、

今、古い日記から移行中でもありますが、ニュージーランド留学です。

 

それは、ニュージーランド人と日本人っていう関係だけじゃなくて、

日本をとりまく色んな国の人達の気持ち。

それから生まれた国じゃない場所で生活する意味、

それによって生じる色んな問題。

移民の国、ニュージーランドだからこそ、その後、世界を旅するようになる前の、

色んな知識をつけさせてくれた国でした。

 

まず、アジア人差別。

これは、誰が何と言おうがありました。

実際に、経験しました。不運だったのかもしれないけど。

 

いざ、そのされる立場に立ってみると、傷付いたし、もちろん気持ちのいいものじゃないし、

目に見える景色の色が、すっかり変わって見えちゃうし。

 

でも、それでも挫折することなく、最後には宝物って思えるくらいの毎日を送れたのは、ホストファミリーの存在は大きかったです。

ロトルアにて。

それから、ニュージーランド人だけではなくて、

いわゆる日本と対立してるって言われる近くの国の人のこと。

まだ、留学日記は思いっきり途中なんで、詳しいエピソードは今回は書かないけど、

私は個人的には、足を向けて寝られないくらい感謝しています。

個々で付き合えば、本当に日本人とは心が通じ合えて、優しくしてくれる人達だって知ってるから。

今も、旅先で出会ったら、仲良くなれる事多いです。

 

その事を知る事ができたのが、ニュージーランドに留学して、

凄く大きなことの1つだった気がしています。

結局は、ほんっとうに反日らしいよ、散々な目に遭ったよと、

旅友なんかから聞いた国に対しては、避けてるからわかんないけど、

日本人の中にも、十人十色なように、人によるとしか言えないですね。

私が大好きって言ってる国だって、人が変われば大っ嫌いって言う人だっているわけですし。

 

もちろん、運良く犯罪的なものにまでは巻き込まれてないから、

大嫌いな国はないだなんて言えてるんだと思いますし。

あんまり日本人が行かないような、田舎に行けば大抵、歓迎されてきたけど、

日本人というだけで、事件が起きている街もあるわけですし。

 

ただ、テレビで言われているように、日本人はどこに行っても歓迎されるとも思わないです。

日本人は、愛されている人種だなんて、お門違いもいいとこ!!

現に、日本人が全員礼儀正しいってわけでもないですし。

もう、最低だな、同じ国民だと思われたくないなってことも、数回目撃しましたし。。。

 

でも、新しい国に行って、大事なのは、心を開いてみることなのかもしれないです。

マイナス思考になっちゃうことも多々あるけど、落ち込んでも、次の日は心を入れ替えてみること。

せっかく、興味があって、わざわざ海を超えてはるばる来たんだから。

それも、呼ばれたからです!

そしたら、新たな良き出会いがあって、180度世界が変わるかも!

 

だから、結局のところ、親日だとか反日だとかは、そんなにない。

のだと思います。

 

 

そんな色んなエピソードはこちらから →旅日記

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Sayo

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